日産タイタンが見せる、ピックアップトラックの規格外なポテンシャル！

　スキーのように砂丘を下ってくるタイタン……と思ったら、しっかり砂を捉えて走っているのですね！

　ダートを高速走行するタイタン。遠くから見てもすごい迫力です。

　人気の自動車雑誌「TRUCK TREND（トラックトレンド）」誌が選ぶ、ピックアップトラック・オブ・ザ・イヤーに選ばれた「タイタン」。

　600時間、1万5000km近くも走行した結果の受賞。そのテストは過酷さを極めます。ダートでは華麗なドリフトも決めます。クルマ本来のバランスが良さそうですね。

　審査員による走行シーン。真剣そのものの表情で、評価していきます。

　390馬力を発生する強力なV8エンジンで、巨大なボディも軽々と見えます。

　審査員同士による話し合い、多くがタイタンのポテンシャルに驚いている様子です。

　凸凹していようが滑りやすかろうが、このクルマにはあまり関係ないようです。砂漠の上も通常の道路のように走破してみせます。

　砂丘をしっかりとした足さばきで登る様子。普通の4WDモデルではこうはいきません。

　メーカーが威信をかけて争う激戦区で、みごと最高評価を得た日産のタイタン。

　アメリカで売れているクルマといえば、フォード「Fシリーズ」にシボレー「シルバラード」、ダッジ 「ラム」など、ピックアップトラックばかりです。大自然が広がる国土は、未舗装路を走行する機会も日本とは比べ物にならないくらい多く、また、ワイルドでカジュアルなスタイルも、年齢を問わず高い人気を誇っているそうです。
　日本の道路状況で、フルサイズのピックアップを運転するのは、6m近い全長と2mを超える全幅が少々窮屈かもしれません。でも、見た目のインパクトは絶大です。日本で乗るにはどうしても正規輸入車がメインになりますが、最近は国産メーカーのピックアップやSUVの逆輸入車を選ぶひとも増えているようです。今回の映像も、クルマ好きなら思わずほしくなってしまいそうな、タイタンの優れたポテンシャルがよくわかるものでした。