車検・点検・メンテナンス
更新日:2015.07.17 / 掲載日:2015.07.17
台風や大雨による車の故障を防ぐ対策について

近年ゲリラ豪雨などの発生件数が増え、
道路の冠水などによる車の水没などの報道をよく見るようになりました。
そこで、大切な車を台風や大雨による故障から防ぐには、
どうしたらいいのか、まとめてみました。
車カバーなどで保護する
一戸建てやマンション住まいの方でも、
屋内駐車ではなく、屋外に駐車している方が多いのではないでしょうか。
なかなか車庫という家も少なく、多くは屋根だけをつけた駐車スペースや、
近くの駐車場を借りている方が多いかと思います。
そういった場合、台風により飛来物などでガラスが割れることもあるので、
車カバーや毛布などでガラスを守りましょう。
この際、風で飛ばされないようにしっかりと固定をしましょう。
毛布の上に車カバーをかけると保護効果が高くなるのと同時に、
毛布が濡れずに済むので、後片付けが楽になります。
また、万が一に備え、車内にはなるべく物を置かない事をおすすめします。
屋内駐車場に避難する
台風の進路や、規模により被害状況が変わります。
ゲリラ豪雨と違い台風の場合は進路予想などが報道されるので、
近くに屋内駐車場などがあれば台風が近づく前に退避させ、
台風が過ぎるまで置いておきましょう。
その際注意が必要なのは、地下駐車場に停めてしまうと、
場合によっては浸水の危険もあるので、2階以上に停めることをおすすめします。
また、屋内でもスロープ部分が外の場合もあるので、
出来るだけ雨風が当たらない場所に停車しましょう。
保険に入った方がいい?
車を所有している人は必ず自賠責保険に加入していますが、
この保険だけだと台風や大雨による洪水での被害に対しては補償されません。
自動車の保険はその他に任意で加入する自動車保険というものがあります。
この保険の中に含まれている車両保険は、天災(地震や噴火など)は対象外ですが、
台風・竜巻・洪水・高潮は補償されます。
万が一に備えて、保険の加入や見直しをおすすめします。
これから台風が多くなる時期になるので、
いざという時に備えて今から対策を考えてはいかがでしょうか。