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更新日:2024.05.29 / 掲載日:2024.05.27

コンパクトモデルの燃費ランキングベスト10

 クルマを選ぶ際、重要視されるのは燃費。これは維持費に直結する部分でもあり、長く乗れば乗るほど出費に大きな差が生まれてしまいます。できるだけ低燃費のクルマを探すことは、その後のカーライフまで影響を及ぼすのはいうまでもありません。そこで今回は、コンパクトカー/コンパクトミニバン/コンパクトSUVの燃費ランキングベスト10をご紹介しましょう。燃費は全てWLTCモードで表記・集計しています。

※データは全て2024年5月20現在のもの

低燃費のクルマの条件とは?

 燃費を左右する大きな要素として、電動化モデルであることが挙げられます。特にハイブリッドカーは、発進時にモーターで駆動をアシストするため、燃料消費を抑えられます。また、ボディサイズが小さく軽量であること、排気量が小さいことも低燃費の条件。しかし、ここ最近は小排気量でもターボを組み合わせることで動力性能が確保されることが多く、実用面で物足りないと感じるシーンは減っています。リッター当たり25.5km(WLTCモード)の燃費であれば、低燃費のクルマといえそうです。

【10位】スズキ スイフト(WLTCモード燃費:25.4km/L)

 2023年12月にフルモデルチェンジを受けたスズキ スイフト。スポーティな外観デザインや、クルマとの一体感を感じられるインテリアなど、ライバルよりも走りへの期待を感じさせるのが特徴のコンパクトカーです。パワートレインは、1.2Lと1.2Lのマイルドハイブリッドを設定。トランスミッションは全グレードにCVTが組み合わされますが、「ハイブリッドMX(2WD)」は5速MTも選択可能。この5速MT車は、WLTCモードで25.4km/Lと、優秀な燃費性能を実現しています。

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【9位】ホンダ ヴェゼル(WLTCモード燃費:26.0km/L)

 2021年4月に発売された2代目ホンダ ヴェゼルは、スタイリッシュなフォルムと高品質な内外装が魅力のコンパクトSUV。F1のエンジンの開発を手がける風洞実験施設で検証を重ね、クラストップレベルの空力性能が自慢です。それは燃費性能にも寄与しており、「e:HEV X」グレードではWLTCモードで26.0km/Lの燃費を実現。また、e:HEVモデルではバッテリーのセル数を増やして出力を高め、力強い走りを獲得したこともトピックと言えるでしょう。

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【8位】日産 ノートオーラ(WLTCモード燃費:27.2km/L)

 日産 ノートをベースに、上品な内外装に仕立てたモデルがノートオーラ。2021年に発表され、ベースのノートとともに日産のコンパクトカーセグメントを担っています。室内には疲労を軽減する「ゼログラビティシート」を全席に採用し、合皮のコンビシートと本革シートの2種類から選択可能。またBOSEと共同開発のサウンドシステムも設定され、プレミアムな音響が楽しめます。パワートレインはノートと同じく第2世代のe-POWERが搭載され、「G」系グレードではWLTCモード27.2km/Lを達成しました。

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【7位】ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズ(WLTCモード燃費:28.0km/L)

 2019年11月に発売されたコンパクトSUVがダイハツ ロッキーとトヨタ ライズ。この両者はメカニズムが共通の姉妹モデルとなっており、どちらもダイハツの新プラットフォームDNGAが導入されています。全長3995mmというコンパクトなボディで取り回しがよく、それでいながら広い荷室で使い勝手が良好。スマートアシストをはじめとする予防安全装備も充実し、高い人気を誇っています。2021年11月には1.2Lハイブリッド搭載車が追加され、こちらはWLTCモードで28.0km/Lという低燃費を実現しました。

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【6位】トヨタ シエンタ(WLTCモード燃費:28.8km/L)

 人気のコンパクトミニバン、トヨタ シエンタも燃費が優秀。2022年8月に発売された3代目は、「シカクマル」をモチーフとしたシンプルな造形が特徴。コーナー部分を丸くしてコンパクトに見せ、取り回しのよさにもこだわりました。またクラストップレベルの最大1000mmの前後カップルディスタンスを実現し、2列目の快適性をアップ。パワートレインは1.5Lと1.5Lハイブリッドで、後者を搭載した「ハイブリッドX(5人乗り)」は、WLTCモード28.8km/Lを達成しています。

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【5位】日産 ノート(WLTCモード燃費:29.5km/L)

 2020年12月に発売された3代目日産 ノート。プラットフォームが新設計となり、第2世代の「e-POWER」が初めて搭載されました。e-POWERは、発電用のエンジンに駆動用のモーターとバッテリーを組み合わせた電動化モデルで、独特のドライブフィールが特徴。先代e-POWERと比べて出力を6%、トルクを10% 向上させ、加速性能が高められたのも見どころです。発売当初に設定されていた「F」グレードでは、WLTCモードで最大29.5km/Lを達成していました。

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【4位】ホンダ フィット(WLTCモード燃費:30.2km/L)

 ホンダのコンパクトカー、フィットも低燃費に定評があるモデル。2020年2月に発売された4代目は、ライフスタイルによって選べる5つの仕様が設定されています。またシートの設計にもこだわり、長時間のドライブでも疲れにくい座り心地を実現しました。パワートレインは1.3Lと1.5L+2モーターハイブリッド(e:HEV)を設定。「e:HEV ベーシック」グレードでは、WLTCモード30.2km/Lという優秀な数値を達成しています。

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【3位】トヨタ ヤリスクロス(WLTCモード燃費:30.8km/L)

 ヤリスがベースのクロスオーバーモデルがヤリスクロス。2020年8月の発売以降、コンパクトSUV市場のなかでも特に人気が高いモデルです。ヤリスがベースとなるため燃費性能は優秀で、WLTCモードで30.8km/Lを達成しました。パワートレインは1.5L 3気筒ガソリンと1.5L 3気筒ハイブリッドが用意されますが、燃費性能が高いのは後者。特に「ハイブリッドX」が今回の対象グレードとなっています。

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【2位】トヨタ アクア(WLTCモード燃費:35.8km/L)

 過去には燃費ランキング首位を獲得していたトヨタ アクア。2021年7月に発売された2代目は、WLTCモードで最大35.8km/Lを達成。ヤリスにわずかに届かず2位という結果になりました。現行型では、高出力なバイポーラ型ニッケル水素電池を採用。先代モデルと比べて出力が約2倍に向上し、レスポンスのよい加速を実現しています。またモーターのみでの走行可能速度域を拡大し、燃費にも大きく寄与。対象グレードは、装備を簡素化した「B」グレードのみ。ちなみにこのグレードは現在カタログから外されています。

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【1位】トヨタ ヤリス(WLTCモード燃費:36.0km/L)

 2020年2月に発売されたコンパクトカーがトヨタ ヤリスです。それまでヤリスはヴィッツの海外名でしたが、この世代より国内外問わずヤリスになりました。コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用し、軽量かつ高剛性のボディで走りの性能をアップ。そんなヤリスが、ハイブリッド専用車のアクアを抑え、燃費ランキングでトップに輝きました。対象となるグレードは「ハイブリッドX」で、WLTCモード燃費36.0km/Lを実現します。

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グーネットマガジン編集部

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