車のメンテナンス
更新日:2025.06.05 / 掲載日:2025.06.05
ガチで使える仕事バン、日産キャラバンが25年夏にさらに快適&安全に進化する!

日産キャラバンが2025年8月に、2025年モデルに進化する。ライバル・ハイエースを徹底的に意識しながら、プロの現場で本当に求められている装備を実直に盛り込んでくる模様だ。今回の改良は、法規対応を機に「長距離を走るユーザーの疲労軽減」、「積載時の安全性」、「先進装備による快適性向上」に真っ向から取り組んだ内容となる。
まず、ガソリン車にクラス初となるインテリジェントクルーズコントロールを設定。先行車に合わせて滑らかに減速・加速し、高速移動や長距離巡航時の負担を大幅軽減。空荷でもフル積載でも制御バランスが良く、「人が運転してるような自然さ」がキモで、真っ向ライバルトヨタ・ハイエースには未設定という点もアドバンテージとなるだろう。
さらにカーナビも刷新され、純正9インチ大画面モデルが新たにラインアップされる。アラウンドビューモニターとの連携で安全性も向上し、インパネと一体化されたデザインで、フローティング式ナビにありがちな画面のブレも回避する、としている。
また、インテリアでは日産の海外向け高級ブランドインフィニティの乗用車技術を応用した「新素材スパイナルサポートシート」を採用。低反発ウレタンで着座面が広がり、長時間運転でも腰や太ももへの負担が激減。地味に効くが、体感するともう戻れないだろう。
加えてドライバーのうっかりミスを減らすための「先行車発進お知らせ」や「タイヤ空気圧警報システム」を全車標準装備。空気圧の低下は燃費にも直結するため、プロの足には嬉しい配慮だ。このように大盤振舞の装備追加となる模様だ。
そして注目なのが、ブラック仕様の「Outdoor Black Edition」の新規設定だ。プレミアムGXをベースに、ブラックバンパー、ブラックドアハンドル、ブラックグリルなどを装備。キャンパーやアウトドア架装ベース車としての魅力を底上げ。ボディカラーも5色の特別塗装色が用意されており、完全に“映えるバン”仕様となるだろう。
このようにキャラバン2025年モデルは、改良というより“刷新”に近く、安全性・快適性・装備の質感、どれも現場目線で進化しており、ハイエースと真っ向勝負を挑む!