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更新日:2018.10.31 / 掲載日:2017.05.10
ダイハツ、軽自動車「ミラ イース」をフルモデルチェンジ

フルモデルチェンジをした軽自動車「ミラ イース」
ダイハツは5月9日、軽自動車「ミラ イース」をフルモデルチェンジ。今回のフルモデルチェンジで2代目が登場したミラ イース。初代モデルからe:Sテクノロジーを踏襲し、軽自動車作りで積み重ねてきた軽量高剛性ボディ「Dモノコック」、先進安全装備「スマートアシストIII」などの技術を採用している。
パワートレーンは、0.66リッター直列3気筒DOHCのKF型エンジンを搭載。スペックは、最高出力36kW(49PS)、最大トルク57Nmを発生する。トランスミッションはCVTが組み合わされる。CVTケースを薄肉化して重量を軽くし、オルタネーターベルトのフリクションを低減してエネルギー効率の向上を図っている。

メーターパネルは白色LEDを使った自発光式デジタルメーターを全車に装備
メーターパネルは白色LEDを使った自発光式デジタルメーターを全車に装備。メーター左側に車速を大きく数字で表示し、右側には燃費スコアやメンテナンス関連情報などを表示する「TFTマルチインフォメーションディスプレイ」を採用する。メーター外周のイルミネーションの発光で、運転の低燃費度合いを示す「エコドライブアシスト照明」を全車で採用する。装備では軽自動車で初めて「スイッチ式バックドアオープナー」をバックドアに装備する。

軽自動車作りで積み重ねてきた軽量高剛性ボディ「Dモノコック」を採用
安全装備は、これまでのレーザーレーダーを使った「スマートアシスト」から小型ステレオカメラで歩行者なども検知できるスマートアシストIIIに進化。アシストの作動する速度域や対象物が広がり、「被害軽減ブレーキアシスト」、「車線逸脱警報機能」、「後方誤発進抑制制御機能」、「オートハイビーム」などの機能が追加となり、安全性を高めている。

今回のフルモデルチェンジで2代目が登場したミラ イース
ヘッドライトはハロゲン式のほか、G“SAIII”とX“SAIII”では新開発のLED式を標準装備してシャープなデザインと夜間走行でのクリアな視界を実現。リアコンビネーションランプは全車LEDを採用している。ボディカラーにはコントラストの強い立体造形を際立たせるために新開発した「スカイブルーメタリック」を設定。このほかにもメタリック調のカラーにこだわり全9色を設定している。

全モデルが自動車重量税、自動車取得税の100%減税の対象車となっている
エクステリアデザインは、従来モデルのシンプルで無駄のない形を進化させ、シャープでコントラストの強い立体造形を採用。新しい時代に合うような「力強さ」や「先進性」を表現しているという。フロントフェースは、ノーズを長く見せており、バンパーからドアまでを連続させた形状で存在感や安心感を演出する。サイドは、水平基調のベルトラインと前後に続く立体的なドア断面を与えている。フロントバンパーからサイドのエアロスカート風のアンダー形状により、重心の低さとワイド感を表現。
シャシーは、軽量高剛性ボディのDモノコックを採用。樹脂製の外装パネルや燃料タンクの採用、新規開発した“国内最軽量”という13インチスチールホイールと専用の軽量タイヤの導入などで、最大で80kgの軽量化を達成。JC08モード燃費は2WD車が34.2km/l~35.2km/l、4WD車が32.2km/lとなる。全モデルが自動車重量税、自動車取得税の100%減税の対象車となっている。
メーカー希望小売価格は、84万2400円(税込)~133万9200円(税込)