車種別・最新情報
更新日:2025.11.21 / 掲載日:2025.11.21
新型CX-5の選び方《近日登場! 注目SUV》
噂の新モデル、人気モデルはどう攻める?
今年は、秋以降に新型SUVの登場ラッシュが続く。その筆頭は12月受注開始が濃厚な新型RAV4で、その後もマツダCX-5や日産キックスも続くことになる。ここではそれらのモデルの最新情報、購入のタイミングなどをお教えしよう。
解説:渡辺陽一郎
※本記事の内容は月刊自家用車12月号制作時点(2025年10月中旬)のものです。
2025秋、新型CX-5の選び方
CX-5も秒読み段階だが現行の人気は衰えていない
サイズ的にもRAV4のライバルとされるマツダCX‐5も、まもなくフルモデルチェンジされる。新型の受注は2026年中に開始され、納車は2027年1月以降になりそうだ。新型のボディサイズは、全長が4690㎜で全幅は1860㎜。全長は現行型よりも115㎜長く、ホイールベースも同じ数値だけ拡大される。キャビンが広がって走行安定性も向上するが、全長が4575㎜の現行型と比べると、運転感覚は変わってくる可能性が高い。
また新型は、2.2ℓ直列4気筒ディーゼルターボは廃止される見込みで、2026年の登場時点では2.5ℓ直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドを導入、翌2027年から新開発のスカイアクティブZエンジンを用いるフルハイブリッドが追加される見込みだ。
現行型の国内シェアはディーゼルが60〜70%を占めるうえに、2025年1〜9月のマツダの国内新車販売でも現行CX-5は最も売れていた。動力性能や経済性に優れ、価格もお値ごろだった現行CX-5のディーゼルモデルは、モデル末期となる今でも魅力的と感じているユーザーは多いということだ。
そんな事情もあって、新型の価格は、現行ディーゼルと同等に設定される可能性が高い。買い得グレードは350万円前後からになるだろう。販売店の話では「2025年10月時点で、現行CX-5の受注停止は始まっていない。新型CX-5の値引きは実質的に不可能だが、現行型なら30万円は引ける」という。
これから段階的に開示される新型CX-5の情報を見て、現行型のディーゼルが欲しくなったら、遅くとも2026年3月頃までには契約して欲しい。
MAZDA 新型CX-5【デビュー予想2026年】
マツダの新世代モデルは走りとプレミアムを強化
2025年7月に欧州で世界初公開された新型CX-5(3代目)は、現行モデルから人回り大型化し、デザイン面でも魂動デザインをさらに進化。エクステリアはホイールベース・全長が延長され、よりどっしりとしたスタンスになったほか、インテリアは水平基調のダッシュボードに大型ディスプレイを採用し、デジタル化も推進。パワートレーンは、欧州仕様はマイルドハイブリッド付き2.5ℓガソリンエンジンが先行される。日本国内での発売は2026年が有力視されている。



