中古車購入
更新日:2026.04.25 / 掲載日:2026.04.25
『先進安全装備付き』を中古車で!100万円台で狙える、おすすめ国産車5選

交通事故の発生件数および死傷者数は、この20年間で下降の一途を辿っている。その大きな要因は、自動車そのものの安全性向上のためと言われている。衝突安全性能が高まったほか、各種安全装備も貢献しているだろう。とはいえ、現在でも年間の交通事故死亡者は2500人を超えており、未だ少ないとはいえない状況だ。安全装備が充実したクルマを積極的に選ぶことは、自分はもちろん他人を守るためにも大切なこと。
そこで今回は、いまクルマ選びに必須の先進安全装備が付いている国産車において、予算100万円台で買えるモデルをピックアップしてみた。どの年式やグレードに装備されるかも明記しているので、購入の際はぜひ参考にしてほしい。
①もはや必須となった基本安全装備「衝突被害軽減ブレーキ」

先進安全装備の基本となるのは、衝突被害軽減ブレーキ。これは、車載カメラやレーダーが周囲の車両や歩行者を検知、衝突の危険がある場合は警報を鳴らし自動的にブレーキを作動させるシステム。日本では2010年頃から普及し始め、今ではどのクルマにも搭載される機能となっている。当初は警報のみだったが、近年はクルマ側がブレーキまで行うシステムが主流。また、以前は車両のみしか検知しなかったが、現在は歩行者や自転車も検知してくれる。速度によっては物理的に衝突を避けられないことや条件によってシステムが作動しないこともあるが、事故被害軽減に多大な貢献をしてくれるシステムといえる。
おすすめ車👉スバル インプレッサ(先代)

この装備が付くモデルといえば、スバル インプレッサ。スバルは「アイサイト」という名称で、自動ブレーキをいち早く自社のモデルに導入していた。先代インプレッサにはアイサイトのバージョン3を全車標準装備。ステレオカメラに加え、前後左右4つのレーダーでカメラの視角をカバー。見通しの悪い交差点などでクルマや歩行者、そして自転車を360°の広い範囲で検知する。そのほか、国産初の歩行者保護エアバッグと7つの乗員保護エアバッグを全車標準装備するなど、安全性は抜かりなし。
新車価格:192万2400円~259万2000円(2016年発売時)
中古車価格帯:80万円~250万円
中古車平均価格:139万円(インプレッサスポーツのみ)
グーネットの中古車登録台数は約800台(インプレッサスポーツ)、約100台(インプレッサG4)と豊富に流通している。100万円以下の物件も目立ち、平均価格は139万円と手頃。アイサイトは全車標準装備だから、年式やグレード問わず安心して買える。安全のスバルを代表するおすすめの1台。
②長距離ドライブを安全・快適にする「プロパイロット」

先進安全装備のなかでも特に重要度が高いのが、アダプティブクルーズコントロール(ACC)。これは車載センサーで前走車を検知、あらかじめ設定した車速内で自動的に加減速を行い車間を維持するシステムである。高速道路などでドライバーの疲労を軽減し、安全にも寄与するものとしてここ最近のクルマの多くに導入されている。そんなACCをさらに発展させたのが、日産が誇る先進運転支援システム「プロパイロット」。これは車線中央を走行するようにステアリングを支援するという一歩踏みこんだシステムで、さらに快適なドライブを約束する。
おすすめ車👉日産 セレナ(先代)

そんなプロパイロット装着車をリーズナブルに入手するなら、日産 セレナ(先代)。2016年8月の発売時より設定され、同じミニバンのライバルたちに差を付けている。ただし、2016年8月に発表された期間限定車「プロパイロットエディション」を除き、中間から上級グレードにオプション設定となるので全ての車両に装備されないことに注意。
新車価格:231万6600円~318万7080円(2016年発売時)
中古車価格帯:80万円~320万円
中古車平均価格:204万円(全グレード)
グーネットの掲載台数は約4700台と非常に多く、相場も下がって買いやすくなった先代セレナ。プロパイロット装着車を探すなら、「詳細条件で絞り込む」から「アダプティブクルーズコントロール」にチェックを入れて再検索。物件説明欄に「プロパイロット」の表記があるものから探そう。プロパイロット装着車でも100万円以下の物件が存在し、手頃な価格で買える。
③アクセルとブレーキの踏み間違いを防止する「誤発進抑制機能」

