車のメンテナンス
更新日:2026.06.05 / 掲載日:2026.06.05
新型マツダCX-3、2027年後半に日本登場! マイルドHV搭載でタイから上陸

新型CX-5がフルモデルチェンジを果たしたばかりのマツダだが、1桁ネーミングのコンパクトSUV「CX-3」にも次期モデルがスタンバイしていることが明らかになった。デビュー時期は2027年後半を予定。マツダ自身がその存在を公式に認めたことで、期待は一段と高まっている。
きっかけとなったのは、2026年5月12日に開催されたマツダの「2026年3月期通期決算」発表会だ。この場で毛籠勝弘代表取締役社長兼CEOが次期CX-3の国内投入を明言。まず2027年にタイで発売し、その後、日本やASEAN各国へ輸出する計画であることも合わせて発表された。次期型もタイのAAT(オートアライアンスタイランド)で生産されることはすでに明言されており、実は現行型も2022年からタイ生産に切り替わっていた。
エクステリアデザインは、新型CX-5にも通じる骨太でダイナミックなイメージへと進化する見込みだ。塊感のある造形でSUVとしての存在感をより強調したスタイリングになるとみられ、現行型比でひと回り成熟した雰囲気となりそうだ。
パワートレーンについては、現行型に設定されていた1.8Lディーゼルターボエンジンは廃止となる。代わりに1.5Lガソリンエンジンをマイルドハイブリッド化したシステムを搭載する模様。ストロングハイブリッドやバッテリーEV(BEV)のラインアップは見送られる予定で、これらの電動化モデルについては別ネーミングの車種として展開されることになりそうだ。シンプルなマイルドHV専用モデルとして、日常使いでの使いやすさと燃費性能を両立させる方向性を打ち出してくる可能性が高い。
一方で注目すべきは、コンパクトカー「MAZDA2」の動向だ。MAZDA2は2026年8月末をもって日本向けの生産を終了することが決まっており、一時的にマツダのコンパクトクラスがラインアップから姿を消すことになる。その空白を埋める形で、次期CX-3が2027年に国内へ投入されることになる。毛籠社長自身も「マツダ2に代わってマーケットをカバーしていく」と語っており、次期CX-3がコンパクトセグメントの主力を担う重要な役割を果たすことになりそうだ。
2015年のデビューから約12年。次期CX-3は、現行型で培ったコンパクトSUVとしての魅力を受け継ぎながら、マツダの最新デザイン言語と電動化技術を融合させた新世代モデルとして生まれ変わる。2027年後半の日本上陸に向け、続報に注目していきたい。