車種別・最新情報
更新日:2018.10.26 / 掲載日:2018.10.26
【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢
私もX氏 その1

From北海道
MITSUBISHI アウトランダーPHEV
G
車両本体価格 418万2840円
トータル値引き 26.3万円(8%税込み)
値引き率 5.8%
経営方針は“お客様ファースト”
新型から実質30万円引きの大盤振る舞い!
CX-8はXDプロアクティブを対象に商談。セールスさんが粘り強く頑張ってくれて、値引きは40万円を超えるところまでアップしました。しかし、「ディーゼルよりPHEVを選びたい」という気持ちが強くあったため、本命はアウトランダーです。
我が家と20年以上の付き合いがある三菱のディーラーの経営方針は“お客様第一”。ただし、アウトランダーは2019年モデルの発売前で、商談に出向いた時は先行予約中。したがって値引きはあまり期待できる状況ではなかったのですが、マツダとの競合を伝えると、担当さんは「お父さんにはずっとお世話になっているので頑張ります。三菱から離れないでください!」と、熱い売り込みをかけてきました。
最終的に車両本体から18万3013円引き、付属品35万9457円から8万円引きを提示してくれました。さらに、スタッドレス/アルミのインチアップやラゲッジトレイをサービスしてくれたり、ETCやナビ・ドラレコを無料で取り付けてくれたりと、私のワガママに応えてくれました。
値引き採点 5
PHEVは強気な売り方をしてきます。予約段階で合計26.3万円引きなら大成功です。付属品や取り付け工賃の無料サービスを含めると、実質的な値引きは30万円超と考えていいでしょう。
私もX氏 その2

From神奈川県
NISSAN ノート
e-POWER X
車両本体価格 202万1760円
トータル値引き 50.0万円(8%税込み)
値引き率 18.9%
本家X氏も顔負けの大奮戦!
前代未聞の50万円+αを奪取!
これまで乗ってきたウィッシュは来年2月で15年目の車検切れ。特段不満もなく、快調なので車検を通そうと思っていたが、「そうだ、来年は消費税があがる。だったら、いま買い替えたほうが賢明かも?」という気持ちになってクルマ選びを開始した。
アクアも候補にあがったが、試乗してみると、ノートe-POWERほうが断然、静かでスムーズ。しかも、日産は9月中に登録すれば、14年落ち/11万kmのウィッシュに値を付けてくれるし、キャッシュバックももらえる。そこで、経営資本の異なる日産2店の競合にもち込んだ結果、車両本体とメーカーオプション23万2200円/付属品38万8950円から、なんと50万円引き! さらにキャッシュバック3万円。下取り額は5万5000円(トヨタはゼロ)。いい買い物ができた!
値引き採点 5
誌面の都合で割愛しましたが、本家「大作戦」並みの奮戦レポートを送ってくれました。これまでノートe-POWERからここまで出た例は報告されていません。超・ウルトラCクラスです。
私もX氏 その3

From群馬県
MAZDA デミオ
15S ノーブルクリムゾン
車両本体価格 179万2800円
トータル値引き 21.0万円(8%税込み)
値引き率 11.0%
旧型が売り切れ。だったら車検を通す。
待って! 新型だってやっちゃいます
7月末、デミオ(平成23年式)の車検見積もりに出向くと、「近々、デミオのガソリン車が1300から1500に変わります。在庫の1300ならお安くできます」と売り込んできた。それならと乗り気になるが、数日後、
セ「すみません。1300が売り切れてしまいました」
X「だったら車検を通します」
セ「ちょっと待ってください! 新型の1500を頑張らせていただきます!」
当方の要求は「旧型の1300並みの支払い条件」だったが、さすがに厳しい。交渉が暗礁に乗り上げてしまったところで、店長さんが登場。
店長「以前からXさんの名前は存じ上げています。なんとかやらせていただきます!」
最終的に車両本体と付属品11万9356円から約21万円引き、下取り15万円(当初は10万円)となった。
値引き採点 5
「旧型並みの条件にならなければ車検を通す」と強気に攻めたのが勝因です。新型から約21万円引き/値引き率11%なら文句なしの特上クラス。高取りも評価して採点は5としました。
私もX氏 その4

From大阪府
SUZUKI スイフトスポーツ
標準仕様
車両本体価格 208万1160円
トータル値引き 23.1万円(8%税込み)
値引き率 9.8%
スズキの敵はスズキでした。
惜しい……もう少しでウルトラC!
狙いはスイフトスポーツ。6月にスズキに出向くと「半期決算にあたる9月は条件が緩む」との情報を得る。
9月に入ってすぐにスズキA店へ。値引きは16万円。
一方、経営の違うスズキB店はたったの6万円引き。そこでA店との競合を伝えると、セールス氏は俄然、やる気を見せて「9月9日、お時間取れますか?」と言うので、来店を約束する。
9月8日、スズキA店へ。B店との経緯を伝えると、値引きは22万2000円に。
9日、スズキB店へ出向く。期待したが、提示してきた値引きは12万円。
X「これではとても買えません。差が大きすぎます」
セ「差はどれくらいですか」
そこで、A店の条件を伝えると、車両本体と付属品27万9720円から23万914円引きとなったので契約した。
値引き採点 4
経営資本の異なるスズキ同士の争いを上手にあおっています。これだけ取れれば特上クラスと考えてかまいません。値引き25万円超/値引き率10%超なら採点は5をつけました。
私もX氏 その5

