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更新日:2018.11.02 / 掲載日:2015.10.09
BMW、特別限定車「M4 GTS」の市販モデルを東京モーターショーに出展

サーキット走行を想定した「M4 GTS」
独BMWは、特別限定車「M4 GTS」の市販モデルを10月28日から開幕する東京モーターショーに出展する。「M4 GTS」の市販モデルは、M4クーペの性能をアップさせたモデル。サーキット走行を意識したモデルで、M3の30周年を記念して700台限定で生産される。ドイツ・ニュルブルクリンク北コースのラップタイムは7分28秒をマークしたという。

スペックは最高出力500hp、最大トルク600Nmを発生する
M4 GTSのエンジンは、M3やM4と共通の3リッター直列6気筒ターボを搭載。ウォーターインジェクションシステムを採用したのが特徴。スペックは最高出力500hp、最大トルク600Nmを発生する。0-100km/hの加速は3.8秒、最高速度は305km/hと公表された。

内外装は大掛かりな軽量化が図られている

マフラーはチタン製マフラーを採用した
内外装は大掛かりな軽量化が図られている。内装は、カーボンファイバー製バケットシートをはじめ、軽量タイプのセンターコンソールやドア、ドアパネルを採用。ダッシュボード内部のパイプにもカーボンファイバー素材を用いた。エクステリアは、新設計のボンネット、ルーフ、調整式のフロントスプリッター、リアディフューザーなどにカーボンファイバーを採用。リアウイングに軽量化と耐久性を両立した素材を使用し、マフラーはチタン製マフラーを採用した。以上、軽量化に貢献する素材を使用することで、車両重量は1510kgに抑えることに成功した。

リアウイングに軽量化と耐久性を両立した素材を使用
そのほか、リアコンビネーションランプはBMWの市販車で初めてOLEDライトを取り入れたという。
なお、「M4 GTS」の市販モデルが展示される東京モーターショーは、一般公開日は、10月30日から11月8日までとなっている。