カーライフ
更新日:2022.03.08 / 掲載日:2022.03.08
車売却に関する調査 業者選びのポイントは? 日本トレンドリサーチ

日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は3月8日、自動車リサイクルや中古自動車部品の輸出・販売を主に展開する会宝産業と共同で「車の売却」に関するアンケートを実施し、その調査結果を公表した。同アンケートは、車を売却したことがある全国の男女1,323人を対象とし、2022年2月26日 ~2月28日の期間で調査したもの。
車を売却した理由 「買い替え」が78.6%でトップに


車を売ろうと思ったのはどのような時か聞いたところ、78.6%が「買い替え」と回答し、もっとも多い結果となった。また、「免許証の返納」と回答したのは2.6%となっており、今後はそのような理由で愛車を手放す人も増えると推測される。
次に、車をどこで買い取ってもらったことがあるかを聞いたところ、「買い替え時の下取り」と回答したのが70.4%と、多くの人が買い替え時にそのまま下取りをお願いしていることが判明した。その一方で、「中古車買い取り業者」との回答が43.9%となっており、買い替えの場合でも下取りには出さず、別の場所で売却する人も一定数いるという結果となった。
56.9%が「買取価格」で売却先を決定 続いて30.8%が「手続きのしやすさ」と回答

続いて、売却先を決めた理由(※複数回売却の経験がある場合、最近車を売却した時のことについて回答)について聞いたところ、「買取価格」と回答した人が56.9%ともっとも多く、次いで「手続きのしやすさ」が30.8%に。買取価格を重視するだけでなく、「どれほどスムーズに手続きできるか」ということも重要なポイントになっていることがわかる。
車を売却する際に相見積もりを取るか調査 過半数が「はい」と回答


売却先を決めた理由として「買取価格」「手続きのしやすさ」などが挙げられていたが、売却先を選ぶ際にどれほどの人が相見積もりを取っているか聞いたところ、52.5%が「はい」と回答。
次に、「はい」と回答した52.5%の人に、相見積もりの結果選ばなかった業者はどこが欠けていたかについて聞いたところ、「買取価格」が85.2%と圧倒的に多い結果となったが、「接客態度」などを理由に選ばなかった人も15.8%いるという結果となった。相見積もりで選ばなかった具体的な理由について、以下のような声が挙げられた。
買取価格
・クルマの状態が良いのに、年式だけで判断されて低査定だった(60代・男性)
・買取価格が30万円~50万円低かった。(60代・男性)
・一括査定に申し込んで、一番高額な業者に売却した、選ばなかった理由は値段が安かったから(50代・男性)
・買い取り価格が50万以上違った(70代・女性)
接客態度
・買い取り価格が低い上に、軽く脅しをかけてきたから(こんな車はうちしか買い取らない、うちよりも高く買い取る業者はいない、など)(40代・女性)
・セールスマンの態度の悪さ(60代・男性)
・担当の人が嫌な感じで、やめました(30代・女性)
・相見積もり依頼時の対応が良くなかったため。(70代・男性)
・他店での見積もりを半強制的に辞めさせるなど横柄であった(50代・男性)
・契約した後に、事故歴があるといって値引きされた。契約時に、過去に事故歴があってと申請したのに、なぜこのようなことをされるのか、不満に感じた。(60代・男性)
手続きのしやすさ
・以前、一括査定で車を売ったことがあり手続きの面倒くささに嫌になったから。(50代・女性)
・電話がじゃんじゃんかかってきて嫌になった(60代・男性)
・下取りの方が、納車と手放すタイミングが簡単そうだから(40代・男性)
・買い替えの時は前車は乗り尽くしているから値段よりもスムーズに処理したいから(50代・女性)
サービス
・選ばなかった理由としては、金額は選んだ業者と同じでしたが、その場で売却する車を置いていかなければいけなかったので。拘束が厳しかったのです。
・売却を決めた業者は、次の車が納車される直前まで猶予してくれた。(70代・男性)
・多少見積もりが高くても、代車とかほかのサービスが良くなかった。(60代・男性)
・車は価格だけでなく、購入後のサービスが不可欠だから。(70代・男性)
「車の売却に関するアンケート」調査概要
調査期間:2022年2月26日 ~2月28日
集計対象人数:1,323人
集計対象:車を売却したことがある全国の男女
日本トレンドリサーチ 掲載記事URL:https://trend-research.jp/12952/
会宝産業URL:https://kaihosangyo.com/
【合わせて読みたい】