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更新日:2018.11.06 / 掲載日:2017.12.06
VWパサートヴァリアントに先代モデルでも人気の高かったV6+4WDが追加された
日本市場での売れ筋はセダンよりワゴン
【本記事は2006年10月にベストカーに掲載された記事となります。】
4月に日本デビューを果たした新型パサートだが、日本市場での売れ筋はセダンよりワゴン(ヴァリアント)のほうで、こちらが真の主力モデルなのだ。
V6、4モーション仕様が追加

直噴の3.2L V6エンジンに6速DSGを組み合わせる
そのパサート・ヴァリアントに遅ればせながらV6、4モーション仕様が追加された。
10.6度という独特の狭角V6エンジンや6速DSGなど、パワートレーンはすでに発売されているセダンV6、4モーションと共通。約80kg重いワゴンボディが組み合わされるが、250ps/33.1kgmの余裕あるパワーはヴァリアントでもまったく不満のないパワフルさ。DSG特有の歯切れのいいシフト感覚と相まって、想像以上にスポーティなドライブフィールが味わえる。
とてもリーズナブルなバリューな価格

価格は455万円と充実の装備とメカニズムのわりにリーズナブルな設定
前ストラット/後4リンクのサスペンションや、ハルデックスカップリングによる4WDシステムは、遠い親戚のアウディクワトロと比べるとやや“簡略”という印象だが、一般公道で試せる程度のワインディングや低ミュー路では、その粘っこいスタビリティ感覚はほとんど遜色なしと言っていい。
オールロードクワトロの半額近い価格は、とてもリーズナブルなバリューだと思う。