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キズ・へこみ直し
更新日:2025.05.15 / 掲載日:2021.02.10

車のキズやへこみを修理する方法|DIYや業者に依頼する際の費用相場

車のキズやへこみは、自分で直せる場合とプロに頼むべき場合があります。

小さなキズであればDIYも可能ですが、範囲が広いものやへこみを伴うものは業者に依頼することを強くおすすめします。

そこでこの記事では、キズやへこみの種類や原因を、写真を使ってわかりやすく紹介しましょう。DIYでの修理方法や、業者に依頼する際の費用相場も解説しています。ぜひ最後までご覧いただき、自分で修理するか業者に依頼するかの参考にしてください。

1. 車のキズやへこみはすぐに修理しよう

サビて剥がれた車のボディ(イメージ)

車についたキズやへこみ、すぐに修理すれば最小限のコストで済みます。

キズやへこみは見た目を損なうだけでなく、ボディの劣化を早める原因になります。放置期間が長くなるほど、高額な修理費用につながるため、すぐに修理しましょう。

バンパーは樹脂製のためキズの影響は少ないですが、ボディ部分は鉄でできているため、キズから雨水などの水滴が侵入するとサビが発生します。

サビは塗装を剥がれやすくし、悪化するとボディの強度低下につながります。サビが車体の内部まで侵食すると、サビ取りや部品交換など、傷の修理代より高額な費用が発生してしまうのです。

中古車として売却する際、キズやへこみ、サビがあると査定額が減額されるため、査定額を下げないためにもできる限り早めに修理しましょう。

2. 車についたキズやへこみの種類・原因

車のキズやへこみは、知らないうちに発生していることがよくあります。どのような原因で、どんな種類のキズがあるのか、代表的な5つの種類を写真とともに解説します。

(1) 線キズ

線キズ(イメージ)

狭い道で対向車を避けようとして路肩の木の枝がボディに当たったり、洗車機のブラシでついたりする、線のような細かいキズです。

洗車後、車を拭きあげる際に硬めの布が擦れただけでも発生する比較的よくあるキズです。黒などの濃色系のボディカラーではキズが目立ちます。

あまり神経質になりすぎる必要はありませんが、発見したらコンパウンドで磨けば除去できます。

(2) ひっかきキズ

ひっかきキズ(イメージ)

駐車場で猫などの小動物がボディに登ったり、鍵やアクセサリー、木の枝など硬いものが擦れたときに発生するキズです。指で触ったときに爪がひっかかる、キズの深さが特徴です。

軽度なひっかきキズであれば、コンパウンドで対応できます。

キズが深ければ下地の塗装まで達している可能性もあるため、タッチペンでの補修や専門業者での修理が必要になります。

(3) 擦りキズ

擦りキズ(イメージ)

道路の縁石や駐車場によくある、ブロック塀などの面が大きい壁にボディをこするとできるキズです。

車格が大きい車で発生しやすい傾向があります。狭い道や鋭角な曲がり角が多い地域では注意しましょう。

範囲が狭ければタッチペンでの補修も可能ですが、広い場合は業者への依頼をおすすめします。

(4) ガリキズ

ガリキズ(イメージ)

擦りキズ同様、縁石やブロック塀に擦った際できるキズです。擦りキズよりダメージが大きく、場合によっては深くえぐれたキズになります。

車高の低い車が駐車場の車輪止めに勢いよく当たり、バンパーにガリキズができるケースがよく見られます。

ガリキズはDIYでの修理は難しいため、業者に依頼しましょう。

(5) へこみキズ

へこみキズ(イメージ)

バックで駐車する際ポールに気づかず、バンパーをぶつけてしまった場合などにできやすい、へこみを伴うキズです。

擦りキズと同じような状況で発生しやすくなっています。

へこみキズを修理するには、パテ埋めなどの技術が必要になるため、DIYせず業者に依頼してください。

3. DIYで車のキズを修理する方法

車のキズは、軽度なものならばDIYでも修理できます。

DIYによる修理は費用を抑えられますが、作業に失敗すると傷を悪化させてしまうリスクも伴います。そのため、DIYする場合は、傷の種類や状態をよく見極め、適切な方法を選択することが重要です。

以下にキズの種類と状態、修理方法、難易度をまとめています。

キズの種類キズの状態キズの修理方法修理の難易度
・線キズ
・ひっかきキズ
・こすれば消えるキズ
・擦りキズや洗車キズ
・爪がひっかからないキズ
コンパウンド比較的簡単に修理可能
・ガリキズ
・擦りキズ
・ひっかきキズ
・キズの範囲が狭く、塗装が剥がれている程度のキズ
・コンパウンドで修理できない小さなキズ
・爪がひっかかるキズ
タッチペン塗装の下地が見えていない場合は自分で修理可能
(完全に目立たなくすることは難しい)
へこみキズ・コンパウンドやタッチペンで修理できない深いキズ
・キズだけでなくへこみがある
パテ自分で修理するのは難しいため、業者に依頼

くわしい修理方法は、下記の記事で紹介していますのでこちらをご覧ください。

4. キズやへこみの修理を業者に依頼する場合

車のキズやへこみの状態を見てもらっている様子(イメージ)

