大人女子を目指すアナタにおすすめのクルマ選び！

　ゆったりとした室内空間を持つミドルクラスのクーペは、現行Cクラスのプラットフォームをベースとした2ドア4シーター。先代までの楕円4灯ヘッドライトは少々古さが感じられるようになってきているので、価格もこなれてきている現行モデルを狙いたい。シャープに切れ上がったヘッドライトと立体的なグリルでラグジュアリー感が漂うフロントマスクは、まさにシックでエレガント。環境性能の高さで選ぶなら後期モデルだが、価格や性能のトータルバランスは前期モデルが優位だ。グレードとしては、「E350 クーペ」の前期型がベストチョイス。フラッグシップの「E550 クーペ」（前期モデル）に搭載されている5.5L V8エンジンは、日常使いには持て余し気味になるし燃費も悪い。3.5L V6エンジン搭載のE350 クーペなら、気持ちよくラグジュアリーな走りを愉しめる。

　モデルチェンジが近いこともあって、価格的にはとくに前期モデル（～2011年）がおすすめ。新車時に1000万円オーバーだった上級グレードの「E550 クーペ」でも前期型は500万円前後で手に入るし、「E350 クーペ」なら300万円前後で見つかるだろう。新車価格の高いモデルは中古市場でのお得感が強いので、1クラス上の優雅さを体感したい。

　レクサスのエントリーモデル。5ドアハッチバックのハイブリッド専用モデルながら高級感が漂い、「キレのあるエレガントさ」を醸し出す。2014年にマイナーチェンジを受け、昨今のレクサスに共通するデザインアイコン「スピンドルグリル」が採用された。シャープなフロントマスクが強調されるスピンドルグリルは好みがわかれるところ。知的な優美さを求めるなら、おとなしめの顔を持つ前期モデル（～2013）がおすすめだ。

　本革シート、本木目パネルなどを採用したラグジュアリー仕様の「バージョンL」がベストバイ。新車時に430万円前後だった前期モデルは250万円～300万円で流通している。静粛性、快適性、ドライビングフィールが大幅に向上された後期モデルはまだタマ数も少なく、中古価格も400万円前後となる。

　エレガントな国産クーペの代表格。北米でインフィニティ「G37 クーペ」として販売されているモデルで、流麗なラインは女性にもよく似合う。本革シートなどを備えた「Type P」がベストチョイス。上質な空間に加えてスポーティな走りも求めるなら「Type SP」を。中古車価格は180万円～250万円で、新車時のおよそ半分で入手可能となっている。