ニュースでも度々耳にするアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故。特に高齢者に多く、時には大惨事につながることも少なくない。それを予防してくれるのが「誤発進抑制機能」。障害物を検知した状態で急なアクセル操作があると、音やディスプレイ表示で警告し、エンジン出力を制限して衝突被害を軽減するというもの。
おすすめ車👉ホンダ フリード(先代)
この機能は「ホンダセンシング」など、多くの自動車メーカーの先進安全装備にパッケージされている。2016年9月に発表された先代フリードは発売当初「B」グレードを除き「ホンダセンシング」を設定(一部グレードはオプション設定)。さらに2019年10月のマイナーチェンジ以降は全グレード標準装備となった。使い勝手に優れたコンパクトミニバンは、老若男女が乗るケースが多くこの装備は必須。可能な限り装着車を購入したいところだ。
新車価格:188万円~274万8200円(2016年発売時)
中古車価格帯:100万円~300万円
中古車平均価格:191万円(全グレード)
グーネット掲載台数は約2000台とこちらも豊富。およそ100万円前後の予算から購入可能だが、人気車ゆえ極端な値崩れはしていないようだ。ホンダセンシング装着車を探すなら2019年10月のマイナーチェンジ以降がおすすめ。つまり2020年式以降のものを探すとよい。その場合、価格の下限は150万円から。
④高速道路の疲れを軽減する「レーントレーシングアシスト」

高速道路や自動車専用道路で、白線や先行車を検知し、ハンドル操作をアシストしながら車線中央の走行を促す車線逸脱防止支援システム「レーントレーシングアシスト(LTA)」。名称は各メーカーでまちまちだが、多くの先進安全装備にパッケージされる基本的なシステム。
おすすめ車👉トヨタ ヤリス

ここ最近、このような便利な装備がコンパクトカーにも標準搭載されるケースが増えてきた。例えば、トヨタ ヤリスは、2020年5月の発売時からトヨタセーフティセンスを標準装備(X Bパッケージを除く)。これには「レーントレーシングアシスト(LTA)」を含む多くの先進安全装備がパッケージされている。2021年5月の改良以降、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールも導入されており、高速道路や自動車専用道路のドライブは快適そのものに。
新車価格:139万5000円~249万3000円(2020年発売時)
中古車価格帯:100万円~260万円
中古車平均価格:165万円(全グレード)
グーネット掲載台数は約2200台。現行モデルであるが、発売から6年が経過して手頃な価格で購入できるようになった。「レーントレーシングアシスト」は、装備を削った「X Bパッケージ」を除き全車標準となるから選びやすい。しかし、中古車として探すなら安全装備がさらに充実した2021年5月改良以降のモデルを探すとよいだろう。
⑤車線変更時の事故リスクを軽減「ブラインド・スポット・モニタリング」

ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)とは、自車の後方から接近する車両の存在を知らせる機能のこと。車線変更する時、ドアミラーの死角になっている車両との接触を回避できる有用なもの。この機能もここ最近のクルマの多くに標準搭載されるケースが増えてきた。
おすすめ車👉マツダ CX-5

2016年12月に発表されたマツダ CX-5には、当初からブラインド・スポット・モニタリング(BSM)を設定。ただし、「プロアクティブ」や「Lパッケージ」など一部の上級グレードのみとなっていた。しかし、2017年8月の改良では「i-ACTIVSENSE」を標準装備。このなかにブラインド・スポット・モニタリング(BSM)をはじめとする多くの装備が含まれ、安全面が強化されている。特にCX-5のような大きめのSUVは車線変更時に気を遣う。このような先進安全装備があると安心して乗れるはず。
新車価格:246万2400円~352万6200円(2017年発売時)
中古車価格帯:140万円~360万円
中古車平均価格:246万円(全グレード)
すでに新型CX-5が発表され、日本発売も間近。そんなわけで相場も少しずつ下がり、今買い時を迎えた。中古車価格の下限は140万円で、特に初期型は買いやすい。購入の際は2017年8月以降のモデルをねらおう。前述のとおり「i-ACTIVSENSE」が標準装備され、多くのグレードで展開されるようになった。
まとめ

今回は、先進装備装備別におすすめモデルを5台紹介した。ここ最近、各メーカーの安全装備は横並びで進化しており、年式の新しいものであれば複数の装備がパッケージングされている。しかし、10年落ち前後の年式の場合、グレードによって設定がないケースも存在する。購入の際はどの年式、グレードに設定されているか確認することが大切だ。
ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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