中古車購入
更新日:2025.10.04 / 掲載日:2025.10.04
オープンエアーの季節がキタ!200万円で買える、おすすめオープンカー5選

秋はオープンカーが一番楽しめる季節だということをご存知だろうか。真夏は日差しが強くてNG。冬は寒い。春はスギ花粉……と厳しいが、秋は一年で最もオープンカーが楽しめる季節なのだ。そこで今回はオープンカー特集。2人乗りから4人乗り、さらにはスポーツカーからユルめのクルマまで個性豊かな5台をピックアップしてみた。
①【ダイハツ コペン(2代目/LA400K)】手軽にオープンエアドライブが楽しめる軽自動車

低予算かつ維持費を抑えてオープンエアドライブを楽しみたい。そんな貴方におすすめなのが、軽自動車のダイハツ コペン。現行型は2014年6月に発売された2代目で、先代までのスポーティな走りはそのままに「D-Frame」構造を採用したことでボディ剛性をアップ。このほか、脱着可能なボディパネルにより、購入後でも見た目を大きく変えられるのも特徴。ボタンひとつでフルオープンにできるので、気軽にオープンカーを楽しみたいならまずこれを検討したい。
中古車価格帯:90万円~240万円
中古車平均価格:166万円(2025年9月28日現在)
中古車は豊富に流通しており、探しやすい。グレードは大きく分けると「ローブ」、「エクスプレイ」、「セロ」、「GRスポーツ」の4種類。セロは初代コペンを彷彿とさせる丸目が特徴で、そのほかのグレードも内外装が個性的。パワートレインは統一されているから、見た目で選んでOKだ。ただし「GRスポーツ」は専用サスペンションが与えられ、スポーティな味付け。最も物件が多いのは「ローブ」系で、平均価格は147万円。続く「セロ」系の平均価格は170万円とやや高め。
ボディタイプ:オープン・カブリオレ・コンバーチブル ダイハツ コペン LA400系 価格:〜200万円
②【マツダ ロードスター(3代目/NC)】スポーツドライビングを楽しみたいひとに

オープンカーといえばマツダ ロードスターだが、200万円以下の予算で選ぶなら先代モデルに注目したい。2005年8月にフルモデルチェンジを受けたロードスターは、それまでの5ナンバーから3ナンバーにサイズアップ。エンジンは2.0Lを搭載し、最高出力は170馬力に達している。先代までは軽快さが売りのロードスターだったが、3代目はややパフォーマンス志向になったといえる。それでも軽量化には徹底的にこだわっており、標準グレードは1090kgと同クラスのスポーツカーと比べて十分軽い。オープンカーでありながら、スポーツカーとしても楽しみたいひとにおすすめ。なお、電動開閉式リトラクタブルハードトップを備えた「RHT」も選べる。
中古車価格帯:90万円~230万円
中古車平均価格:124万円(2025年9月28日現在)
現行型(ND)の中古車平均価格が254万円なのに対し、先代(NC)は124万円と100万円以上の差がある。そのため先代モデルであればほとんどの物件が予算内で買える。グレード別に見ると、ビルシュタイン社製ダンパーやトルセンLSDが付いた「RS」とレザー内装の「VS」が目立つ。また、ハードトップの「RHT」も4割以上を占めており、幅広いニーズに応えている。
ボディタイプ:オープン・カブリオレ・コンバーチブル マツダ ロードスター NC系 価格:〜200万円
③【プジョー308CC】低予算でも満足度が高い4シーターオープン

