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更新日:2021.10.15 / 掲載日:2021.10.15

燃料電池搭載の商用バン「ルノー マスターバン H2-TECH」プロトタイプ公開 HYVIA

ルノー マスターバン H2-TECH プロトタイプ
ルノー マスターバン H2-TECH プロトタイプ

 ルノーと米プラグパワー社の合弁会社であるHYVIA社は現地時間の10月14日、燃料電池搭載の商用バン「ルノー マスターバン H2テック」のプロトタイプを公開した。同モデルは2022年の発売に向けて開発が進められており、10月27日~28日にパリで開催される「Hyvolution Tradeshow」での一般公開を控えている。

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最大航続距離は500km フランス国内で生産

 「ルノー マスターバン H2-TECH」は、ルノーの商用貨物バン「マスター」(日本未導入)をベースとしており、30kWの燃料電池と33kWhのバッテリー、1.5kg×4本の水素タンクを搭載、WLTP認証を受けたCO2排出量ゼロ車両となっている。荷室容積は12平方メートル、最大航続距離は500km。HYVIA社としては初のプロトタイプ公開で、同モデルのベース車両および燃料電池や水素タンク等はすべてフランス国内の工場で生産・調達を行うものとしている。

 今回のプロトタイプ公開に際し、同社CEOのDavid Holderbach氏は「私たちの最初のプロトタイプを公開できたことを嬉しく思います。わが社は水素モビリティの課題を解決すべく、このエコシステムを社会に広く展開し、カーボンフリーのモビリティを実現してまいります」とコメントした。

水素ステーションのプロトタイプも公開 大型バン・ミニバスの公開予告も

水素ステーションのプロトタイプ
水素ステーションのプロトタイプ

 HYVIA社はマスターバンの公開と併せて、水素ステーションのプロトタイプも公開した。こちらは稼働率を最大化するための開発が行われ、5分間での燃料補給を可能にしているという。また、供給する水素は水の電気分解を利用して生成することができる。この水素ステーションについてもフランス国内で生産し、購入・レンタル・リースなどの方法で展開していく。

 さらに、今後、19平方メートルの荷室を持つ大型バン「マスターシャシーキャブ H2-TECH」(最大航続距離約250km)と、最大15名が搭乗可能な都市型ミニバス「マスターシティバス H2-TECH」(最大航続距離約300km)の公開が控えている事もアナウンスされた。

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