トヨタエスティマとノアの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■トヨタ エスティマ（ESTIMA）アエラス
全長×全幅×全高
4820×1810×1745mm

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
全長×全幅×全高
4710×1730×1825mm

両車はともにエアロパーツを装備しスタイリッシュで安定感のあるボディを持つ、
トヨタの3ナンバー登録のミニバンです。

エスティマの方が、全長110mm、全幅80mm上回り、全高はノアが80mm上回っています。

エスティマはエアロパーツや18インチの大径アルミホイールを装備し、
スタイリッシュで軽快な走りをイメージさせる意匠デザインが特徴の上級ミニバンです。

ノアはシャープで力強さを感じる大きなメッキグリルとエアロパーツを備え、
若々しくスポーティなデザインを特徴に持つ実用性の高いミニバンです。

■トヨタ エスティマ（ESTIMA）アエラス
（前）225/50R18 95V
（後）225/50R18 95V

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
（前）205/60R16
（後）205/60R16

エスティマの方が、2インチ大径で20mmほど太いタイヤを標準装備しています。

スピードレンジがV規格の偏平率の低いタイヤが装着されており、
乗り心地と運動性能のバランスを重視した設定が特徴です。

ノアはサイドウォールに高さのあるタイヤを装備しており、
乗り心地と経済性に優れた設定と言えるでしょう。

ともにアルミホイールを標準で装備しています。

■トヨタ エスティマ（ESTIMA）アエラス
8名

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
8名

両車ともに3列シートを備え、8名の乗車定員です。

■トヨタ エスティマ（ESTIMA）アエラス
JC08モード燃費：11.6km/リットル
排気量：2362cc
最高出力：170ps(125kW)/6000rpm
最高トルク：22.8kg・m(224N・m)/4000rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
車両重量：1730kg

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
JC08モード燃費：16.0km/リットル
排気量：1986cc
最高出力：152ps(112kW)/6100rpm
最大トルク：19.7kg・m(193N・m)/3800rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
車両重量：1600kg

駆動方式はともにFFです。
エスティマは2.4L 直列4気筒自然吸気エンジン+CVT、
ノアは2.0L 直列4気筒自然吸気エンジン+CVTを搭載しています。

燃費はノアの方が4.4km/リットル優れた数値となっています。
これはノアの方の排気量が376ccコンパクトなことや車両重量が130kg軽量であること、
最新のアイドリングストップ機構を備えることが主に起因していると言えるでしょう。

両車はともに使用燃料は懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税はエスティマが年間45,000円、ノアは年間年間39,500円です。

※自動車税は2017年2月時点で参照したものとなります。

■トヨタ エスティマ（ESTIMA）アエラス
室内長×室内幅×室内高
3010×1580×1255mm

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
室内長×室内幅×室内高
2930×1540×1400mm

室内のサイズはエスティマの方が、室内長80mm、室内幅40mm上回り、
室内高は全高の高いノアが145mm上回っています。

エスティマは3列目シートまで、足元、ヘッドクリアランスに十分な余裕があり、
静粛性の高い室内空間と相まって、
数値以上に開放的で伸びやかな居心地の良い上質な居住空間を実現しています。

また、両側パワースライドドアや多彩なアレンジが可能なリアシートを備え、
大きな荷物や長尺ものを積む際の利便性にも優れたパッケージデザインです。

ノアは低床フロアやバッテリーをフロントシート下に配置するなど、
室内高に十分なゆとりを実現し、両側スライドドア（助手席側はパワースライドドア）と相まって、
乗降性と実用性の高さが特徴です。

2列目シートの6:4分割チップアップシートは580mmのロングスライド機構を備え、
跳ね上げ式3列目シートと相まって、利便性の高い快適な居住性を確保しています。

■トヨタ エスティマ（ESTIMA）アエラス
3,271,418円

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
2,708,837円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。

