車のメンテナンス
更新日:2024.12.10 / 掲載日:2024.12.10
新世代パワートレーン採用でマルチパスウェイを具現化するトヨタ次期ヤリスクロス

2代目となるトヨタのコンパクトSUVヤリスクロスが2026年に登場することになる模様だ。現行型と同じくGA-Bプラットフォームを採用するコンパクトカー・ヤリスと同時のフルモデルチェンジを目指して開発が進んでおり、パワートレーンは刷新されるが、GA-Bプラットフォームはさらに磨きを掛けて進化するだろう。
現代においてクルマのフルモデルチェンジとなると、すぐにバッテリーEVをラインアップすると予測する向きが多いが、トヨタはバッテリーEVをラインアップするものの、あらゆる選択肢を用意するマルチパスウェイ戦略をとっている。
次期ヤリスクロスもデビューから数年後の未来には、バッテリーEVのラインアップを目指しているが、まず登場してくるのが純ガソリンエンジン車とガソリンエンジンと組み合わされたハイブリッドシステムだ。廉価モデルには現行型の1.5L直3ガソリンとモーターを組み合わされたハイブリッドシステムを改良して継続採用。さらに上位モデルと欧州向けヤリスクロスには、新開発の1.5L直4ガソリンエンジンとモーターを組み合わされたハイブリッドシステムが搭載される。
この1.5L4気筒ガソリンエンジンは、欧州の厳しい排出ガス規制に対応しながらも、従来型エンジンよりも高出力でコンパクトな設計で、より洗練されたエクステリアデザインの採用にも寄与するはず。
次期ヤリスの姿も気になるが、手頃なサイズにスタイリッシュなエクステリアデザインで今なお人気の高いヤリスクロスの次期型の進化に期待大だ!