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更新日:2025.10.16 / 掲載日:2025.05.26
前後2カメラ型ドライブレコーダーおすすめ10選|選び方と取り付け方法

あおり運転や追突事故、駐車中の当て逃げなど、車の後ろで起こるトラブルは少なくありません。前方だけを撮影するドライブレコーダーでは、加害車両のナンバーや挙動を記録できず、証拠が不十分になる場合があります。
そこで注目されているのが、「前後2カメラ型ドライブレコーダー」です。
前方と後方を同時に広範囲で撮影でき、夜間や逆光にも強い機種も増加。360°カメラほどの全方向撮影はできませんが、価格や取り付け費用を抑えながら、幅広いシーンで証拠映像を記録できます。
この記事では、前後2カメラ型ドライブレコーダーのおすすめ10選と、選び方・取り付け方法までをわかりやすく解説します。
1. 前後2カメラ型ドライブレコーダーの必要性
従来のドライブレコーダーは、前方のみを撮影するモデルが一般的でした。
ところが、あおり運転や追突事故、駐車中の後ろからの当て逃げなどは、前方カメラだけでは加害車両のナンバーや挙動を記録できず、いざという時に証拠として不十分になることがあります。
しかし、前後カメラであれば、車両の前方と後方を広範囲に記録でき、夜間や逆光時にもしっかり録画できるモデルが選べます。360°カメラのように全方向は撮れませんが、コストを抑えつつ、万一のときに役立つ映像を記録できます。
2. 前後2カメラ型ドライブレコーダーおすすめ10選
前後2カメラ型ドライブレコーダーは、前方と後方の映像を同時に記録できるため、事故やトラブル時の証拠として有効です。
高画質化や機能の充実が進み、さまざまなモデルが販売されています。ここでは、おすすめの前後2カメラ型ドライブレコーダー10選をご紹介しましょう。
(1) コムテック|ZDR048

ZDR048は、夜間でも鮮明に記録できるPureCel® Plus技術搭載のCMOSセンサーを採用したミラー型ドライブレコーダーです。
フロント・リアともに水平135°の広角撮影に対応し、後方視界を10.66インチの大画面で表示可能。セパレートカメラ構造で取り付け自由度が高く、衝撃録画・駐車監視(オプション)・運転支援機能も搭載。
長時間録画やSDカードメンテナンスフリー機能も備え、快適かつ安心のドライブをサポートします。
| メーカー | コムテック |
|---|---|
| 商品名 | ZDR048 |
| 設置タイプ | ミラー型 |
| 主な各種機能 | GPS搭載/広角135°/HDR/駐車監視(オプション)/運転支援機能/SDカードチェック/タイムラプス録画/夜間撮影対応 |
(2) KENWOOD|DRV-MR480

DRV-MR480は、前後フルHDカメラにF1.8の明るい広視野角レンズとHDRを搭載した高画質2カメラモデルです。
水平122°(フロント)/126°(リア)の広範囲撮影に対応し、暗所や逆光でも鮮明に記録。駐車監視(オプション)では最長24時間録画でき、SDカードメンテナンスフリー機能で手間も軽減。
GPS・Gセンサー搭載で走行情報も記録し、9mのリアケーブルで大型車にも取り付けやすい設計です。
| メーカー | KENWOOD |
|---|---|
| 商品名 | DRV-MR480 |
| 設置タイプ | 一体型 |
| 主な各種機能 | フルHD/HDR/F1.8レンズ/駐車監視(オプション)/GPS/Gセンサー/SDカードメンテナンスフリー/LED信号機対応 |
(3) コムテック|ZDR055

