輸入車
更新日:2025.08.06 / 掲載日:2025.08.06
失敗しない中古輸入車の選び方とは?こだわり派のためのバイヤーズガイド

[ケース別スタディ]こだわり派のためのバイヤーズガイド
文●ユニット・コンパス 写真●メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン
(掲載されている内容はグーワールド本誌2025年9号「人生を豊かにしてくれるパートナー![こだわりの輸入車選び]」記事の内容です)
クルマ選びの範囲に中古車を加えることで、世界は一気に広がる。一方で購入にあたり注意が必要なところもある。ケース別で紹介しよう。
こだわり派中古車をねらうならリサーチは必須
消費者保護のため、中古車業界は価格表示の適正化や契約内容の説明義務などの取り組みを行っている。しかし、中古車の種類によっては、情報収集を行い、リスクを理解したうえで購入すべきものも存在する。そこでここでは、こだわり派のためのバイヤーズガイドを用意した。
「おしゃれだから」、「販売店はプロなので大丈夫だと思った」。消費者にも言い分はあるだろうが、購入というのは契約行為であり、購入後の維持管理はユーザーの責任。
こだわりを貫くためには、それなりの予算と情報、そして熱意が必要。だからこそ、こだわり派は尊敬と羨望が得られるのだ。グッドラック!
[レアな実用車が欲しい]早い者勝ちの世界だけに事前の調査が大事

商品企画が尖っていたクルマは、中古車物件が少ない傾向にある。飛びつくのは危険だが、あまり悠長に構えていると、ライバルに先を越されて悔しい思いをすることも。基本的にレア車は出会いなので、なるべく早く現車確認を行い判断したい。事前にリサーチし、購入条件を絞り込みたい。
[ネオクラシックが欲しい]手間も費用もかかるため販売店選びが大事

人気のネオクラシックだが、購入後のトラブルも少なくない。理由はユーザーと販売店の意識にズレがあること。販売車両のコンディションがどのレベルにあり、納車までにどこまで整備するのか、どこからは別料金なのか、その後のメンテナンスや部品の手配ができるのか。そういった疑問に答えられる店を探したい。
[オープンカーが欲しい]屋根や開閉システムの状態は必ず確認を!

多くのオープンカーが採用している電動開閉システムだが、これが故障すると高額修理につながるため購入時からチェックは必須。ただし、車両の年式や季節によっては、無闇に作動させると故障につながるので、現車確認の際には必ず店舗スタッフに声をかけること。保管状況によっても状態に大きな差が生まれる。
[スーパーカーが欲しい]ディープでコアな世界ゆえお金だけでなく覚悟も必要

一般的な中古車とまったく異なる世界にあるのがスーパーカー系。流通もある種独自になってくるので、専門店からの購入が無難。専門店であれば、手放すときにも力になってくれるので心強い。保険ひとつとっても大変なので、ユーザー側にもノウハウが必要。コミュニティなどに参加することで得られる情報も多い。

ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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