新型車比較・ライバル車対決
更新日:2026.09.22 / 掲載日:2026.09.22
買うならどっち?《ソリオ vs ルーミー/トール》
クルマ購入の達人、渡辺陽一郎がズバリ指南!
買うならどっち? 売れ筋モデルガチンコ対決!
クルマ選びで「デザインは好きだけど実用性は?」「価格に見合う価値はある?」などで悩んでいるユーザーも多いはず。ここでは、クルマ購入の達人・渡辺陽一郎が売れ筋の22モデルを徹底チェック!失敗しない選び方をわかりやすく解説しよう。
●解説:渡辺陽一郎
販売現場の事情に詳しいカーライフ・ジャーナリスト。
クルマは高額だという、現実に即したシビアな視点が特徴だ。
※本記事の内容は月刊自家用車2026年10月号制作時点(2026年8月中旬)のものです。
ガチンコ対決! SUZUKI ソリオ vs TOYOTA/DAIHATSU ルーミー/トール

サイズ以上に扱いやすい日本を代表する実用モデル
スライドドアのハイトワゴンは、小型車クラスのエントリーを担うモデル。このカテゴリーを代表するのが、スズキ・ソリオとトヨタ・ルーミー(ダイハツ・トール)だ。
ともに全長4m未満のコンパクトボディに1.7mを超える全高を組み合わせることで、広大なキャビンを実現しており、後席を格納すれば自転車も楽々と積めるなど、積載性の余裕も圧倒的だ。
ただ、後席の使用感や走りはソリオがリード。具体的にはルーミーの後席はフロアと座面の高低差が不足気味で足を投げ出す姿勢になりがちだが、ソリオは適正な着座姿勢を保ちやすい。走りもエンジンの静粛性や乗り心地、操舵レスポンス、走行安定性のすべてにおいて価格が高いが、ソリオが凌駕している。
ルーミーの強みはさらにこなれた価格と、荷室の使い勝手の良さ。荷室の床を反転させると汚れを落としやすい素材になり、汚れ物を積んだ後の清掃が容易だ。トータルバランスのソリオ、よりリーズナブルなルーミーという違いがある。
SUZUKI ソリオ
価格:192万6100〜264万8800円

おすすめグレードと理由
HYBRID MZ(2WD) 価格:224万8400円
マイルドハイブリッド搭載のMZが最も買い得なグレードになる。その下のMXと比べると、LEDヘッドランプ、後方安全装備、右側電動スライドドア、ヘッドアップディスプレイ(30万円相当)を加えながら、価格上昇は19万6900円。買い得感を意識した設定になっている。
TOYOTA/DAIHATSU ルーミー/トール
価格:174万2400〜229万4600円/174万2400〜229万4600円

おすすめグレードと理由
G(2WD) 価格:193万9300円
ターボなら動力性能の不足は解消されるが、実用回転域の2500回転付近で耳障りなノイズが生じるのがネック。広いキャビンをリーズナブルに手に入れられるのが最大の魅力ゆえ、装備を充実させながら価格を190万円台に抑えたNAエンジン搭載のGがベストチョイスだ。
ライタープロフィール
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。