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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.27
1.2L追加で三菱ミラージュの反撃
ラージュ浮上の起爆剤になるか!?

コルトオーナーを呼び戻せ!
【本記事は2015年1月にベストカーに掲載された記事となります。】三菱のコンパクトカー、ミラージュが1.2Lエンジンを追加し、反撃に出た。JC08モード燃費は25.0km/Lと免税も獲得。ミラージュ浮上の起爆剤になるか!?
1.2L直列3気筒MIVECエンジン

1.2LはJC08モード燃費25.0km/Lで免税 3A92型1.2L直列3気筒MIVECエンジンを初採用
1Lだけだったミラージュに1.2L直列3気筒MIVECエンジンが追加された。3A92と呼ばれるこのエンジンは、欧州やアジアですでにラインアップされているもので、最高出力78ps、最大トルク10.2kgmと1L(69ps&8.8kgm)に比べて最高出力で約12%、最大トルクで16%向上となる。
コルトオーナーの乗り替えを促進

外観に大きな変更はないが、可倒式ショートアンテナとなり、上級グレードはドアミラーウインカーになる
なにゆえの1.2L追加か? 実はミラージュの前に三菱が販売していたコルトの売れ線は1.3Lだった。コルトの1.3Lは91ps&12.4kgmのスペックでミラージュの1Lではパワー不足という声が多く、乗り替えが思ったほど進まなかったという事情がある。1.2Lはコルトオーナーの乗り替えを促進するための追加なのだ。欧州で1.2Lのレンタカーに乗ったことがあるカメラマンは、「同じ3気筒だけど1.2Lのほうがトルクの厚みがあり、走りの質感が上がっている」と語っている。
モデルは1.2Gという1グレードのみ

1.2Gはブラック内装のほかにオシャレなブラック&アイボリー内装をラインアップ
今回ラインアップされる1.2Lモデルは1.2Gという1グレードのみで、フロントフォグランプやドアミラーウインカー、15インチアルミホイール、本革巻ステアリングホイール&シフトノブ、ピアノブラック調シフトパネルなどを装備し、トップグレードの位置付け。
ビジネス向けパッケージ

JC08モード燃費が25.0km/Lとなるが、免税になることも買いのポイントだ。なお今回のMCで1Lモデルに大きな性能面の変更はないが、廉価グレードEが廃止され、Sに「ビジネス向けパッケージ」が113万1840円で設定された。