車のメンテナンス
更新日:2024.12.10 / 掲載日:2024.12.08
ホンダ新型CR-V、燃料電池自動車だけでなく、ハイブリッド搭載車も2025年に発売へ!

2024年7月に、一度はラインナップから消滅していたホンダのSUVが燃料電池自動車「e:FCEV」として日本市場で復活した。日本市場では消滅、復活を繰り返しており、5代目は2022年まで販売されたが6代目にバトンタッチすることなく消滅した。しかし、燃料電池自動車として復活したものの、燃料電池自動車の普及促進に協力している自治体や企業、一般ユーザーへリース形式で販売するモデルだ。
「CR-V e:FCEV」は、外部からの充電が可能なプラグイン機能を持つ燃料電池自動車で、水素満充填/バッテリー満充電時の走行距離は約621㎞とアナウンスされ、一充電走行可能距離は約61kmとされるが、リース形式であり、車両価格もFFのみの809万4900円とかなり高額だ。

ホンダは日本国内で、エントリーモデルのWR-Vからミドルのヴェゼル、さらに大きいシビックベースのZR-Vまで展開しているが、この6代目CR-Vのハイブリッドモデルであるe:HEVを投入するという情報をキャッチした。
6代目CR-Vは「CR-V e:FCEV」で全長4805mm、全幅1865mm、全高1690mmとマツダCX-60と大差ない大型ボディを採用している。この大型化されたCR-Vの一般販売可能なモデルを投入することで、SUVラインアップを完成させようとしているのだ。

デビュー予想時期は2025年中頃。現在ラインアップされている「CR-V e:FCEV」は北米で生産されているが、e:HEVを搭載したハイブリッドモデルはアコードのようにタイで生産され、日本へ輸入される可能性が高い。専用フロントマスクを持つ「CR-V e:FCEV」とは異なり、通常版のCR-Vは大型のフロントグリルが特徴で、すでにタイ市場で販売されているスポーティモデルの「RS」が導入される可能性が高い。
走行性能の高さに定評のある6代目CR-Vのe:HEVモデル。日本でハンドルを握れる日が楽しみだ。