ZDR055は、STARVIS 2™技術とClear HDRを搭載し、夜間や低照度環境でも低ノイズ・高鮮明な映像を実現する高性能モデルです。
対角168°の超広角レンズで広範囲をカバーし、駐車監視(オプション)やタイムラプス録画、GPSによる走行記録にも対応。
後続車接近や先行車発進などを知らせる運転支援機能も充実しており、安全運転サポートと証拠能力を兼ね備えています。
| メーカー | コムテック |
|---|---|
| 商品名 | ZDR055 |
| 設置タイプ | 一体型 |
| 主な各種機能 | STARVIS 2™/対角168°広角/Clear HDR/駐車監視(オプション)/GPS/運転支援機能/SDカードチェック/LED信号機対応 |
(4) コムテック|ZDR027

ZDR027は、夜間撮影に強いSTARVIS技術搭載のフルHD前後カメラモデルです。
水平168°の広角レンズで死角を減らし、HDR機能で逆光やトンネル出入口でも安定した映像を記録。駐車監視(オプション)やタイムラプス録画、後続車接近お知らせ機能など安全運転支援も充実しています。
SDカードメンテナンスフリーとチェック機能により、長期間安心して使用できます。
| メーカー | コムテック |
|---|---|
| 商品名 | ZDR027 |
| 設置タイプ | 一体型 |
| 主な各種機能 | STARVIS/HDR/広角168°/駐車監視(オプション)/GPS/運転支援機能/SDカードメンテナンスフリー/LED信号機対応 |
(5) ユピテル|Y-122SII

ユピテル Y-122SIIは、前後カメラに最新の「STARVIS 2」センサーを搭載し、夜間や逆光下でも鮮明に記録できる高性能モデルです。
HDR機能により白とびや黒つぶれを抑え、常に安定した映像を確保。駐車監視機能を標準装備し、当て逃げやいたずら対策にも対応します。さらに、高速起動により出発直後のトラブルも撮り逃しません。
SDカードはフォーマット不要で大容量64GBを同梱。クラッシュフリー機能によって万一の際もデータ保護が可能です。安全運転支援として、あおり運転検知・車線逸脱警告・前方接近警告・発進遅れ警告の4機能を搭載し、日常の安心感を高めます。
| メーカー | ユピテル |
|---|---|
| 商品名 | Y-122SII |
| 設置タイプ | 一体型 |
| 主な各種機能 | 駐車監視標準装備/安全運転支援4機能/SDカードフォーマット不要/GPS/Gセンサー/LED信号機対応 |
(6) パイオニア|VREC-DH301D

VREC-DH301Dは、夜間走行に強いSTARVIS™技術搭載ソニー製CMOSセンサーとF値1.4レンズ(リアF1.8)を採用した高画質前後2カメラモデルです。
ナイトサイト機能により、夕方や夜間でも鮮明に記録可能。32GB microSDカード付属で購入後すぐに使用でき、SDカードフォーマット不要・寿命警告機能も搭載。
別売オプションで最大12時間の駐車監視にも対応し、証拠能力と使いやすさを両立しています。
| メーカー | パイオニア |
|---|---|
| 商品名 | VREC-DH301D |
| 設置タイプ | 一体型 |
| 主な各種機能 | WQHD/STARVIS™/F値1.4レンズ/ナイトサイト/SDカードフォーマット不要/寿命警告/駐車監視(オプション)/GPS/LED信号機対応 |
(7) パパゴ|GoSafe 640G

GoSafe 640Gは、前後左右4カメラで全方位を記録できる防水リアカメラ対応モデルです。
前方は2K(400万画素)、左右・後方はフルHD(200万画素)で個別記録し、歪みの少ない鮮明映像を実現。防水リアカメラは車内外どちらにも設置可能で、6m/16mケーブルを選択でき幅広い車種に対応します。
GPS内蔵、赤外線撮影、WDR、最大256GB対応など機能も充実。取り付けは2カメラモデル同様のため、工賃・作業負担も抑えられます。
| メーカー | パパゴ |
|---|---|
| 商品名 | GoSafe 640G |
| 設置タイプ | 一体型 |
| 主な各種機能 | 2K+フルHD/防水リアカメラ/GPS内蔵/赤外線撮影/WDR/256GB対応/常時・衝撃・ボタン録画/Gセンサー/LED信号機対策/地デジ対策 |
(8) コムテック|ZDR018

