中古車購入
更新日:2018.11.24 / 掲載日:2017.12.02

新着ミニバン2 15年ぶりにフルチェンジしたLクラスミニバンが再上陸!

【本記事は2010年12月にベストカーに掲載された記事となります。】さて、日本に導入されるもう1台のVW製ミニバンは、Lクラスミニバンの新型シャラン。今年、実に15年ぶりにフルモデルチェンジし、3世代目に生まれ変わった。価格はTSIコンフォートラインが379万円、豪華装備のTSIハイラインが438万円。

11年ぶりに日本導入

両側スライドドアの3列7人乗り! 両側パワースライドドアは、センターコンソールにあるシフト前方のスイッチとBピラーに設けられたスイッチで開閉できる

両側スライドドアの3列7人乗り! 両側パワースライドドアは、センターコンソールにあるシフト前方のスイッチとBピラーに設けられたスイッチで開閉できる

知っている方は少ないと思うが、初代シャランはVWとフォードの共同開発車として’95年にデビュー。’97~’99年まで日本で販売されていた。そして今回、11年ぶりに日本導入するということはそれなりの競争力があると見込んだのだろう。ボディサイズはエルグランドアルファードクラスで、全長4855×全幅1910×全幅1750mm。エルグランドに比べ、全長が60mm短く、全幅が60mm広く、全高が65mm高い。このロー&ワイドフォルムに両側パワースライドドアを備える。

セカンドシートは3つの独立式で20度リクライニングと前後160mmのスライドが可能。3列目は独立式で床下収納

セカンドシートは3つの独立式で20度リクライニングと前後160mmのスライドが可能。3列目は独立式で床下収納

シートレイアウトは2+3+2。セカンドシートは背もたれを倒すと同時にクッションが沈み込む折りたたみ式。3座の独立式になっており、それぞれ最大20度のリクライニングと前後160mmのスライドが可能。サードシートは独立式。クッションが裏返るように前方に回転し、後方に移動しながら床面に簡単に収納できる。搭載されるエンジンは1.4L直4TSIツインチャージャー。このサイズに1.4Lかと思ったが、最高出力150ps/最大トルク24.5kgmと2.4LのNAエンジン相当の実力。これに6速DSGを組み合わせる。ちなみにエルグランドの2.5Lは170ps/25.0kgm。

アイドリングストップシステムとブルーモーションテクノロジーに注目

操作性を高めるために大きく張り出したセンターパネルなどシャラン独自のデザインでほかのVW車同様、質感が高い

操作性を高めるために大きく張り出したセンターパネルなどシャラン独自のデザインでほかのVW車同様、質感が高い

注目はアイドリングストップシステムとブレーキ回生システムの「ブルーモーションテクノロジー」が採用されていること。欧州モードで7.2L/100km(13.9km/L)という低燃費と実現しており、75%減税対象車になる予定。足回りはパサート譲りのサスペンションを専用チューニング。国産ライバルより50~100kg軽いボディも相まって上質な乗り心地と優れた運動性能を両立。「従来の国産ミニバンを凌賀する高い走りの質感」とVWグループジャパンが謳うように走りにはかなり期待できそうだ。

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