From東京都
CITROEN C3
ELLEスペシャル
車両本体価格 245万円
トータル値引き 26.2万円(8%税込み)
値引き率 9.5%
“残り1台”の重圧に負けた!?
不満の残る購入だったかも?
4年前に購入したフィットハイブリッド(走行距離2万7000km)を下取りに出しての買い替えです。狙いはシトロエンC3の特別限定車・ELLE。これが気に入っていたため、とくに競合車はありません。
近所の正規ディーラーに出向いて商談を開始。ところが、ELLEはほとんど売り切れ状態で、展示車が1台残っているだけでした。提示してきた条件は車両本体と付属品29万7744円から26万2392円引き。見積もりにはメンテナンスプログラム6万1560円も計上されています。
正直なところ、展示車なのでもっと値引きしてもらいたかったのですが、“残り1台”のプレッシャーから契約せざるを得ませんでした。ちなみに、フィット(修復歴あり/細かいキズあり)の下取り額は55万円でした。
値引き採点 3
特別限定車の場合、売れ行きがいいと、このケースのように攻めにくくなってしまいます。それにしても値引き率9.5%なら合格です。下取りも状態を考えると、割高な値が付いています。
私もX氏 その6

From岐阜県
TOYOTA プリウス
S セーフティプラス
車両本体価格 260万7120円
トータル値引き 40.4万円(8%税込み)
値引き率 13.1%
「店長様、あなたのファンです!」
この強い思いが伝わりました
プリウスに狙いをつけて、地元・岐阜のトヨタA店と商談すると、値引きは35万円が“出るか、出ないか”という状況。そこで、トヨタのお膝元・愛知に越境。まずはトヨタB店と商談するが、ここもA店とほぼ同じだった。
いよいよ本命のトヨタC店へ。旧知の店長さんの異動先の店をアポなしで訪問すると温かく迎えてくれた。これまでの経緯を伝えると、店長さんは「ズバリ、いくらなら買ってくれますか?」と訊ねてきたので「45万円引き!」。すると、電話で本部と交渉してくれたが「40万円が限界」との回答。私も空気を読み、「真ん中をとって42万円引きなら買います」と伝えた。すると店長さんは「私がなんとかします!」。最後に「ガソリン満タンと希望ナンバーの無料サービス」をお願いすると、笑顔で了承してくれた。
値引き採点 5
他店としっかり交渉してから、本命の店長にズバリと迫ったのが勝因です。プリウスから値引き40万円超/値引き率13%超なら大成功です。車庫証明/納車費用もカットしています。
私もX氏 その7

From新潟県
NISSAN ティアナ
250XV ナビAVMパッケージ
車両本体価格 351万3240円
トータル値引き 36.0万円(8%税込み)
値引き率 8.6%
妻と娘のためにティアナにしました。
次はGT-Rにしようかと……(笑)
自他ともに許す日産党。これまで乗り継いできた9台はすべて日産車(スカイラインが4台)です。13年前に購入したフーガの車検切れが近づき、社会人となった娘も「運転したい」と言うので、買い替えを決意しました。
日頃お世話になっているセールスさんに相談すると、ティアナを勧められました。私は“スカイライン推し”だったのですが、妻も娘も「ティアナがいい!」。そこで、見積もりを出してもらうと、値引きは20万円でした。
1週間後、再度日産を訪問。本格的に交渉すると、最終的に車両本体とメーカーオプション16万2000円から28万204円引き、付属品49万7576円から7万9612円引き、さらに13年落ち/11万kmのフーガに15万円という下取り額を付けてくれたので契約しました。
値引き採点 5
下取り車のフーガはまともに査定するとほとんど値が付きません。したがって値引き+高取り分で「実質的に50万円引き」と考えていいでしょう。この“合わせ技”で採点は5としました。
私もX氏 その8

From群馬県
HONDA N-BOX
G Lホンダセンシング
車両本体価格 153万1440円
トータル値引き 20.8万円(8%税込み)
値引き率 11.4%
値引きを獲得する魔法の呪文!?
「月刊自家用車を愛読しています」
ホンダA店にて商談。狙いはN-BOX。「月刊自家用車を愛読している」と伝えると、セールスさんはいきなり15万円引きを提示してきた。
2日後、経営の違うホンダB店へ。以前、この店からフィットを購入したことがあり、そのときの担当セールスさんが対応してくれた。しかし、ノリが悪く、値引きは8万円。そこで他店との競合を明かすと13万円引きに。12年落ち/走行14万3500kmのノートの下取り額は2万円。
1週間後、ホンダA店へ。ここのセールスさんからは来店お礼のハガキをいただいたが、B店はなんの連絡もなし。
最終商談を仕掛けた結果、車両本体と付属品29万2680円から20万8480円引き、下取り4万1020円(リサイクル預託金戻し分1万1020円を含む)となったので契約した。
値引き採点 5
このところN-BOXは値引き条件を大きく緩めていますが、約21万円引き/値引き率11.4%なら大成功です。セールスマンのノリをしっかり見極めて一気に攻めたのが効果的でした。
提供元:月刊自家用車