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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.10.17
ホンダ フリード/フリード+ 新車紹介
ホンダ フリード/フリード+ 新車紹介
紹介
[フルモデルチェンジ]
発表:2016年9月16日
ホンダ・お客様相談センター
TEL:0120-112010
文●編集部 写真●ホンダ
パッケージングとメカを刷新したコンパクトミニバンの注目株
正式発表前にティーザー広告を打ち出し、ユーザーの興味を引いた新型フリード。そんな戦略からもコンパクトミニバン市場にかけるホンダの本気度合いが伝わってくる。新型のトピックは、大きくわけて3つ。まずひとつ目は従来フリードスパイクと呼ばれていた2列シート仕様が「フリード+(プラス)」となり、両者でデザインの共通化が行われたこと。とくに「プラス」の荷室は、先代スパイクと比べてマイナス185mmという超低床化を実現し、26インチの自転車を2台積載可能としている。また最近流行りの車中泊を視野に入れ、広くて快適な後席空間を演出したのが「プラス」のキーポイントだ。
ふたつ目のトピックは、パッケージングの大幅な見直し。各席のヒップポイント間の距離を先代から90mm拡大して、従来のネガだったフル乗員時における窮屈さを解消している。また2列目のシートスライド幅を120mm拡大したほか、フラットフロア化でウォークスルーがさらにしやすくなった。先代とサイズはほぼ同程度ながらも、ミニバンとしての機能を飛躍的にアップさせているのが注目点。
最後に、パワーユニットが刷新されパワーと燃費性能がさらに向上したことも進化のポイント。とくにハイブリッドは最新世代の「スポーツハイブリッド i-DCD」が新たに搭載され、JC08モードで27.2km/Lというミニバントップレベルの燃費を実現。ガソリン車も19.0km/Lとさらに改善された。コンパクトミニバンに要求される高い水準を満たした新型フリードは、期待を裏切らない内容だった。
■インテリア/エクステリア写真[1]
木目調パネルを採用するなど、温かみのある雰囲気が魅力。シートカラーは写真のベージュのほか、モカ、ブラックと全3色が用意されている。
スライドドアの開口部が20mm拡大され、床が低くなったことで乗降性がさらに改善。多彩なシートアレンジで自転車も楽々積める。「プラス」ではさらに広い荷室を実現。
■インテリア/エクステリア写真[2]
メカの大きな進化点はエンジンの刷新。とくにハイブリッドシステムが最新世代になって燃費性能を向上。加速力も一段と増している。
事故を未然に防ぐ「ホンダセンシング」が一部グレードを除いて設定される。歩行者との接触を回避する機能などが盛り込まれている。
ホンダ フリード ハイブリッドG ホンダセンシング 6名乗車仕様(7速AT・DCT)
全長×全幅×全高 | 4265×1695×1710mm |
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ホイールベース | 2740mm |
トレッド前/後 | 1480/1485mm |
車両重量 | 1410kg |
エンジン | 直4DOHC+モーター |
総排気量 | 1496cc | エンジン最高出力 | 110ps/6000rpm |
エンジン最大トルク | 13.7kg m/5000rpm |
モーター最高出力 | 29.5ps/1313-2000rpm |
モーター最大トルク | 16.3kg m/0-1313rpm |
JC08モード燃費 | 27.2km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | トーションビーム |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 185/65R15 |
価格
フリード/フリード+ | 188万円~274万8200円(全グレード) |
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