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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.30

発売前のインプレッサXVを試乗!

スバルドライビングフェスタで、まだ発売前のスバルXVが展示

高い全高のスタイリング 樹脂製パーツを装着したことで、エクステリアのイメージはクロスオーバーならではの個性がある

高い全高のスタイリング 樹脂製パーツを装着したことで、エクステリアのイメージはクロスオーバーならではの個性がある

【本記事は2012年9月にベストカーに掲載された記事となります。】スバルの新型クロスオーバーの「XV」が9月25日に発表になる。この発表に先駆けて、お台場合衆国の中にある「スバルドライビングフェスタ」で、まだ発売前のスバルXVが展示され、さらに試乗可能になっているのだ!XVは、インプレッサの5ドアHB、スポーツをベースにしたクロスオーバーである。先代モデルはインプレッサXVという車名だったが、今回はインプレッサが取れて、スバルXVとなった。インプレッサの派生モデルである4WDターボのWRX STIも、最近はインプレッサの名前が外れているが、スバルはそれぞれ独立した車名としていく方針のようだ。XVは、前後フェンダーに樹脂製のパーツを装着し、スポーティなルーフレールを追加。さらに最低地上高を上げて、特徴的なデザインのホイールを採用することで、都会的なセンスと、SUVらしいスポーティなイメージを融合している。

ボディサイズ

ベースのインプレッサスポーツより35mm長く、40mm幅広で、85mm高い

ベースのインプレッサスポーツより35mm長く、40mm幅広で、85mm高い

ボディサイズは全長4450×全幅1780×全高1550mmで、インプレッサスポーツより35mm長く、40mm幅広で、85mm高くなっている。同じスバルのSUV、フォレスターは、全長4560×全幅1780×全高1675mmなので、XVのほうが全長が110mm短く、全幅は同じ、全高は125mm低いことになる。また、ホイールベースは、XVのほうが30mm長い。

XVの最低地上高は、220mm

ルーフレールを装着して、さらに最低地上高を75mm上げたことで、クロスオーバーらしいスポーティなスタイルになった

ルーフレールを装着して、さらに最低地上高を75mm上げたことで、クロスオーバーらしいスポーティなスタイルになった

XVの最低地上高は、220mmあり、インプレッサより75mm高くなっている。フォレスターのNAモデルが215mmなので、いかに走破性に優れているかがわかるだろう。全高が高くなれば、ベースのインプレッサに対して運動性で不利となるが、低重心な水平対向エンジンと、左右のバランスに優れたシンメトリカルAWDのパッケージングを生かしつつ、サスペンション設定を煮詰めることで、インプレッサスポーツとほぼ同等の運動性を実現しているという。

搭載エンジン

エンジンは水平対向2L搭載 150ps、20.0kgmを発生するエンジンは、アイドリングストップ付きでJC08燃費15.8km/Lを達成する予定だ

エンジンは水平対向2L搭載 150ps、20.0kgmを発生するエンジンは、アイドリングストップ付きでJC08燃費15.8km/Lを達成する予定だ

搭載されるエンジンは、水平対向4気筒の2LNAで、150ps、20.0kgmを発揮する。駆動方式は4WDのみで、CVTのリニアトロニックとの組み合わせとなっている。アイドリングストップを装備し、ボディの軽量化などを行なったことで、JC08燃費は15.8km/Lとなる予定だ。つまりエコカー減税50%に適合することになる。フォレスターには2LNAに加えて2Lと2.5Lターボがあるが、XVにも1.6Lターボが追加されることが明らかになっている。

アイサイト搭載

アイサイトを搭載 衝突安全システムのアイサイト付きのグレードも設定される

アイサイトを搭載 衝突安全システムのアイサイト付きのグレードも設定される

先進の安全装備であるアイサイト付きも選べるのがうれしいところだ。グレードは、ベースグレードが「2.0i」、さらにHIDヘッドライトやキーレスエントリー、アルミ製スポーツペダルなどが追加された上級グレードの「2.0i-L」、さらにアイサイトを装着した「2.0i-Lアイサイト」の3種類となっている。

発売前のスバルXVに試乗

スバルらしい軽快な走り お台場のコースで試乗を行なったが、優れた乗り心地が印象的

スバルらしい軽快な走り お台場のコースで試乗を行なったが、優れた乗り心地が印象的

発売前のスバルXVに試乗スバルドライビングフェスタの会場には、簡単な試乗コースも造られていて、開催期間中は用意されたスバル車の試乗が可能なのだ。そこで、まだ発売前のスバルXV(日本仕様車のプロトタイプにあたる)の貴重な試乗を行なった。まず、走り始めで感じるのが、乗り心地のよさだ。最低地上高をインプレッサより75mm上げているが、これはサスペンションとタイヤの直径アップにより行なわれている。おそらく、このサスペンションストロークを増やしたことが効いているのだ。装着タイヤは、225/55R17サイズのヨコハマタイヤのブルーアースだ。17インチに加え、55扁平であるが、大きな突き上げもなく、快適な走りが楽しめるのだ。もともとボディ剛性の高いインプレッサがベースとなっているため、不快な振動なども感じられない。75mm車高が上がっているが、低重心な水平対向エンジンのパッケージングによって、ロールなどは抑えられている。試乗コースのタイトターンでも、スバルらしい軽快なハンドリングで、取り回しにも優れている。クロスオーバーらしい優れた走破性と、インプレッサスポーツとほぼ同等の安定性、ハンドリングを有しているのだ。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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