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更新日:2024.03.04 / 掲載日:2024.03.04
BYD 新型モデルを毎年1台以上投入へ 2024年以降の戦略示す

BYDオートジャパンが3月1日、「2024 戦略発表会」を開き、2024年以降の戦略を発表した。
プレゼンテーションでは2024年を「日本でのBYDのビジネスをさらに加速する1年に」と位置付け、具体的な戦略が示された。
2023年は302万台の電気自動車を世界に販売

BYDは2023年に世界で302万台の電気自動車(BEV+PHEV)を販売、2024年2月までの累計販売台数は650万台に達した。ATTO3、ドルフィンなどをラインナップするBYDブランドに加えて、YANGWANG(ヤンワン)、DENZA(デンツァ)、FANGCHENGBAO(ファンチェンバオ)といったブランドを展開。ファミリーコンパクトからラグジュアリーSUV、スポーツカーなど多様なラインナップを提供している。
また、EVバスやEVフォークリフト、環境エネルギー事業なども展開。多様な電動モビリティを軸に据えたグリーン・トランスポーテーション・システムで、グリーン戦略を推し進めている。
「3つのアップデート」で認知度向上を加速

日本国内においては、2024年3月2日時点で全国51拠点、正規ディーラー22店舗を展開。2023年の年間累計登録台数は1446台に達した。
2024年は国内におけるビジネスをさらに加速させる年にするとし、3つのアップデートを提唱。第一にプロダクトのアップデートとして、年央発売予定の「SEAL(シール)」を皮切りに毎年1車種以上の新型車種投入を目指していくという。また、現在販売中のATTO3もアップデートを実施し、3月1日より発売した。
これに加えて、体験機会のアップデートとして全国約30か所をめぐるキャラバンを企画。さらにコミュニケーションのアップデートとして、人気アーティストを起用したTVCMをはじめとした大規模なブランドキャンペーンの実施を計画しているとした。
BYD 公式HP:
https://byd.co.jp/byd-auto/
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