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更新日:2022.03.24 / 掲載日:2022.03.24
アルファロメオ 新型ハイブリッドSUV「トナーレ」欧州受注開始

アルファロメオは現地時間の3月22日、ハイブリッド仕様の新型コンパクトSUV「トナーレ」のローンチバージョンとなる“EDIZIONE SPECIALE”を発表、欧州での受注を開始した。
ローンチバージョンは130hpの1.5L 4気筒エンジン搭載


トナーレはアルファロメオ初のコンパクトSUV。2022年2月に初公開され、官能的かつ未来指向のデザインが話題に。また、ハイブリッドモデルおよびプラグインハイブリッドモデルというラインアップも注目されていた。
今回受注を開始した同モデルは、最高出力130hpの1.5L 4気筒エンジンと新型7速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、さらに48V・15kW、55Nmの“P2”と名付けられた電気モーターを搭載するハイブリッドモデル。近く、最高出力160hpのハイパワーバージョンも設定される予定だという。
20インチアルミホイール、レッドブレーキキャリパー、マトリクスフルLED(アダプティブシステム)、プライバシーウィンドウ、アルミ製シフトパドル、レザーステアリング、キーレスエントリー、ハンズフリーパワーリフトテールゲート、ワイヤレス充電パッドといった装備を揃え、スポーティさと利便性を兼ね備えた車両に仕立てられている。
なお、トナーレは今後、ベースグレードの「Super」と上位グレードの「Ti」の2グレード展開で販売される。それぞれ、「Super」には「Sprint」パック、「Ti」には「Veloce」パックという専用のカスタマイズパックがオプションで用意され、パフォーマンスを向上させることが可能となっている。
先進のコネクティビティとソフトウェア搭載


同モデルには、ドライブエクスペリエンスを向上させるための装備として、先進のコネクティビティとソフトウェアを搭載。インフォテインメントシステムは、Android OSとOTAアップデートによる4G接続により、コンテンツや機能等を常に最新の状態に保つことが可能に。このシステムは、フルデジタルの12.3インチスクリーンとメインの10.25インチタッチスクリーンユニットという2つの大型スクリーンで操作や確認ができる。また、先進運転支援システム(ADAS)を採用し、レベル2の自動運転が可能となっているほか、アダプティブクルーズコントロール、F/Rセンサー+リアビューカメラ、交通標識認識といった機能も備える。
そのほか、市販車として初めてNFT(non-fungible token)技術を採用、個々の車両にリンクされる電子証明書により車両データやメンテナンス記録の管理を可能としている。
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