ZDR018は、コンパクトな本体に7種の運転支援機能とフルHD前後カメラを備えたモデルです。
HDR搭載で逆光や夜間でも安定した映像を記録し、駐車監視(オプション)は衝撃検知・タイムラプスなど多彩なモードに対応。
microSDカードメンテナンスフリー、SDカードチェック、スーパーキャパシタによる映像保護など信頼性も高く、GPS搭載で位置情報や速度も記録可能です。
| メーカー | コムテック |
|---|---|
| 商品名 | ZDR018 |
| 設置タイプ | 一体型 |
| 主な各種機能 | フルHD/HDR/運転支援7機能/駐車監視(オプション)/タイムラプス/GPS/SDカードメンテナンスフリー/スーパーキャパシタ/LED信号機対応/ノイズ対策 |
(9) FRC|FC-DR226W PLUS

FC-DR226W PLUSは、日本国内生産の高信頼モデルで、前後フルHD・200万画素カメラを搭載。
フロントはSTARVISとHDR、リアはWDRを採用し、昼夜問わず高精細な映像を記録します。GPSユニットが同梱され、速度表示や専用ビューワーでの走行軌跡確認も可能。
フォーマットフリー機能、スーパーキャパシタ、Gセンサーなど基本性能も充実し、リアカメラは別売で車外対応品に交換できます。
| メーカー | FRC |
|---|---|
| 商品名 | FC-DR226W PLUS |
| 設置タイプ | 一体型 |
| 主な各種機能 | フルHD/STARVIS(フロント)/HDR・WDR/GPS同梱/フォーマットフリー/スーパーキャパシタ/Gセンサー/日本製/LED信号機対応 |
(10) ネオトーキョー|ミラーカム3