両車は搭載するエンジンタイプ、
ホイールベース長や足周りの違いからも乗り味にも大きな違いがあります。

■トヨタ エスティマ（ESTIMA）アエラス
太目の18インチタイヤとダンピングの効いたサスペンション、
肌触りの良い厚めのゆったりしたシートにより、
揺れを感じにくいフラットでどっしりした上質な乗り心地が特徴です。

エアロパーツを装着し、
変速ショックの少ない7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付きSuper CVT-iと、
余裕のある2.4L 直列4気筒自然吸気エンジンから、
高速走行においても安定した優れた運動性能とパワフルで力強い走行フィールを提供しています。

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
専用のファブリックシートはツートーンの若々しいデザインで、
横方向の張り出しにより身体をしっかりサポートしてくれる形状です。

エアロパーツを装備した低重心のボディは揺れも少なく、
運動性能と快適性を重視したスタビライザー付きの足周りにより、
落ち着いた安定感の高い乗り心地が特徴です。

7速スポーツシーケンシャルシフトマチックを搭載し、
アクティブな走りと爽快な走行フィールを提供しています。

最小回転半径は、エスティマが5.9m、ノアが5.5mと、
ノアの方がより小回りがきくことがわかります。

これはホイールベース長、前トレッド幅、装着するタイヤサイズが、
主に起因していると言えるでしょう。

しかしながら、ともに見切りの良いボディデザインにより車両感覚が掴みやすく、
操作性に優れる2台です。

両車は同じトヨタのスペースユーティリティに優れたミニバンタイプですが、
ボディデザイン、コンセプトなどからもそれぞれの特徴が窺える2台です。

■トヨタ エスティマ（ESTIMA）アエラス
エスティマ初代から息づく流線形のフォルムが特徴です。
中でもアエラスはエアロパーツと大径でファットなタイヤを装着し、
スタイリッシュで若々しいデザインを持つモデルです。

全席の視界が広く、明るい開放的な室内が特徴です。

高級感ある立体的なファブリックシートを備え、
全席の足元やヘッドクリアランスに十分な余裕があり、
多彩なアレンジが可能なリアシートと併せて、
利便性と居住性、静粛性に優れた上質なユーティリティスペースを提供しています。

衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」を標準装備し、先進の安全性能を誇ります。

また、18インチタイヤを備えたダンピングの効いた足周りは、
高い操縦安定性と、フラットで上質で快適な乗り心地を実現しています。

安全に快適な移動を目的とされるスタイリッシュな高級ミニバンを求める方々へおすすめです。

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
Ｓiは専用のエアロパーツを装備し、
ワイドなフロントバンパー、ボリュームのあるフェンダーにより3ナンバー登録です。

2.0L 自然吸気エンジンと7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付きSuper CVT-iを搭載し、
メリハリのある爽快な走行性能を誇り人気のモデルです。

コンパクトでスクエアな形状のボディとショートノーズのボンネット形状から取り回しも良く、
低床フラットフロアにより広く実用性の高い室内空間を実現しています。

2列目シートは580mmのロングスライドが可能で、
ゆったりとした足元に余裕のある使い方ができます。
またチップアップしてスライドすることで3列目シートへの乗り降りがしやすくなります。

3列目シートはワンタッチで跳ね上げができる便利な機構を備え、
広く使い勝手の良いラゲージスペースが自慢です。

また先進安全機能である「Toyota Safety Sense C」衝突回避支援パッケージと、
ステアリング、ブレーキ、駆動力をバランス良く制御し、
優れた走行安定性と操縦性を実現する「S-VSC」を搭載したモデルです。

大勢で移動をすることの多い、
小さなお子さんやお年寄りのいる若いファミリーの方々へおすすめです。

※参考URL
トヨタ エスティマ（ESTIMA）アエラス:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/ESTIMA/10104112/index.html

トヨタ ノア（NOAH）Ｓi:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/NOAH/10101678/index.html