中古車購入
更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.09.30

トヨタセルシオとエスティマを徹底比較してみた

トヨタセルシオとエスティマを徹底比較してみた

goo-net編集チーム

今回はトヨタの人気車種のセルシオ(CELSIOR)A仕様と、
同じくトヨタのエスティマシリーズのエスティマ(ESTIMA)アエラスを徹底比較したいと思います。

共にトヨタを代表する高級セダンと上級ミニバンタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?

サイズ

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
全長×全幅×全高
5015×1830×1490mm

■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
全長×全幅×全高
4820×1810×1745mm

セルシオの方が、全長195mm、全幅20mm上回り、
全高はエスティマの方が255mm上回っています。
両車ともトヨタを代表する高級セダンと上級ミニバンモデルながら、
コンセプトとパッケージデザインの違いと言えるでしょう。

タイヤサイズ

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
(前)225/55R17 95W
(後)225/55R17 95W

■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
(前)225/50R18 95V
(後)225/50R18 95V

両車とも同じ幅ながら、
エスティマの方が、1インチ大径で偏平率の低いタイヤを標準装備しています。
両車ともコンフォート寄りの位置づけなので、乗り心地と運動性能のバランスを重視した設定です。
セルシオはサイドウォールのしっかりした、よりスピードレンジの高いタイヤが装着されています。

乗車定員

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
5名

■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
8名

セルシオは5名、エスティマは3列シートを備えた8名の乗車定員です。

維持費(燃費)

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
10モード/10・15モード燃費:8.9km/リットル
排気量:4292cc
最高出力:280ps(206kW)/5600rpm
最高トルク:43.8kg・m(430N・m)/3400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
JC08モード燃費:11.6km/リットル
排気量:2362cc
最高出力:170ps(125kW)/6000rpm
最高トルク:22.8kg・m(224N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン

駆動方式はセルシオがFR、エスティマがFFです。

セルシオは4.3L V型8気筒自然吸気エンジン、
エスティマは2.4L直列4気筒自然吸気エンジンを搭載しています。

燃費はエスティマの方が2.7km/リットルほど数値的に優れています。
これは排気量や車両重量、ボディバランスなどの違いが起因しているかと言えます。
但し、両車の燃費表示はモードが異なります。

セルシオはプレミアムガソリン仕様、エスティマは懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は、セルシオは排気量が4.3Lで年間76,500円、
エスティマは排気量が2.4Lで年間45,000円です。

※自動車税は2016年9月時点で参照したものとなります。

室内

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
室内長×室内幅×室内高
2080×1535×1210mm

■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
室内長×室内幅×室内高
3010×1580×1255mm

室内のサイズは両車のボディタイプの特徴が表れています。
室内空間を大きく取ったエスティマの方が、
室内長930mm、室内幅45mm、室内高45mm上回っています。

しかしながらセルシオはフラッグシップセダンとして、
大人5名がゆったり寛ぐことができる居住性を持っています。

エスティマは3列目シートまで足元、ヘッドクリアランスに十分な余裕があり、
分割可倒式のリアシートを備え、
大きな荷物や長尺ものを積む際の利便性にも優れたパッケージデザインです。

新車価格

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
5,932,500円

■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
3,271,418円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

乗り心地

両車ともそれぞれの特徴をいかし、相応な乗り心地を実現しています。
しかしながら、ボディタイプ、コンセプトの違いから乗り味や運動性能などが異なります。

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
肌触りの良いファブリックシートは、どの席においても最上級の座り心地です。
前後ともダブルウイッシュボーン式のコイルサスペンションは、
落ち着きのあるどっしりとした乗り心地をもたらします。

余裕のある4.3L V型8気筒を搭載し、
静かなキャビンと相まって疲れの感じにくい優れた居住性が特徴です。

■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
ダンピングの効いたサスペンションと、肌触りの良い厚めのゆったりしたシートにより、
ソフトながらもどっしりした乗り心地が特徴です。

エアロパーツを装着し、変速ショックの少ないCVTと余裕のあるエンジンから、
高速走行においても安定感のある落ち着いた運動性能を誇ります。

操作性

最小回転半径は、セルシオが5.2m、エスティマが5.9mと、
セルシオの方が小回りがきくことがわかります。

エスティマの方が、ホイールベースが25mm長く、前後のオーバーハングや、
駆動方式によるタイヤの切れ角などの差が大きく起因していると言えるでしょう。

ターゲット層

両車は同じトヨタの高級セダンと上級ミニバンカテゴリーですが、
コンセプトやデザイン、乗り味にも大きな違いがあります。

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
トヨタを代表するフラッグシップセダンです。
4.3L V型8気筒エンジンを搭載し、
余裕ある走行性能と静かなキャビンから、最上の移動空間を提供します。

大人5人が安全・快適に移動するために、最高の技術が詰め込まれています。
ビジネスやゴルフ、ロングドライブなど長距離の移動を目的とされる方々へおすすめです。

セルシオの最終形であり、
完成度の高さと一目でセルシオとわかる存在感あるデザインも特徴です。

■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
エアロパーツを装着し、スタイリッシュで若々しいデザインです。

前席の視界が広く、明るい開放的な室内が特徴です。
高級感ある立体的なファブリックシートを備え、全席足元に十分な余裕があり、
リアシートの多彩なアレンジと併せて利便性と居住性に優れています。

衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」を標準装備し、
先進の安全性能を誇ります。

上質なダンピングの効いた足周りからも、
安全に快適な移動を目的とされるスタイリッシュなミニバンを求める方々へおすすめです。

外観

  • トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様

    goo-net編集チーム

    トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様

  • トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス

    goo-net編集チーム

    トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス

トヨタ セルシオの中古車購入をご検討の方はこちら

トヨタ エスティマの中古車購入をご検討の方はこちら

※参考URL
トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/CELSIOR/10022506/index.html

トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/ESTIMA/10104112/index.html

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