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更新日:2018.10.28 / 掲載日:2015.02.12
【ホンダ】新型ハイブリッド車「ジェイド」を発売2015【価格・装備】

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
2月13日、ホンダからセダン並みの低い全高ながらミニバンクラスの居住性とユーティリティを兼ね備えた新型のハイブリッド乗用車「ジェイド」が発売。駆動方式はFF、3列シートを備えた6人乗りで、「ハイブリッド」と「ハイブリッド X」の2モデルで展開。価格はハイブリッドが272万円、ハイブリッド Xが292万円。
ジェイドは、足回りにダブルウィッシュボーンサスペンションを採用したほか、密度を高めて強度を出したプラットフォームに燃料タンクや排気システムなどの床下部品を徹底的に小型化して効率よくレイアウトすることで低全高を実現した。全長4650×全幅1775×全高1530mmのボディは、多くの立体駐車場に対応するサイズ。
1列目のシートではセダンと同等のドライビングポジションを実現し、2列目のキャプテンシートにはリアのタイヤハウスを避けながら斜め後方に大きくスライドさせることが可能な「Vスライドキャプテンシート」を採用。3列目のシートには用途や積載物の量や大きさに合わせて左右独立してシートを倒すことができる「5:5分割床下格納機構」が備えられている。
搭載するパワートレインは、1.5L 直4 DOHCの直噴エンジンと高出力モーターを内蔵した7速DCTを組み合わせた「スポーツ ハイブリッド i-DCD」。JC08モード燃費は25.0km/Lを記録する。
安全装備としては、「VSA(車両挙動安定化制御システム)」や坂道での発進時に後退を防ぐ「ヒルスタートアシスト機能」、急ブレーキ時に後続車両に注意を促す「エマージェンシーストップシグナル」などを標準装備。ハイブリッド Xには、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた先進の安全運転支援システム「ホンダ センシング」も標準で搭載している。ホンダ センシングには歩行者や障害物を検知して衝突の危険性があるときに自動でブレーキを作動させ危険を回避あるいは被害を軽減する「衝突軽減ブレーキ」、前を走行する車両との車間を保ちながら一定速度での走行をサポートする「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」、車線からの意図せぬ逸脱防止をサポートする「車線維持支援システム」と「路外逸脱抑制機能」などが含まれる。
デザイン面では、グリルとヘッドライトを水平基調でまとめたホンダのデザインアイデンティティ「ソリッド・ウイング・フェース」を採用したフロントマスクやリアウインドウとの一体感を持たせたリアコンビネーションランプが上質で精悍なエクステリアを演出。前後ライトは視認性もデザイン性も高いLEDを採用している。
広い視界と明るい室内が、ストレスや疲労の少ないドライビングをサポートしてくれる。
エマージェンシーと言えるものの、3列目シートの存在は時として非常に便利なものだ。
ほとんどの立体駐車場に収まるコンパクトサイズを実現しているので、駐車の不安もない。
先進の安全運転支援システム「ホンダ センシング」も標準装備されている。