モーターショー
                    
          更新日:2025.10.31  /  掲載日:2025.10.31      
これぞメルセデス!ハイパフォーマンス&ラグジュアリーなモデルをズラリ日本初公開

メルセデス・ベンツ日本が「ジャパンモビリティショー2025」(会場:東京ビッグサイト)に出展、「CONCEPT AMG GT XX」をはじめとした日本初公開のモデルを披露した。
新次元のパフォーマンス【CONCEPT AMG GT XX】

今回アジアプレミアを果たした「CONCEPT AMG GT XX」は、メルセデスAMGが将来投入予定の4ドア量産スポーツカーに先駆けて披露するコンセプトEVカー。3基のアキシャル・フラックス・モーターと新開発のハイパフォーマンスバッテリーを組み合わせ、システム出力は1,000kW(1,360PS)超、最高速度は360km/h超を実現するという。

ダイレクトクーリングシステムが組み込まれたモジュールに、合計3,000個以上のセルを搭載。最適な熱放散を確保し、最適温度を維持するシステムによって、ダイナミックな走行中でも高い出力を維持し続けることができる「連続性能」を実現する。
さらに充電性能にも優れ、約5分間の充電でおよそ400km(WLTPの標準測定に基づくデジタルシミュレーションによる暫定値)の航続距離を充電可能としている。

デザインにおいては、ダイナミックなファストバック、低く構えたボンネット、鋭く傾斜したフロントウインドウによって、ブランドを象徴するスポーツカーとしてのパフォーマンスを力強く主張。10本の縦ルーバーを備えたフロントグリルとスリーポインテッドスターを組み合わせ、AMGらしさを主張する。

インテリアはレーシングカーのコックピットを思わせつつも、ラグジュアリーな魅力も併せ持つ。様々なテクスチャーを持つ高品質の素材をシルバーとオレンジのアクセントが彩り、高電圧ケーブルにインスパイアされたデザインがAMGの原点であるモータースポーツとの強い繋がりを示している。



広大な車内空間にラグジュアリーと没入型体験を融合【Vision V】

「Vision V」は、ラグジュアリーリムジンの新たな世界を示すコンセプトEVカーで、今回が日本初披露。ゆとりある空間、最大級のエクスクルーシビティ、そしてこれまでにない没入型のデジタル体験を融合し、従来のクラフトマンシップと先進的なデジタル技術を調和させることで、まるで繭のように包まれる上質な空間を実現した。
欧州においては実用的なエントリーセグメントのファミリー向け車両から、VIP向けの高級シャトル、さらにゆとりある空間を備えたラグジュアリーリムジンまで、多様なニーズに応える形で展開される予定だという。

車両右側には大型の自動開閉式「ポータルドア」と、照明付きの電動格納式ステップを装備。後席の「プライベートラウンジ」と運転席の間には、透明度を自在に切り替えられるスマートガラスの仕切りを配置する。

圧倒的な広さを誇るプライベートラウンジは、伝統的なクラフトマンシップの素材と最先端のテクノロジーデザインが調和した唯一無二の室内空間を形成。クリスタルホワイトのナッパレザーと、ほのかに輝くホワイトシルクを組み合わせ、 そこにオープンポア仕上げのバールウッドを大胆にあしらうことで、上質なコントラストを生み出した。
サイドウォールには、高級家具のようなディスプレイキャビネットが ダークウッドトリムに美しく組み込まれ、乗員の小物を収めるスペースとしても活用できる。

65インチのシネマスクリーンは床下に格納され、乗員が車内に入ってドアが閉まるとコンソールからせり上がってくる仕組みに。合計42スピーカーを搭載するサラウンドサウンドシステムとの組み合わせで、映像やゲームなど様々なエンターテインメントを大画面と迫力あるサウンドで楽しめる。

史上最もインテリジェントなメルセデス・ベンツへ【新型CLA】

フルモデルチェンジを迎える新型CLAは3月にローマにてワールドプレミアされ、今回は新型GLCとともに電気自動車モデルが日本初公開を果たした。

新型CLAの最大のトピックは、自社開発となるメルセデス・ベンツ オペレーティングシステム(MB.OS)の完全搭載。車両の主要機能を定期的に更新するOTA(オーバー・ジ・エア)アップデート、よりパーソナライズされた体験と直感的な操作を実現する第4世代MBUXなど先進的な機能を備え、“メルセデス・ベンツ史上最もインテリジェンスなモデル”を自負する。

また、今回新たにラインナップされる電気自動車は、「CLA 250+ with EQ Technology(200kWモデル)」と「CLA 350 4MATIC with EQ Technology(260kWモデル)」の2種を用意。200kWモデルは一充電航続距離792 kmを実現するとともに、10分間で最大325km分の充電を可能とし、効率性に優れたモデルとなっている。
なお、現段階では日本導入時期は未定となっている。


新世代の電動ミドルSUV【新型GLC】

新型CLAとともに電気自動車を新たにラインナップに加える新型GLCは、世界各国で支持を集めるミドルSUV。こちらも日本初披露となった。

新型GLCの大きなトピックは、フロントフェイスの刷新。メルセデス・ベンツでは「ブランドを再定義するアイコニックなフロントグリル」と高らかに謳う。内燃機関モデルの機能的なパーツであったグリルは、電気自動車となったGLCにおいては、イルミネーションが施されたハイテクなアートへと進化。今回のグリル採用をメルセデス・ベンツでは「このアイコニックなグリルを採用した最初のモデル」としており、今後、他のモデルにも採用される可能性が示されている。

リアランプも、ブランドの象徴であるスターマークをフィーチャーしたデザインに刷新され、新時代のデザインを印象付ける姿に仕立てられている。

インテリアでは、最新のMBUXスーパースクリーンを標準装備。大きなガラス面の下に、26cm(10.3インチ)のコックピットディスプレイ、35.6cm(14インチ) のセンターディスプレイ、同じく 35.6cm(14インチ)の助手席用ディスプレイの3つの独立したディスプレイが組み合わされる。また、オプションで設定可能なシームレスMBUXハイパースクリーンは99.3cm(39.1 インチ)で、ブランド最大級の大きさを誇る。

新型GLCは室内空間の拡大も図られており、前席はレッグルームが13mm、ヘッドルームが46mm拡大し、後席ではレッグルームが47mm、ヘッドルームが17mm拡大。570リッターのラゲッジルームは、リアシートを倒すと1,740 リッターにまで拡大可能。さらに、128リッターのフランク(フロントトランク)も備えられている。
なお、新型GLCも日本導入時期は未定。
マイバッハのロードスターモデルなどの市販化モデルも

会場では、10月29日に発売となったメルセデス・マイバッハ「SL モノグラム シリーズ」、メルセデスAMG「GT 63 プロ 4MATIC+ クーペ」なども展示。ラグジュアリーな世界観を提案する。
メルセデス・ベンツ ジャパンモビリティショー2025 特設サイト:
https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/campaigns/japan-mobility-show-2025.html
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