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更新日:2022.04.04 / 掲載日:2022.04.04

【マセラティ グレカーレ】BEVも計画される期待のミドルクラスSUV

文と写真●大音安弘

 マセラティジャパンは、2022年4月1日、東京・代官山T―SITEで、新型SUV「グレカーレ」の日本初披露を行った。

レヴァンテの弟分になるミッドサイズSUV

 グレカーレは、2022年3月22日、イタリア・モデナにて世界初公開されたばかりのマセラティの新型SUVだ。同ブランド初のSUV「レヴァンテ」の弟分となるモデルで、ラグジュアリースポーツブランドであるマセラティに相応しいスタイリッシュなスタイルが与えられている。その流麗なスタイルからコンパクトな印象を受けるが、ボディサイズは、全長4859mm×全幅1979mm×全高1659mm(トロフェオの欧州値)とミッドサイズSUVに相当する。

マセラティ初のBEVを含め充実したラインアップを計画

グレカーレ GT

 グレカーレ最大の特徴は、マセラティブランド史上、最も充実したラインアップが計画されていることだ。第一弾として発表されたのは、マイルドハイブリッド仕様の2.0L4気筒ターボエンジンを搭載する最高出力300psの「GT」と最高出力330psの「モデナ」。さらにMC20と同じ3.0LV6ターボエンジンを搭載し、最高出力530psを発揮する「トロフェオ」の3モデルだ。さらに1年後には、マセラティ史上初の100%電動化SUVとなる「グレカーレ フォルゴーレ」が加わるという。

日本初上陸モデルをチェック

グレカーレ GT

 日本初上陸を果たしたのは、欧州仕様のハイパフォーマンスモデル「グレカーレ トロフェオ」だ。ボディカラーは華やかなイエロー「Giallo Corse」を纏い、インテリアはブラックが基調となる。いち早く最新のマセラティを見るために、出向いた熱心なマセラティファンだけでなく、T-SITEを訪れた人たちからも多くの視線を集めていた。

 早速、実車をチェックしてみると、エクステリアは、他のマセラティと共通するディテールが多く取り入れられているが、より若々しさが強調されたスポーティなものだ。もちろん、同社初のSUV「レヴァンテ」の弟分と直感できるフォルムに仕上げられている。ただ劇的に異なるのは車内。既存のマセラティよりも、さらにデジタル化が推進されており、フルデジタルメーターパネルに加え、12.3インチもの大画面のインフォメーションディスプレイとエアコンなどの操作用の8.8インチタッチスクリーンも備わる。その2枚のスクリーンの間には、なんと横配列のシフトスイッチが並ぶ。もちろん、MTモードが備わるので、ステアリングコラムには、巨大なパドルを備えているのも、マセラティらしいところ。そのシフトが省かれたセンターコンソール付近のスペースは、小物入れとして有効活用されている。ユニークなのは、ダッシュボード上部に収まる時計も、スマートウォッチ化されていること。伝統のアナログ時計もデジタル表示化することで、複合的な役割を与えているようだ。キャビンスペースは、ミッドサイズSUVなので、前後シートも共にゆとりがあり、座り心地も上々。SUVとしての快適性も備えつつ、マセラティらしいパフォーマンスも期待できるため、試乗の機会が待ち遠しくなったほどだ。

6月上旬からオーダー受付開始で価格は800万円後半から

 注目される日本での販売のタイミングだが、2022年6月上旬より全国正規ディーラーでオーダー受付を開始し、デリバリーは2023年上旬より開始される予定だ。価格は、800万円後半からとしている。納期まで時間がかかるため、他のマセラティをデリバリーまでの6カ月~18カ月の間の期間で契約できるファイナンスプログラム「ウノ・リベルタ」も用意。金利0%と残価保証を行うことで、乗り換えに不安のないプランとなっているという。

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大音安弘(おおと やすひろ)

ライタープロフィール

大音安弘(おおと やすひろ)

1980年生まれ。埼玉県出身。クルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者に転身。現在はフリーランスの自動車ライターとして、自動車雑誌やWEBを中心に執筆を行う。歴代の愛車は全てMT車という大のMT好き。

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1980年生まれ。埼玉県出身。クルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者に転身。現在はフリーランスの自動車ライターとして、自動車雑誌やWEBを中心に執筆を行う。歴代の愛車は全てMT車という大のMT好き。

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