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車検・点検・メンテナンス
更新日:2024.01.17 / 掲載日:2023.06.19

年数?走行距離?車の寿命の見極め方と車に長く乗るメンテナンス・点検方法

年数?走行距離?車の寿命の見極め方と車に長く乗るメンテナンス・点検方法

グーネット編集チーム

車の買い替えを考える際、今乗っている車の寿命がくるまで乗り続けてから乗り換えるか、すぐに乗り換えてしまうかを悩む方も多いでしょう。
基本的に車の寿命は年数と走行距離が1つの目安とされていますが、メンテナンスと点検で寿命を延ばすことも可能です。

今回は、一般的な車の寿命と買い替えするかどうかの見極めのポイント、車に必要なメンテナンスと点検方法を紹介します。

車の寿命といわれる年数と走行距離

一般的な車の寿命といわれる、年数と走行距離を見ていきましょう。

車の寿命は年数では13年が目安

新車で購入して廃車にするまでの寿命は、毎日車に乗る人とそうでない人で違いはありますが、現在では13年が1つの目安といわれています。車が普及しはじめた1970年代は7年程度でしたが、車の耐久性の向上や技術開発により、故障や事故が減ったことで寿命は確実に延びています。

車の寿命は走行距離では10~15万キロ

車の寿命は走行距離では10~15万キロ

グーネット編集チーム

新車の寿命を走行距離で判断する場合、10~15万キロが目安です。なぜ10万キロ以上なのかというと、「エンジンの寿命」と合致するからです。

10万キロ以上の走行で、エンジン内部のタイミングベルトが切れる故障が発生しやすくなります。加えて、エンジンが故障するとほかの部品も故障しやすいため、10万キロを目安に車を買い替えるケースが一般的です。

車の本当の寿命はどこで見極める?

年数と走行距離のほかに車の寿命を見極めるポイントは、交換費用が高額なエンジンの故障と、メーカーの部品供給が終了することです。

エンジンの交換は100万円ほどかかることも多く、エンジン以外の故障が見つかると費用がさらにかさみます。加えて、メーカーの部品供給が終了すると、修理をしたくてもできない状況になり、乗り換えを判断せざるを得なくなるのです。

ただし、これまで紹介した寿命の目安は、点検やメンテナンスを何もしていない場合です。定期的にメンテナンスをおこなっていれば、20年、10万キロ以上と車に長く乗ることができます。

車に長く乗るための必要なメンテナンス・点検

車に長く乗るための必要なメンテナンス・点検

グーネット編集チーム

車をできるだけ長く乗りたい方におすすめしたい、定期的におこなうと効果的なメンテナンスと点検方法を紹介します。

洗車をする

洗車は単純にボディを掃除するだけでなく、車の状態を点検する絶好のタイミングです。ボディの傷やエンジンルームの異臭、タイヤの摩耗や空気圧、ヘッドライトやウィンカーの点灯状況、ブレーキのテストなど、洗車と同時の点検をおすすめします。

エンジンオイル交換

エンジンオイルの交換を怠ると、エンジンの故障につながります。走行距離は5,000~15,000キロ、期間は3か月~6か月を目安に、定期的に交換しましょう。エンジンオイルを交換した走行距離と日付をステッカーに記入し、車内に貼っておくと忘れずに済みます。

また、オイルエレメント(エンジンオイルの汚れを除去するフィルター)の交換も、車の寿命を延ばす重要なポイントです。2,000円前後の費用がかかりますが、2回に1回は交換することをおすすめします。

タイヤの点検・交換

タイヤは走行の有無にかかわらず、4年ほどでタイヤの表面のゴムが劣化します。ただし、タイヤの亀裂やヒビがある、溝の深さが3.2mm以下という場合、4年以下でもタイヤを交換しましょう。また、常に適正な空気圧を保つことで、タイヤの寿命を延ばすことにもつながります。

バッテリー交換

バッテリーは車のエンジンを動かすために欠かせない部品です。バッテリーの寿命は2~3年といわれており、カーナビやオーディオなどの電装品が多いと寿命がより短くなります。

「ヘッドライトが暗い・ワイパーなどの動きが遅い・エンジンのかかりが悪い・バッテリー液の減りが早い」、といった症状はバッテリー交換のサインです。交換を怠ると発電部品の故障につながるため、症状がない段階でバッテリーを交換しましょう。
また、長期間運転しない場合はエンジンを10分ほどかける、バッテリー液を補充する、といったメンテナンスでバッテリーが長持ちします。

タイミングベルトの交換

エンジン内部にあるタイミングベルトの交換は10万キロが目安です。耐久性の高い部品ですが、10万キロに満たなくても切れる場合があるので注意しましょう。メーカーで部品の供給があれば、35,000円程度で交換できます。

まとめ

車の寿命は一般的な目安で期間で言うと13年、走行距離って言うと10~15万キロが目安といわれています。しかし、エンジンが故障している場合やメーカーの部品供給が終了している場合、修理が難しくなってくるので乗り続けることは難しいでしょう。

また、車の寿命を延ばすには、定期的なメンテナンスと点検が必要です。劣化が早いバッテリーとタイヤは洗車時に状態を点検し、劣化がある場合はなるべく早く交換しましょう。なお、エンジンオイルとタイミングベルトは年数と走行距離を管理し、異常が起きる前に交換することをおすすめします。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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