車のエンタメ
更新日:2018.10.10 / 掲載日:2016.08.23
悪路でも走ってしまう車いすって知ってますか?

マラソンやバスケットボールなど競技用の車いすがスポーツカーだとすると、SUVに匹敵する車いすがあってもいいのでは? と思って検索してみたら、やっぱりありました! 悪路をものともしない車いすが。
6輪の太目のタイヤが特徴の電動バギー「Hexhog」。

シートはフルバケットで、4点式のシートベルトとロールバーも備えています。

英国製の6×6で、最高時速13.6km。30℃の勾配まで上ることができるそう。

サスペンションの可動域も広くて、デコボコな路面でもしっかり接地するんです。
アメリカからは、キャタピラ式の「TracFab」。

シートバックの角度調整が可能なスポーツシートと4点シートベルトを備えていますが、ロールバーはありません。


砂浜も、ぬかるんだ泥道も、雪道も、段差も問題なし。

全幅も30インチ(約76cm)と狭いので、住居のドアもらくらく通過できます。

そしてこちらは、車いすのまま乗り込める「Ripchair」。

最高出力29.4馬力の4気筒エンジンを搭載していて、最高速度は約16km。4輪バギーと綱引きをしても圧勝です。

モノコック構造だったりスポット溶接をしていたり、ともかく堅牢。
走破性の高さもガチ。
車いすって段差や坂道が苦手で繊細な乗り物という印象がありましたが、こんなにアクティブに走れるモデルもあるんですね!