車検・点検・メンテナンス
更新日:2016.01.18 / 掲載日:2016.01.18
車のレザーシートメンテナンス方法
goo-net編集チーム車の内装にこだわるならばシートは本革を使用したい、
と思うのが車好きの方の意見ではないでしょうか?
しかし、世の中の本革製品は靴にしろコートにしろ、何かと手入れが面倒というイメージもあります。
車のレザーシートはどのようにメンテナンスをしたら良いのでしょうか?
車のレザーシートのメンテナンスは何を使うか?
車のレザーシートをメンテナンスする場合はどんな道具を使用したらいいのでしょうか?
シートの手入れの仕方にはそれぞれこだわりがある人も多く、
このクロスがいい、あの艶出し剤がいいと様々な意見がありますが、
その中でも必ず用意した方が良いものは「清潔なタオル」です。
また、ふき取った時の汚れ具合がよく分かるので白いタオルが適しています。
まだ新車に近く目立った汚れがない状態ならば、シートクリーナーや艶出し剤は必要ありません。
薬剤は汚れが気になる時に使用しましょう。
縫い目の部分などに汚れが詰まる場合があるので、細いブラシが一本あると便利です。
クリーナーが入手できない場合やそこまで汚れていない場合は、
中性洗剤を薄めたものでも十分キレイになります。
車のレザーシートのメンテナンス方法
では実際に車のレザーシートのメンテナンス方法をご説明します。
最初に掃除機をかける
床掃除でも何でもそうですが、いきなり拭き掃除からはじめるのは掃除の方法としてNGです。
まずはシートに付着したゴミを掃除機で吸い取る必要があります。
縫い目や細かいすき間に入ったゴミは細めのブラシを使いながらゴミを吸い取りましょう。
水拭きをする
キレイにゴミを吸い取ったら、固く絞った清潔な白いタオルでシートを丁寧に拭きます。
タオルに汚れがあまりつかない状態だったら水拭きだけで十分です。
タオルを使うときはゴシゴシ強く拭かずに優しく丁寧に拭きましょう。
本革クリーナーを使用する場合
シートの汚れが取れにくい場合は薄めた中性洗剤か本革クリーナーを使用します。
本革クリーナーを使用する場合は、スポンジに少しずつ取りながら汚れを落とします。
一度に大量のクリーナーを使用すると縫い目に入り込んでしまったり、
縫い目がくすんで見えるようになってしまいます。
クリーナーの使用上の注意をよく読む事がポイントです。
艶出し剤で仕上げ
汚れが落ちて艶がなくなっていたら艶出し剤を塗りこみましょう。
スポンジを使う場合はクリーナーとは違うスポンジを使用してください。
艶出し剤を使う時も大量に使うのではなく、
薄く一定方向に塗りこむと塗りムラを抑える事が出来ます。
最後に乾拭きタオルで余った艶出し剤をふき取ったら仕上げです。
本革のメンテナンス用にいろんな種類のクリーナーや艶出し剤が販売されていますが、
使用上の注意をよく読むことと、一度に大量に使用しない、という点は必ず守ってください。
シートを長持ちさせるためにもこまめに丁寧にメンテナンスを行いましょう。