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更新日:2020.01.07 / 掲載日:2017.07.24
フォルクスワーゲン(VW)の歴史・概要・優位性と主な車種とは

goo-net編集チーム
フォルクスワーゲンとはドイツの自動車メーカーです。
その歴史は1937年に始まりました。
ドイツの国策企業として設立されたフォルクスワーゲンは、「大衆車」を意味する社名の通り、大衆向けの車を多く生産してきた企業です。
戦後復興を果たしてからは、大衆車だけでなく高級車の製造にも力を入れ、また、積極的な世界進出も図っています。
日本への本格的な輸出販売は1953年から開始され、日本における外国車市場を早い時期から牽引したブランドの一つと言えるでしょう。
現在はアウディ、ベントレー、ランボルギーニ等、12のブランドを抱える巨大グループとして、今もなお世界の自動車市場をリードしています。
現在本社はドイツのニーダーザクセン州ヴォルフスブルクにあります。
しばしば表記されるVWとは「Volkswagen」のイニシャルです。
フォルクスワーゲン(VW)の歴史
1937年:ドイツの国策企業としてフォルクスワーゲン準備会社設立
1938年:フォルクスワーゲン製造会社に社名変更
1939年:第二次世界大戦勃発と同時に軍需生産に移行
1945年:戦後すぐに改組。タイプ1(旧KdF車)生産再開
1947年:オランダへの輸出販売を皮切りに本格的な世界進出開始
1949年:対米輸出開始
1953年:本格的な日本での輸入販売開始
1955年:カルマンギア発売
1961年:タイプ3発売
1970年:VW181発売
1973年:パサート発売
1977年:ダービー発売
1978年:タイプ1の生産終了
1979年:ジェッタ発売
1983年:日本でのフォルクスワーゲンの輸入販売強化を目指し、フォルクスワーゲン株式会社を設立
1984年:日産自動車と提携、サンタナ生産開始
1985年:フォルクスワーゲンAGに社名変更
1988年:コラード発売
1989年:フォルクスワーゲン株式会社からフォルクスワーゲン アウディ 日本 株式会社に社名変更
1992年:日本における本社を東京都港区から愛知県豊橋市に移転
1993年:国内販売拠点100店舗突破
1994年:日本仕様車のヴァナゴン発売
1995年:日本での単独ブランド累計輸入50万台突破
1996年:フォルクスワーゲン アウディ 日本 株式会社をフォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社に社名変更
国内販売拠点200店舗突破
2003年:フォルクスワーゲン AGで累計生産台数2,150万台を超える旧ビートルの生産終了
2004年:ゴルフ・ゴルフ トゥーランがCOTYインポート カー・オブ・ザ・イヤー受賞
2005年:日本での単独ブランド累計輸入100万台突破
2009年:最新のコーポレートデザイン「モジュラー コンセプト」の導入を開始。
スズキとの包括的業務資本提携を発表
2010年:トヨタ自動車とのディストリビューター契約が終了
2011年:スズキとの包括的業務資本提携を解消
2012年:ポルシェを完全子会社化
世界統一の新認定中古車ブランド「Das WeltAuto」を導入
2013年:「7代目ゴルフ」が輸入車として初めて日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞
2014年:日本での単独ブランド累計輸入150万台突破
世界の拠点と販売台数
フォルクスワーゲンは世界31の国と地域に120カ所の生産拠点を保有しています。
ヨーロッパでは20の国と地域に生産拠点があり、その根強い人気をうかがい知る事が出来ます。
2016年のグループ全体での世界販売台数は1,030万台にもおよび、トヨタ自動車を抜いて業界トップへ躍り出る見通しです。
こうした販売台数の多さ、シェア率の高さに優位性があります。
販売台数の内訳と傾向
前項で記した通り、2016年のグループ全体での販売台数は1,030万台にもおよびました。
この数値は前年比3.8%の増加で、中国、北米における伸び率は共に前年比で2桁におよび、急激な人気の上昇が顕著に表れていると言えるでしょう。