プジョーはひと昔前、魅力的なオープンカーを数多くリリースしていたメーカーだ。そのなかでも現在中古車として購入可能なのが、2009年6月に発売された308CC。プジョー308(初代)をベースに電動開閉式メタルトップを備えた4シーターのカブリオレで、気軽にオープンカーを楽しみたいひとにうってつけのモデルとなっている。パワートレインは1.6L 直4+4速AT(後に6速ATに変更)を搭載。最高出力は140馬力と控えめながら、乗り味は意外と機敏。フル4シーターゆえ実用性が高いのも嬉しい。また、ネックウォーマーやシートヒーターなど寒い季節にあると嬉しい装備も充実し、秋冬のオープンカーライフをしっかりサポートしてくれる。
中古車価格帯:60万円~150万円
中古車平均価格:104万円(2025年9月28日現在)
中古車としてまだ買えると述べたが、ここ最近発売されたオープンカーと比べると物件数は少ない。しかし相場は底値となっており、中古車平均価格は104万円。新車時価格(2009年発売時)は420万円~455万円だったことを考えるとおよそ1/4という破格のプライスに。低走行車はほとんど残っていないが、きちんと整備された個体であれば今でも十分楽しめる1台。
ボディタイプ:オープン・カブリオレ・コンバーチブル プジョー 308CC 価格:〜200万円
④【フォルクスワーゲン ザ・ビートルカブリオレ】個性的なスタイルが人気の4シーターオープン

カブリオレといえば外せないのがフォルクスワーゲン。特に、2013年3月に発売されたザ・ビートル カブリオレは、今でも人気が高いオープンカー。プジョー308CCとは異なり、こちらは昔ながらのソフトトップを採用。6層構造のトップは静粛性に優れており、開閉時間はわずか10秒というお手軽さが魅力だ。また、時速50km以下であれば走行中でも操作可能なのも嬉しい。パワートレインは1.2L 直4ターボ+7速DSGを搭載し、最高出力は105馬力。室内は4シーターなので手荷物を置くスペースにも困らず、ゆったり乗りたいひとにぴったりのモデル。
中古車価格帯:160万円~250万円
中古車平均価格:237万円(2025年9月28日現在)
クーペのザ・ビートルとは異なり、カブリオレは物件数が少なく相場もやや高め。生産終了から時間が経っているにも関わらず、極端に値崩れしていない。逆にいえば手放す時に価格を維持しやすい。中古車平均価格は237万円となっているが、200万円以下の物件もあるのでギリギリ予算内で購入可能。購入の際はソフトトップの傷み、開閉機構をチェックしよう。実際にソフトトップを開閉してみて不具合がないか確かめるのが大切。
ボディタイプ:オープン・カブリオレ・コンバーチブル フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ 価格:〜200万円
⑤BMW Z4(2代目/E89):グランドツーリングも楽々こなせる実力派

200万円という予算ならプレミアムブランドのオープンカーも狙っていける。具体的には2009年に登場したBMW Z4(2代目)。初代はソフトトップを採用していたが、2代目は電動開閉式メタルトップを採用し、わずか20秒で開閉が可能。メタルトップを採用したことで静粛性が高く、クローズドの際は快適なGTカーに早変わり。パワートレインは当初は2.5L 直6(sDrive23i)、3.0L 直6ターボ(sDrive30i)を搭載していたが、後に2.0L 直4ターボ(sDrive20i)なども追加されている。2シーターではあるが、ピュアスポーツとうより快適なクルーザーの性格を持っており、大人のプレミアムオープンがほしいひとにおすすめしたい。
中古車価格帯:120万円~370万円
中古車平均価格:184万円(2025年9月28日現在)
値落ちの幅が大きい傾向にあり、発売時の新車価格帯は523万円~695万円だったが、現在の中古車平均価格は184万円。物件数も充実して買いやすく、低予算ながらも満足度の高い1台となっている。走行距離は伸びているものが多く、予算200万円ならば5万~7万kmが目安。グレードは2.5Lの「sDrive23i」が物件豊富で買いやすい。パフォーマンス志向のひとは「sDrive35i」を選ぶのもよいだろう。
ボディタイプ:オープン・カブリオレ・コンバーチブル BMW Z4 E89 価格:〜200万円
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ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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