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更新日:2022.05.13 / 掲載日:2022.05.13
サポートカーに乗りたい人 60代で大幅増加 SOMPOで乗ーる
DeNA SOMPO Carlife(本社:東京都渋谷区)が運営しているクルマ定額サービス「SOMPOで乗ーる」は、免許を持っている、もしくは持っていた20歳以上の男女27,050人を対象に、サポートカー(以下サポカー)についての意識調査を実施し、その調査結果を5月12日に公表した。同アンケートは、2022年4月11日~2022年4月24日の期間にインターネット上で行われたもの。
■サポートカー(愛称:サポカー)とは?
衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置などの安全運転支援装置が搭載された安全運転をサポートする機能を備えた普通自動車。
視力・判断力などの衰えによる運転への不安 40代から増加傾向に
運転の際、もっとも不安に感じられることは何かと聞いたところ、20代・30代は「運転経験不足による」運転への不安が大きいが、40代以降からは「視力・判断力などの衰えによる」運転への不安が増加する傾向に。
一方で、「特に不安がない」ドライバーは全世代で40%以上、80代以上のドライバーでも47.5%存在しており、運転への不安の感じ方は個人差が大きいことがうかがえる。
サポカーを知っているか? 70代が35.5%で最多
サポカーを知っているか聞いたところ、「サポカーをよく知っている」「サポカーの名前を聞いたことがある」を合算すると全世代75%以上と、世代を問わず一定の認知があることがわかった。
その中でも「サポカーをよく知っている」にしぼると、年代が上がるほど高くなる傾向があり、一番高い世代は70代の35.5%だった。政府・警察の啓発活動や自身の年齢変化により、知る機会が増えたと推測される。
次のクルマは必ずサポカーにしたい 60代から大幅増加
続いて、次のクルマはサポカーへ乗りかえたいか聞いたところ、「必ずサポカーにしたい」「できればサポカーにしたい」を合算すると全世代60%以上となり、世代を問わず一定の乗りかえ意向があることがわかった。
その中でも「必ずサポカーにしたい」にしぼると、50代の23.1%から60代の37.6%で大きく増加が見られ、60代はクルマの安全運転のために実際に行動を取り始める年代であることがうかがえる。
免許返納した年齢 見通しが立ちづらい理由が上位にランクイン
免許を返納した理由について聞いてみると、「クルマを運転する機会がなくなった」が36.1%でトップに。続いて、「安全に運転する自信がなくなった」の25.8%、「あらかじめ返納する年齢を決めていた」が14.7%と続く。免許を返納するにあたり、見通しが立ちづらい理由が上位となっており、計画的な免許返納は行いづらいという実態がわかった。
免許を返納した年齢 70代が47.9%で最多
続いて、免許を返納した年代について聞いてみると、「70代で返納」が47.9%で最多となり、「60代で返納する」の19.3%と比べて28.6ポイント増加。続いて「80代で返納」の18.0%という結果となった。60代から免許返納を意識し始めるが、大多数の人は70代で免許返納することがわかった。
調査概要
株式会社DeNA SOMPO Carlifeと同じSOMPOグループの損害保険ジャパン株式会社が運営する「SOMPO Park」会員を対象に調査を実施。
調査対象:免許を持っている人もしくは持っていた人/20歳以上の男女
調査人数:27,050人(20代674人、30代1,629人、40代3,864人、50代7,781人、60代8,254人、70代4,271人、80代577人)
調査期間:2022年4月11日~4月24日