車のメンテナンス
更新日:2025.08.24 / 掲載日:2025.08.16
アクアが今秋マイチェンへ!内外装と安全装備に大幅アップデートの兆し

トヨタのコンパクトハイブリッドカー「アクア」が、今秋にもマイナーチェンジを受ける見込みだ。本誌独自調査によると、今回の改良は単なる仕様変更にとどまらず、エクステリアとインテリア、さらに予防安全技術の強化など、多岐にわたるアップデートが計画されているという。
外観では、バンパー形状やヘッドライトの意匠に手が加えられ、現行モデルよりもシャープで洗練された印象へと進化する模様。その意匠はプリウスやクラウンクロスオーバーのようなハンマーヘッドデザインを採用する可能性が高い。特に、上級グレードには専用デザインのホイールやメッキ加飾が採用される見通しで、シンプルな中にも上質さを感じさせる仕上がりになりそうだ。リア周りにも小変更が加わり、よりワイド感を演出することで、コンパクトカーながら存在感のあるスタイルを目指す。
内装では、シート表皮や加飾パネルの質感向上に加え、新デザインのステアリングホイールやシフトレバーの採用が予想される。また、最新のコネクティッドナビやディスプレイオーディオの改良により、操作性と視認性も改善される方向だ。Zグレード以上には、メーターがフル液晶化される可能性も取り沙汰されている。さらに電動パーキングブレーキも採用され、高級路線へシフトするようだ。
さらに注目すべきは、トヨタ最新の「Toyota Safety Sense」への対応だ。これまで搭載されていた衝突被害軽減ブレーキやレーンキープアシストに加え、交差点対応の機能やプロアクティブドライビングアシストなど、上位モデルと同等レベルの先進安全装備が採用される可能性が高い。軽自動車からの乗り換え層や初めてのクルマ選びをするユーザーにとって、大きな安心材料となるだろう。
パワートレーンについては大きな変更はない見通しだが、制御系の改良により、燃費性能と加速フィールのさらなる向上が図られるという。WLTCモード燃費で現行の35.8km/L(Bグレード)を超える可能性も十分にある。
正式発表は2025年10月前後とみられており、すでに一部販売店では改良モデルの事前受注が始まっているという情報もある。トヨタのロングセラーとして支持を集め続けるアクアが、どのような進化を遂げるのか。正式発表に注目したい。