輸入車
更新日:2022.01.06 / 掲載日:2022.01.06
CAR OF THE YEAR JAPAN【グーワールド コラム/イベント】

文●ユニット・コンパス 写真●日本カー・オブ・ザ・イヤー
問い合わせ●日本カー・オブ・ザ・イヤー URL:http://www.jcoty.org
(掲載されている内容はグーワールド本誌2022年2月号の内容です)
2021-2022 日本カー・オブ・ザ・イヤー 日産ノートファミリーが受賞へ
自動車業界で、年の締めくくりのイベントといえば日本カー・オブ・ザ・イヤー(以下、COTY)。これは前年の11月1日から当年の10月31日までの期間、日本で発表された乗用車のなかから最も優れたものに与えられる。その年を代表する1台であるから、その重要性はとても大きい。そんななか、2021-2022 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したのは日産ノートファミリーとなった。今回の対象車はノート、ノートオーラ、ノートオーラNISMO、ノート オーテッククロスオーバーの4モデル。派生車も含めての受賞である。
新型ノートは2020年12月にデビュー。注目なのは、なんといっても未来的なフォルムだろう。ここ最近の日産は魅力あるデザインのプロダクトを続けてリリースしているが、ノートはその最先端を行くもの。コンパクトカーでありながら高級感のある佇まいで、各部の質感はクラスをリード。また、先代で注目を浴びたe-POWERをさらに進化させ、軽量化を図りながら出力とトルクの向上を実現した。また、プロパイロットを装着可能とするなど、先進技術が惜しみなく盛り込まれた。
一方、輸入車勢も負けてはいない。インポート・カー・オブ・ザ・イヤーとしてフォルクスワーゲン ゴルフ/ゴルフヴァリアントが受賞。8代目ゴルフは、「電動化」がキーワード。電動化社会を先取りした数多くの技術が高く評価された。
インポート・カー・オブ・ザ・イヤー「フォルクスワーゲン ゴルフ/ゴルフ ヴァリアント」

「電動化」のほか、「デジタル化」、「ドライバーアシスタンス」も進化。10.25インチの液晶ディスプレイを採用し、メーターなどの情報を表示。ほかにも多々の運転支援システムを導入した。
デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー「BMW 4シリーズ(クーペ/カブリオレ/グラン クーペ/M4クーペ)」

新型4シリーズは、大きな縦長のキドニーグリルを採用したのが見どころ。チャレンジングなこのデザインは、今後のBMWを方向付けるものになる。
テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー「三菱 アウトランダー」

日本ではPHEVのみとなる新型アウトランダー。前後のバッテリー出力を高め、総電力量も20kWhと大きくアップ。PHEVとしての進化が評価された。
パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー「シボレー コルベット」

スポーツカーとして大きな進化を見せたのが新型コルベット。FRからMRへとレイアウトを変更し、走りを磨きあげた。ライバルは欧州スポーツ。
K CAR オブ・ザ・イヤー「ホンダ N-ONE」

2代目NワンがKCARオブ・ザ・イヤーを受賞。完成度の高かった初代のデザインを踏襲しながら、各部を現代化。走りが楽しめる6速MT車も用意された。
