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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.12.02
ホンダインサイトとCR-Zの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はホンダの人気車種のインサイトエクスクルーシブ(INSIGHT_EXCLUSIVE)XLと、
同じくホンダのCR-Z(CRZ)aを徹底比較したいと思います。
共にホンダを代表するハイブリッドセダンとクーペタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■ホンダ インサイトエクスクルーシブ(INSIGHT_EXCLUSIVE)XL
全長×全幅×全高
4395×1695×1435mm
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
全長×全幅×全高
4105×1740×1395mm
インサイトエクスクルーシブは5ドアセダン、CR-Zは3ドアクーペと両車はタイプが異なり、
ボディサイズやデザインにも特徴があります。
インサイトエクスクルーシブの方が、全長で290mm、全高40mm上回りますが、
全幅はCR-Zが45mm上回っています。
全高は両車とも立体駐車場に余裕で入る1550mm以下のサイズです。
タイヤサイズ
■ホンダ インサイトエクスクルーシブ(INSIGHT_EXCLUSIVE)XL
(前)185/60R15 84H
(後)185/60R15 84H
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
(前)195/55R16 87V
(後)195/55R16 87V
CR-Zの方が1インチ大径でひと回り太いタイヤを標準装備しています。
CR-Zはスポーツクーペらしく、
経済性と運動性能のバランスを優先したパッケージと言えるでしょう。
インサイトエクスクルーシブは、転がり抵抗の少ない低燃費タイヤが装着され、
経済性と乗り心地を重視した設定です。
ともにアルミホイールが標準装備されています。
乗車定員
■ホンダ インサイトエクスクルーシブ(INSIGHT_EXCLUSIVE)XL
5名
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
4名
インサイトエクスクルーシブは5名、CR-Zは4名の乗車定員です。
維持費(燃費)
■ホンダ インサイトエクスクルーシブ(INSIGHT_EXCLUSIVE)XL
JC08モード燃費:23.2km/リットル
排気量:1496cc
最高出力:111ps(82kW)/6000rpm
最大トルク:14.5kg・m(142N・m)/4800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1210kg
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
JC08モード燃費:23.0km/リットル
排気量:1496cc
最高出力:118ps(87kW)/6600rpm
最大トルク:14.7kg・m(144N・m)/4800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1170kg
両車は同じエンジン型式の1.5Lハイブリッドシステムを搭載するFF駆動ですが、
それぞれのコンセプトに合わせエンジン特性が異なります。
インサイトエクスクルーシブは実用的なセダンモデルという位置づけのため、
若干中低速域の走行フィールを重視したエンジン特性が特徴です。
燃費はインサイトエクスクルーシブの方が、わずかながら0.2km/リットル優れた数値です。
ともに懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は両車ともに年間34,500円です。
※自動車税は2016年11月時点で参照したものとなります。
室内
■ホンダ インサイトエクスクルーシブ(INSIGHT_EXCLUSIVE)XL
室内長×室内幅×室内高
1935×1430×1150mm
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
室内長×室内幅×室内高
1605×1430×1080mm
室内のサイズは両車のパッケージの特徴をよく表しています。
室内幅は同寸ながら、インサイトエクスクルーシブの方が、
室内長330mm、室内高で70mm上回っています。
インサイトエクスクルーシブは実用性を重視したセダンタイプなので、
後席の足元とヘッドクリアランスに余裕のある遮音性の高いキャビンを実現しています。
また、開口部の広いバックドアと分割可倒式リアシートと相まって、
利便性に優れたパッケージデザインです。
CR-Zはクーペスタイルなので後席の頭上高は低く、
実質的に大人2名のプライベート空間を演出したデザインです。
一体式の後席を倒す事が可能なので、
少人数の旅行にも対応した十分なカーゴスペースを持っています。
新車価格
■ホンダ インサイトエクスクルーシブ(INSIGHT_EXCLUSIVE)XL
2,250,000円
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
2,700,000円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
セダンボディのインサイトエクスクルーシブの方が115mmホイールベースは長く、
乗り心地と居住性を優先したパッケージングと言えるでしょう。
■ホンダ インサイトエクスクルーシブ(INSIGHT_EXCLUSIVE)XL
セダンボディながら、高剛性の低重心ボディとアルミを多用した足周り、
本革のような質感と風合いを持つ剛性感の高いシートにより、
高速走行でも安定した、疲れにくい優れた乗り心地が自慢です。
また、パワフルな1.5Lハイブリッドエンジンと徹底した空力性能により、
市街地から高速走行まで静かでスムーズな運動性能を誇ります。
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
スポーツクーペの特徴がスペックの随所に表れています。
低重心、高剛性ボディ・サスペンションによりスポーティな操縦安定性を実現しています。
またホールド性の高いバケットシートはしっかり身体をサポートし、
ダイレクト感あるソリッドな乗り心地が特徴です。
ハイブリッドシステムのアシストにより、高回転まで爽快な乗り味を提供しています。
操作性
両車ともに最小回転半径は5.0mです。
ともにコンパクトなボディのため、市街地走行時のすれ違いや縦列駐車まで、
日常の使い勝手の良さを感じる、操作性と視界性に優れた2台です。
ターゲット層
両車はともにハイブリッドカーのカテゴリーですが、
コンセプトやボディ形状にも大きな違いがあります。
■ホンダ インサイトエクスクルーシブ(INSIGHT_EXCLUSIVE)XL
Aピラーモール、フロントとリアのバンパー形状、エンジンアンダーカバーなど、
徹底的に空力特性にこだわったホンダの誇る5ナンバーハイブリッドセダンです。
中低速から高速走行まで力強い走行性能を誇る、
1.5L「i-VTECエンジン」+ハイブリッドシステムにより、
疲れの感じにくい経済性に優れた高性能セダンです。
開口部の広いリアドアを備え、経済性とパワフルな走行性能により、
市街地走行から高速走行まで、快適な走りを実現する、
実用性の高いコンパクトハイブリッドセダンを求める方々へおすすめです。
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
ハイブリッドとは言え、ホンダらしい運転する楽しみにこだわった、
スポーティクーペに仕上がっています。
専用設計の操縦安定性に優れた足周り、
瞬間的にエンジン出力とモーターのアシスト量をアップさせる「PLUS SPORTシステム」、
シーンに合わせてエコからスポーツまで3段階にドライブモードを選択できる、
「3モードドライブシステム」など、
街乗りからスポーティドライブまでアクティブに楽しめるパッケージングです。
高回転域まで爽快に回る「i-VTECエンジン」の切れの良さと、
全域をパワフルにアシストするハイブリッドシステムにより、
経済性に優れたアクティブな大人のクーペを楽しみたい方々へおすすめです。
外観
goo-net編集チーム
ホンダ インサイトエクスクルーシブ(INSIGHT_EXCLUSIVE)XL
goo-net編集チーム
ホンダ CR-Z(CRZ)a
※参考URL
ホンダ インサイトエクスクルーシブ(INSIGHT_EXCLUSIVE)XL:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/INSIGHT_EXCLUSIVE/10082918/index.html
ホンダ CR-Z(CRZ)a:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/CRZ/10099232/index.html