ミラーカム3は、前後フルHDカメラと明るい大型デジタルミラーを備えたミラー型ドライブレコーダーです。
ソニー製IMX307センサー採用で夜間や逆光でも高画質を実現。独立式フロントカメラにより視界やサンバイザーの干渉を防ぎ、リアカメラは車内外設置対応の防水仕様。
10.88インチタッチスクリーンで画角変更や表示切替が直感的に操作できます。リアカメラズーム機能、配線を隠せる構造、駐車監視やGPS対応(オプション)など機能も充実し、初心者でも設置しやすい設計です。
| メーカー | ネオトーキョー |
|---|---|
| 商品名 | ミラーカム3 |
| 設置タイプ | ミラー型 |
| 主な各種機能 | フルHD/STARVIS相当ソニー製センサー/HDR/独立式フロントカメラ/車内外対応防水リアカメラ/リアカメラズーム機能/駐車監視(オプション)/GPS対応/タッチスクリーン操作 |
3. 前後2カメラ型ドライブレコーダー選びで押さえるべき3つのポイント
前後2カメラ型ドライブレコーダーを選ぶ際は、事故時に証拠となる映像を確実に残せるかを基準にしましょう。
とくに「画質・夜間性能」「機能性」「設置タイプ」の3点を押さえることが重要です。ここでは、それぞれのポイントを解説します。
(1) 画質・夜間撮影性能
事故は正面だけでなく、斜め方向や側面からも発生します。フロント・リアともに水平画角130°程度あれば横方向を含む広範囲を映せて、必要な映像をしっかり記録できます。解像度はフルHDで十分ですが、夜間や逆光でも鮮明に撮れる高感度センサーやHDR/WDR機能付きモデルを選ぶと安心です。
(2) 駐車監視や安全運転支援などの機能
走行中だけでなく、駐車中のトラブルに備える「駐車監視機能」も選ぶときの重要なポイントです。さらに、正確な位置や走行速度、日時を記録するGPSや、安全運転をサポートする機能も検討しましょう。
① 駐車監視機能
エンジン停止中でも録画を続ける「常時録画」や、衝撃・動きを検知して録画する「衝撃検知録画」や「動体検知録画」があります。駐車中の当て逃げや車上荒らし対策に効果的です。
② Gセンサー機能
事故や衝突などの衝撃を検知すると、その前後の映像を自動で専用フォルダに保存します。事故時の映像が誤って上書きするのを防ぎ、証拠映像が消えてしまう心配がなくなります。
③ GPS機能
位置情報・走行速度・日時を同時に記録でき、映像と組み合わせることで証拠能力を高めます。
④ 安全運転支援機能
車線逸脱警告や前方車接近警告、後方急接近検知(あおり運転検知)などの機能を搭載したモデルがあり、走行中に起きる危険を警告音で知らせてくれるため、事故リスクの低減に役立ちます。
⑤ スマホ連携機能
Wi-Fi接続で録画映像をスマホから直接確認できます。必要に応じて保険会社や警察への提出がスムーズになり、設定変更も簡単です。
(3) 設置タイプ(ミラー型・一体型・分離型)
設置タイプは大きく3種類。一体型は録画ユニットとカメラが一体で配線の取り回しも比較的簡単です。ミラー型は視界を妨げず、スマートに取り付けできます。分離型は設置位置の自由度が高く高機能ですが、価格が高くなります。用途や予算、車内レイアウトに合わせて選びましょう。
① ミラー型
ルームミラーに取り付けるタイプで、視界を妨げずスマートな見た目が魅力です。荷物や後席乗員で後方が見えにくい場合でも、カメラ映像で視界を確保できます。
② 一体型
録画ユニットとカメラが一体化しているタイプです。モデル数が豊富で価格帯も幅広く、初めての導入にも適しています。
③ 分離型
カメラと録画ユニットが独立しており、設置位置の自由度が高いタイプです。ただし、配線の取り回しが複雑なためプロに依頼するのが一般的です。
4. 前後2カメラ型ドライブレコーダーの取り付け方法
前後2カメラ型ドライブレコーダーは、自分で取り付けるか、業者に依頼するかで手間や費用が変わります。
設置方法を把握しておくと、購入後の作業や予算の見通しを立てやすくなります。
(1) 自分で取り付ける方法
2カメラタイプの取り付けは、大きく4つの工程に分かれます。
1. 電源を確保する
2. フロントカメラを取り付ける
3. リアカメラを取り付ける
4. 配線を整理する
電源はシガーソケットやヒューズボックスから取り、配線は内装の隙間へ収めると見た目もすっきりします。前方と後方をしっかり撮影できるように、設置前にカメラの角度と画角を必ず確認しましょう。
詳しい手順やおすすめの取り付け位置は、以下の記事で解説しています。
(2) 業者に依頼する場合
作業に不安がある場合や、配線を綺麗に取り付けたい場合はプロへの依頼がおすすめです。とくにリアカメラの配線は車両後方まで通す必要があり、慣れていないと時間も手間もかかります。
取り付け費用の目安は、前後カメラモデルでおよそ10,000〜20,000円程度です。カメラ本体も同時に購入する場合は、別途本体価格が加算されます。
費用は機種や車種によって変わるため、必ず事前に見積もりを取りましょう。プロなら最適なモデル選びから設置まで一貫対応してくれるため、仕上がりと機能面の両方で安心感があります。
5. ドライブレコーダーのことはグーネットピットにお任せください
ドライブレコーダーは事故やトラブル時の記録だけでなく、安全運転や防犯面でも大きな効果があります。前後2カメラ、360°撮影、駐車監視など機能は多様で、目的や車種に合ったモデル選びが重要です。
ただし、映像をしっかり記録するには、カメラを正しい位置に取り付け、配線もきれいに処理することが大切です。自分で取り付けることも可能ですが、確実さや仕上がりを重視するならプロに依頼したほうが安心です。
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