新車試乗レポート
更新日:2026.05.10 / 掲載日:2026.05.10

《公道試乗&購入ガイド》新型アリアの魅力公開

NISSAN 新型アリア試乗リポート&購入のすゝめ

日産のフラッグシップEV「アリア」が2026年2月に改良が実施された。フロントマスクやインターフェイスの刷新に加えて、サスまわりのセッテイングも変更されるなど、走りの質を武器にしているモデルだけに、どのような進化を遂げたのかは気になるはずだ。

●文:渡辺陽一郎 ●写真:月刊自家用車編集部

※本記事の内容は月刊自家用車2026年6月号制作時点(2026年4月中旬)のものです。

足まわりの刷新で乗り心地が向上! より魅力的なe-SUVに進化

フロントマスク刷新でよりEVらしい顔つきへ
日産は2010年に、世界初の量産EV(電気自動車)として初代リーフを発売した。そして2021年に投入したのが、日産の最上級EVとなるアリアだ。そのアリアの最新改良モデルが2026年2月に発売された。
改良新型のエクステリアの変化を感じるのはフロントマスクだ。従来型は色彩の異なるグリルをハッキリと見せるデザインだったが、改良モデルではボディ同色の部分を増やすことで、グリルの装着感を低減。EVらしいイメージを強めている。
ボディパッケージは、フロントウインドウを大きく寝かせて、天井も後方に向けて傾斜させる基本スタイルを踏襲。全長×全幅×全高は4595×1850×1655㎜。EVは床下に駆動用リチウムイオン電池を配置することが多いので、天井の高いSUVのボディが適している。タイヤサイズは全グレード19インチを標準装着するが、上級のB9なら20インチもオプション装着できる。全般的にスポーティな雰囲気を強調している。
先進的なキャビンまわりも健在。インパネには、液晶メーターの12.3インチアドバンスドドライブアシストディスプレイと、同じく12.3インチの日産コネクトインフォテインメントシステムが並んで装着される。今回の改良では、新たにグーグルビルトインが搭載された。ルート検索と併せて充電スポットを表示したり、グーグルアシスタントによる音声を使った操作も可能になっている。
居住性は従来と同様で、後席の足元空間が広く確保される。身長170㎝の大人4名が乗車した時、後席に座る同乗者の膝先空間は握りコブシ3つ弱に達する。床面は少し高めで、体格によっては膝も持ち上がるだろうが、足元空間が広く、足を伸ばせるから居心地の良さも大きな武器としている。

モーター駆動ならではのレスポンスの良さが魅力
アリアのグレードは、駆動用電池が66‌㎾hのB6系と、91‌㎾hのB9系に分けることができる。それぞれ前輪駆動の2WD仕様と、後輪を前輪とは別のモーターで駆動する4WDのe-4ORCE仕様がある。今回試乗したのはB6のe-4ORCEだ。
加速性能が最も優れているのはB9のe-4ORCEだが、試乗したB6もかなり力強い。改良モデルの動力性能は従来と同じだが、自然吸気のガソリンエンジンに当てはめると3.5ℓ級に相当する。モーターは、アクセルペダルの操作に応じて、駆動力を素早く増減させる特性が強く、例えば高速道路を一定速度で巡航中に、アクセルペダルを踏み増した時などでは、エンジン車よりも機敏に反応してくれるので運転がしやすく、車両との一体感も得やすい。ノイズも小さく、加速は滑らかで快適性も優れている。
走りに関する機能では、インテリジェントディスタンスコントロールを新採用したことがトピックス。アクセルペダルを戻して減速を開始したのに、車間距離がさらに狭まった時など、制動力を緩やかに強める機能で、衝突被害軽減ブレーキは、衝突不可避の時に強力に作動するが、インテリジェントディスタンスコントロールでは、緩いブレーキ操作を支援してくれるので、危険な状態に近付くのを防ぐ効果がある。

クルマ好きを唸らせる「操る楽しさ」が増している
また今回の改良では、足まわりの設定が変わり、足まわりが柔軟に伸縮するセッティングが強くなったことで、乗り心地も改善されている。街中でこそボディが上下に細かく揺すられる印象は残っているが、段差を通過した時の少し粗い突き上げ感は払拭。カーブを曲がる時のボディの傾き方は少し大きめだが、挙動の変化が穏やかに進むため、ドライバーや同乗者を不安にさせることはない。峠道ではボディの前側を少し下げながら内側へ回り込み、旋回軌跡も拡大させにくい。
また、駆動用リチウムイオン電池が低い位置に搭載されたことで、重心も下がっていて、後輪のモーターも含めて、4輪の駆動力制御を綿密に行うようになっている。この影響により、これまで以上にドライバーの操作に対して、忠実かつ安定して曲がってくれる。この穏やかで少し大きめの挙動変化は、背の低いセダンやクーペとは異なる操る感覚。環境性能とは異なるEVならではの特徴といえるもので、クルマ好きのユーザーからも歓迎されるはずだ。
試乗したアリアB6・e-4ORCEは、1回の充電で最大460㎞を走行できる(WLTCモード)。価格は728万900円で、2WDのB6に比べて60万5000円ほど高くなる。一般的なエンジン車の4WDは、2WDと比べて20〜30万円の価格アップだが、EVはその差が大きいといえる。
なお、国から交付される補助金額は約100万円だから、実質価格は約628万円。この金額はトヨタ・クラウンエステートハイブリッドZの635万円に近くなる。買い得とまではいえないが、極端に割高でもないだろう。なお、納期を販売店に尋ねると「約3か月で、特に時間を要するグレードやオプションはない」とのこと。比較的購入しやすいことも追い風だろう。

日産 新型アリア

価格:667万5900円〜951万600円

主要諸元(B6 e-4ORCE) ●全長×全幅×全高: 4595×1850×1655㎜ ●ホイールベース:2775㎜ ●車両重量:2050㎏ ●乗車定員:5名 ●パワーユニット:ツインモーター(フロント:160㎾/300Nm、リヤ:160㎾/300Nm)  ●駆動方式:4WD ●WLTCモード総合燃費:169wh/㎞ ●リチウムイオン電池:352V ●ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク ●サスペンション(前/後):ストラット式/マルチリンク式 ●タイヤ:235/55R19 ●価格:728万900円

改良モデルは、グリルをボディ同色にするとともに、Vモーションを車両外側に配置することで力強さを巧みにアピール。
12.3インチの2枚のディスプレイが連なる未来感溢れるレイアウトを採用。プレミアムモデルらしく、キャビン内装も贅沢な加飾が奢られる。
撮影車のシート地は、メーカーOPのホワイト/グリーンのナッパレザー。フラットな床面設計もあって、前席も後席も足元まわりはすっきり。
熱に左右されるリチウムイオンバッテリーの充電性能の低下を抑える温度制御装備を搭載。走行中や充電中にバッテリーを適温に保つことで、バッテリーの寿命を長持ちさせている。
木目調パネルには、動作時にアイコンが表示されるエアコンハプティクススイッチを採用。
ステアリング奥のメインメーターは、12.3インチカラー液晶ディスプレイ。多彩な情報を分かりやすく表示してくれる。
電制シフトやドライブモードセレクターなどの操作系インターフェイスはセンターコンソールに集約。コンソール部は電動で前後に移動することも可能。
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ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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