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更新日:2018.11.25 / 掲載日:2008.05.29
ホンダ フリード 新車紹介
ホンダ フリード 新車紹介
紹介
【ニューモデル】
発表/2008年5月29日
文:諸星陽一 写真:犬塚直樹
■セカンドセパレートシートや8名定員も用意するホンダのコンパクトミニバン
■ドライビング/ユーティリティ
注目のシートバリエショーンは、3列シートが2-3-3名の8名定員と2-2-3名の7名定員、2列シートが2-3名の5名定員。この2列シート仕様は「フレックス」のネーミングが与えられている。各社から1.5Lクラスのミニバンが販売されているが、そのどれもが2-3-2名の7名定員。サードシートに3名分のスペースを確保し、8名定員となるのはこのフリードだけ。また、同じ7名定員でもセカンドシートをセパレート化しているのもこのクルマのみ。このシート配列はライバルにとって驚異となるだろう。
ボディサイズは全幅が1695mm、全長が4215mmの5ナンバーに収まる。全高はFFが1715mm、4WDが1745mmで、1ボックスタイプよりは低いミドルハイトボディだ。ボディはフロントヒンジドア、リヤ両側スライドドアで、上級グレードはパワースライド式。新開発のプラットフォームは、もちろんホンダお得意の低床低重心フロアで、燃料タンクはセカンドシートの下に配置する。FF車のスライドドア部分のフロア高は390mmと低く、乗降性が格段にいいのもポイントだ。
搭載されるエンジンは118馬力の1.5Lのみ。FFはCVT、4WDは4ATが組み合わされる。
■インテリア/エクステリア写真[1]
アッパー部分にメーター類を配置、ロア部分は傾斜がなだらかなテーブルのようになっていて、そこにATセレクターなどが配置される。
フロントシートはセパレートタイプを採用。しっかりとホールド性が確保された、座り心地のよいシートだ。
セパレートタイプのセカンドシート。ふだんは4人までで使うなら、このタイプがゆったりとしていていい。
■インテリア/エクステリア写真[2]
5対5分割で左右にはね上げてスペースアップできるサードシート。このクラスではね上げ式というのは珍しい。
SOHCながら、吸排気ともに2つずつのバルブを設けた4バルブ方式を採用。ドライブバイワイヤーなども採用するエンジン。
キリッとしたプレスラインが入り、躍動感のあるスタイルとなっているサイドビュー。
フリードG・Lパッケージ(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 | 4215×1695×1715mm |
---|---|
ホイールベース | 2740mm |
トレッド前/後 | 1480/1465mm |
車両重量 | 1280kg |
エンジン | 直4SOHC |
総排気量 | 1496cc |
最高出力 | 118ps/6600rpm |
最大トルク | 14.7kg m/4800rpm |
10・15モード燃費 | 16.4km/L |
サスペンション前/後 | ストラット/トーションビーム |
ブレーキ前/後 | Vディスク/L&Tドラム |
タイヤ前後 | 185/70R14 |
バリエーション&価格
G | 169万500円(194万2500円) |
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G・Lパッケージ | 178万5000円*1(203万7000円) |
Gエアロ | 185万8500円(211万500円) |
GエアロLパッケージ | 196万3500円*1(221万5500円) |
Giエアロ | 225万7500円 |
フレックス | 163万8000円(189万円) |
フレックスFパッケージ | 170万1000円(195万3000円) |
フレックス・エアロ | 190万500円(215万2500円) |
フレックスXiエアロ | 222万6000円 |
*1:7人乗りの価格。8人乗りは2万1000円高。