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更新日:2024.10.24 / 掲載日:2024.10.24
日産 “桜モチーフ”の新デザインマシンを公開!フォーミュラEでさらなる高みを目指す

日産は10月17日、ABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン11(2024/25)から適用される新しいGEN3 Evoレギュレーションに対応した、新デザインのマシンを公開した。

新デザインは、シーズン9(2022/23)にデビューして以来、ファンに愛されてきた桜のモチーフを踏襲。桜のデザインは、フォーミュラEにおいて日産チームのアイデンティティとして親しまれており、日本のDNAや、新たな始まりを表現している。

日産フォーミュラEチームは、シーズン10において、チームランキングとドライバーズランキングで4位、新設されたマニュファクチャラーズランキングで3位となったが、シーズン11では更なる高みを目指すとしている。
チームは、シーズン9で日産のドライバーとして活躍した、経験豊富なノーマン・ナトー氏を迎え入れることを決定。前シーズンで2度の優勝と5度の表彰台を獲得しているオリバー・ローランド氏はそのまま続投となった。
ナトー氏はシーズン9でドライブしていた17号車、ローランド氏は日産の伝統的な23号車をドライブし、11月4日から7日にバレンシアで開催されるシーズン前のテストを経て、シーズン11の開幕戦となる、12月7日のサンパウロE-Prixに参戦する。

また2024/25シーズンに向け、日産フォーミュラEチームの新しいファクトリーも稼働を開始。チーム専用施設は、2600平方メートルの敷地内に、ワークショップエリアやシミュレーター、エンジニアリング、管理オフィス、更には展示エリアや会議室、多目的エリアも備えられている。
日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクター トマソ・ヴォルペ氏のコメント
「新シーズンに向けてワクワクしつつ、GEN3 Evoマシンに精通するために一生懸命取り組んでいます。これまで全てが順調に進んでおり、バレンシアのテストがとても楽しみです。新しいファクトリーの稼働も順調です。この施設を最大限に活用することで、チームの潜在力を最大限に引き出すことができます。これから一緒に戦うナトーは日産チームのクルーをよく知っていたので、すぐにチームに馴染みました。ローランドとナトーという強力なドライバーが揃い、勝利と表彰台獲得に向けて準備が整ったと自信を持って言えます。さらに、今シーズンからはエレクトロミン社が主要パートナーとなりました。コーラル社とコーラルアイウェア社との既存の関係に加えて、素晴らしい企業が私たちを支援しています。我々は、すべてに対し全力を注ぎ、シーズン11でトップを目指します」
日産 公式HP:
http://www.nissan.co.jp/
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