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更新日:2019.06.17 / 掲載日:2016.09.14

日産スカイラインとシルビアを徹底比較してみた

日産スカイラインとシルビアを徹底比較してみた

goo-net編集チーム

今回は日産の人気車種のスカイライン(SKYLINE)GTと、
同じく日産のシルビア(SILVIA)スペックS Vパッケージを徹底比較したいと思います。

共に日産を代表する4ドアセダンと2ドアクーペタイプの2車種。
シルビアの完成形と言われる最終型と同時期のスカイライン

果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?

サイズ

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■日産 スカイライン(SKYLINE)GT
全長×全幅×全高
4705×1720×1375mm

■日産 シルビア(SILVIA)スペックS Vパッケージ
全長×全幅×全高
4445×1695×1285mm

スカイラインは4ドアセダン、シルビアは2ドアクーペとボディタイプが異なります。
セダンボディのスカイラインの方が、ひと回り大きなボディサイズで、
全長260mm、全幅25mm、全高90mm上回っています。

シルビアは全幅が1700mmに収まる5ナンバーサイズです。
両車とも立体駐車場に対応した全高です。

タイヤサイズ

■日産 スカイライン(SKYLINE)GT
(前)205/60R15 91H
(後)205/60R15 91H

■日産 シルビア(SILVIA)スペックS Vパッケージ
(前)195/65R15 91S
(後)195/65R15 91S

両車は15インチの同径ながら、
スカイラインの方がひと回り太いサイズのタイヤを標準装着しています。

シルビアは、購入後のユーザーが好みで交換するニーズが高いため、
安価なスペックのタイヤが標準装備されているのが特徴です。

乗車定員

■日産 スカイライン(SKYLINE)GT
5名

■日産 シルビア(SILVIA)スペックS Vパッケージ
4名

スカイラインは5名、シルビア4名の乗車定員です。
シルビアはスポーツクーペタイプであり、
2+2のタイトでスポーティな室内空間を意識したパッケージになっています。

維持費(燃費)

■日産 スカイライン(SKYLINE)GT
10モード/10・15モード燃費:12.0km/リットル
排気量:1998cc
最高出力:155ps(114kW)/6400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

■日産 シルビア(SILVIA)スペックS Vパッケージ
10モード/10・15モード燃費:12.0km/リットル
排気量:1998cc
最高出力:165ps(121kW)/6400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

両車とも駆動方式はFRで、スカイラインは伝統の6気筒、
シルビアは全長の短い4気筒2.0L自然吸気エンジンを搭載しています。
燃費はどちらも12.0km/リットルと同じ数値です。

スカイラインは、燃焼効率の高いリーンバーンエンジンを搭載しているため、
車重が160kg重いながらも、軽量で空気抵抗の少ないシルビアと同じ燃費を実現しています。

両車とも出力を優先する無鉛プレミアムガソリン仕様です。
自動車税は、ともに排気量が2.0Lなので年間39,500円です。

※自動車税は2016年9月時点で参照したものとなります。

室内

■日産 スカイライン(SKYLINE)GT
室内長×室内幅×室内高
1875×1440×1120mm

■日産 シルビア(SILVIA)スペックS Vパッケージ
室内長×室内幅×室内高
1640×1390×1070mm

両車の室内空間は、それぞれのボディタイプの特徴がよく表れています。

スカイラインはセダンボディの恩恵により、室内長235mm、室内幅50mm、室内高50mm上回ります。
しかしながら、現行のモデルとはコンセプトが異なり、
若干コンパクトなスポーティセダンとして設計されています。

シルビアは背の低いクーペボディのため、フル4シーターと言うよりも、
スポーティなタイト感を演出する2+2的なパッケージデザインです。

新車価格

■日産 スカイライン(SKYLINE)GT
1,998,000円

■日産 シルビア(SILVIA)スペックS Vパッケージ
1,880,000円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

乗り心地

ホイールベースはスカイラインの方が140mm長く、
重心もボディバランスも異なるため、両車の乗り味にも違いがあります。

■日産 スカイライン(SKYLINE)GT
接地性能と路面の追従性に優れた4輪マルチリンクサスペンションを備え、
サイドサポートに優れたバケットシートと伴って、揺れの少ないスポーティな乗り心地です。

高い剛性感と静粛性を誇るセダンボディは、
視界の良さからも疲れの少ない快適な移動空間を提供してくれます。

■日産 シルビア(SILVIA)スペックS Vパッケージ
ボディデザインから大柄に見えますが、
車両重量は1200kgと軽量なため、しっとりした乗り心地です。
標準装備のタイヤを履いた状態では乗り心地もマイルドに感じられます。

ターボモデルと同じひと回りサイズの大きいタイヤに交換すると、
よりタイトなスポーティな乗り味が楽しめるでしょう。

操作性

最小回転半径は、スカイラインが5.1m、シルビアが4.8mと、
シルビアの方が小回りがきくことがわかります。

両車ともFRならではのハンドルの切れ角を活かし、
スポーティ走行での操舵性にこだわったスペックと言えるでしょう。

ターゲット層

両車は同じ日産のスポーツタイプとして比較されますが、
ボディ形状や乗員定員、コンセプトなどに大きな違いがあります。

■日産 スカイライン(SKYLINE)GT
日産の伝統的なスカイラインブランドはセダンボディにもしっかり踏襲されています。
バランスの良い6気筒エンジンと5MTを搭載したFRスポーティセダンです。

普段はおとなしい実用性の高い5シーターセダンでありながら、
ひとたびアクセルを踏み込むとスポーツ走行もこなす、まさに「羊の皮をかぶった狼」の、
スカイラインの脈々と続くコンセプトが活かされたパッケージデザインです。

日常の家族との買い物から、スポーティ走行までこなす、
アクティブな大人のセダンを求める方々へおすすめします。

■日産 シルビア(SILVIA)スペックS Vパッケージ
走りを楽しむのにちょうど良い、5ナンバーサイズの剛性の高いクローズドクーペボディが特徴です。
ドアを開けた瞬間からスポーティでタイトな空間が広がります。
リアシートとカーゴスペースは2+2の使い方では十分な広さと利便性を持ちます。

重心の低いクーペボディによる安定感ある操舵性と、
スポーツフィール溢れる5MT+自然吸気エンジンの気持ちの良い走りから、
走りを楽しみたい方々へおすすめです。

外観

  • 日産 スカイライン(SKYLINE)GT

    goo-net編集チーム

    日産 スカイライン(SKYLINE)GT

  • 日産 シルビア(SILVIA)スペックS Vパッケージ

    goo-net編集チーム

    日産 シルビア(SILVIA)スペックS Vパッケージ

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※参考URL
■日産 スカイライン(SKYLINE)GT:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/SKYLINE/1505761/index.html

日産 シルビア(SILVIA)スペックS Vパッケージ:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/SILVIA/1507023/index.html

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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