アルピーヌ、スポーツ性能を高めた新モデル「アルピーヌ A110S」を発表

アルピーヌ・ジャポンは11月21日、10月23日から先行予約を開始したスポーツ性能を高めた新モデル「アルピーヌ A110S」を発表した。価格は899万円で、納車時期は2020年2月以降を予定している。先行予約は、2020年2月9日23時59分まで専用WEBサイト（https://www.renault.jp/alpine/preorder_a110s/）で申し込みを受け付ける。

エクステリアは、光沢仕上げのカーボンルーフ、ブラックのALPINEエンブレム（フロント＆リヤ）、カーボンファイバー＆オレンジのトリコロールエンブレム（リヤピラー）を採用し、インテリアはステアリングホイール（オレンジのマーカー付き）、ルーフライニング、サンバイザー、ドアトリム（カーボンファイバー＆オレンジのトリコロールエンブレム付き）などにマイクロファイバー（ディナミカ）を使用するとともに、インテリアの各所にカーボンファイバー＆オレンジステッチのアクセントを施している。

パワートレーンは、「A110」と同様に1.8L直4DOHC直噴ターボエンジンを搭載し、ダイナミック性能を高めるため、パフォーマンスを向上させている。ターボチャージャーのブースト圧は、0.4bar高め、スペックは40PS向上した最高出力292PS、最大トルク32.6kg・mを発揮し、最高出力を6,420rpm、最大トルクを2,000から6,420rpmの範囲で発生させるとともに、パワーウェイトレシオは「A110」の4.3kg/PSに対し、3.8kg/PSとなっている。

シャシーは、スプリングのレートをフロントが30N/mmから47N/mm、リヤが60N/mmから90N/mm、アンチロールバーの剛性のレートをフロントが17N/mmから25N/mm、リヤが10N/mmから15N/mmに強化、ダンパーを専用チューニングし、さらに最低地上高を4mm（数値は欧州参考値、日本での全高は「A110」と同じ1250mm）低くして車両の重心を最適化させることで、優れた高速安定性、素早いステアリングレスポンスなどを実現している。ホイールは、新しい18インチアロイホイール（ボディカラーによって異なる）を採用し、ブレーキキャリパーはオレンジ塗装としている。