車のキズやへこみの修理を業者に依頼する場合、費用相場や修理費用が高額になる理由、費用を抑えるポイントなどを理解しておくことが大切です。

なお、小さなキズの修理でも、自分で修理するのが不安な場合や、より完璧な仕上がりを求めるのであれば業者に依頼しましょう。

(1) 業者に依頼する際の費用相場

車のキズやへこみの修理費用は、損傷の程度や場所、修理方法によって大きく異なります。

具体的な費用相場は以下の表を参考にしてください。

キズの種類や場所費用相場
小さいキズや浅いキズ10,000〜20,000円
深いキズやへこみ20,000〜50,000円
バンパー10,000〜40,000円
フェンダー20,000〜50,000円
ボンネット20,000〜50,000円
ドア30,000〜60,000円
バックドア20,000〜50,000円

小さく範囲が狭い線キズであれば数千円から、へこみを伴う大きな損傷の場合や複数箇所修理する場合は数十万円かかることもあります。

くわしくは、複数の業者に見積もりを依頼して、正確な費用を確認しましょう。

(2)なぜ車のキズ・へこみ修理費用は高額になるの?3つの理由

車のキズやへこみの修理費用は、一見小さなキズでも想像以上に費用がかかります。具体的には以下3つの理由から高額になります。

1. 修理に多くの工程と手間がかかる
2. 高度な専門知識と技術が必要
3. 特殊で高価な設備や道具が必要

順にご紹介します。

① 修理に多くの工程と手間がかかる

修理にはたくさんの工程があり、それぞれ手間がかかります。

範囲が小さくてもキズが深ければ、キズをパテで埋め、滑らかに研磨してから、下地を整える必要があります。その後、塗装したら乾燥させて、最後に磨き上げなければいけません。

へこみの場合は、さらに複雑な作業が必要です。特殊な工具を使って元の形に戻し、周囲の色に合わせて塗装しなければなりません。

このように、多くの時間と手間がかかるため、費用が高くなってしまうのです。

② 高度な専門知識と技術が必要

高度な専門知識と技術が必要とされる点も、費用が高額になる理由です。

車の塗料は種類が豊富で、経年劣化によって色味が変化します。そのため、元の色と完全に一致する塗料を調合するには、熟練の技術と経験が不可欠です。

わずかな歪みや凹凸も見逃さない、精密な作業も求められます。

とくに輸入車や高級車では、特殊な塗料が使われていることが多く、専門知識がなければ対応が難しい場合もあるのです。

③ 特殊で高価な設備や道具が必要

最後に、高品質な修理を実現するために、特殊な設備や道具が必要になります。これらの設備や道具は非常に高価で、導入や維持にもコストがかかります。

業者によっては、最新の設備を導入することで、より高品質な修理を提供しようと努めています。結果として、その分の費用が修理代金に反映されてしまうのです。

5. 車のキズ・へこみの修理費用を抑えるポイント3つ

車のキズ・へこみの修理費用を抑えるポイントは以下の3つです。

1. 複数の業者から見積もりを取る
2. 修理範囲を最小限にする
3. 車両保険の利用を検討する

順にご紹介します。

(1) 複数の業者から見積もりを取る

修理費用は業者によって大きく異なるため、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。

板金塗装業者、ディーラー、カー用品店など、複数業者の価格やサービス内容を比較すれば、適正価格で修理してくれる業者を見つけられます。

見積もりを依頼する際は、可能な限り来店し、実際にキズやへこみの状態を確認してもらいましょう。修理方法、期間、保証内容なども確認しておくと安心です。

なお、その業者が信頼できるかは、技術力と実績、保証内容、口コミ・評判をチェックしましょう。ホームページで過去の施工事例や資格を確認したり、口コミサイトやSNSで評判を調べたりするのが有効です。

(2) 修理範囲を最小限にする

修理費用は修理範囲に比例するため、必要最小限の修理に絞ることで費用を抑えられます。

キズやへこみの程度をよく見極め、本当に修理が必要な部分だけ修理しましょう。

たとえば、小さなキズはタッチペンで補修するだけで十分な場合もあります。また、へこみだけを修理する、という選択肢もあります。

もし、修理箇所が複数ある場合は、優先順位を付けることも重要です。安全に影響する箇所を最優先とし、見た目を損なうだけの軽微なキズは後回しにする、あるいは見送るという判断も必要でしょう。

くわしくは専門業者に相談し、最適な修理範囲を検討してください。

(3) 車両保険の利用を検討する

車両保険に加入している場合は、保険適用となるか確認しましょう。

保険適用すれば、自己負担額を抑えられます。ただし、保険を使うと等級が下がり、翌年以降の保険料が上がるかもしれません。

修理費用と保険料の差額を考慮し、慎重に判断しましょう。

6. 車のキズへこみの修理はグーネットピットにお任せください

愛車のキズやへこみは、美観を損ねるだけでなく、放置するとサビが発生し、車体の劣化を加速させる原因となります。

そのため、早期発見・早期修理が、愛車を長持ちさせる秘訣です。

修理方法は大きく分けて「DIY」と「業者依頼」の2種類です。DIYは費用を抑えられますが、仕上がりのクオリティは業者に劣ります。一方、業者に依頼すればプロの仕上がりを得られますが、費用は高額になります。

どちらを選ぶかは、キズの程度、予算、そしてご自身の技術力に左右されます。修理に自信がない場合は、無理にDIYせず、プロに依頼しましょう。

グーネットピットには、豊富な実績と高い技術力を持つ整備工場が多数登録されています。

Webサイトから、お近くの信頼できる業者を簡単に見つけられますので、ぜひ、グーネットピットをご活用ください。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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