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更新日:2023.01.19 / 掲載日:2023.01.19
シボレー 史上初&歴代最速の新型電動AWDコルベット「E-Ray」初公開

シボレーは現地時間の1月17日、コルベット史上初の電動AWDモデルの新型「コルベット E-Ray」を2024年型モデルとして世界初公開した。
同モデルは2023年後半より北米にて発売され、現地での価格は1LZクーペが104,295ドル、1LZコンバーチブルモデルが111,295ドル。
なお、日本導入時期は未定。
6.2L V8エンジンと電気モーターの組み合わせが最高出力655馬力を発揮

コルベット E-Rayは、同モデルの誕生70周年を祝うモデルとして登場。ルーフを取り外せるクーペとハードトップコンバーチブルの2モデルを設定する。
ゼネラルモーターズのマーク・ロイス社長は「1953年に熱狂的な反響を呼んだ『シボレー コルベット』のコンセプトは、その後70年にわたるパッション、パフォーマンス、そしてアメリカらしい創造力の幕開けとなりました。コルベット初の電動AWDの『E-Ray』は、さらに一歩進んで、コルベットが何を提供できるか、その可能性を広げます」と語る。
パワートレインは、最高出力495馬力・最大トルク470lb.ftを発生するV型8気筒 6.2L エンジンと、最高出力160馬力・最大トルク125lb.ftの電気モーター、1.9kWhのバッテリーパックで構成。システム最高出力は655馬力を発揮する。
パワフルなパワートレインが低速トルクからの素早い推進力を発揮し、0-60mph(0-96km/h)加速を2.5秒、1/4マイル(約400m)を10.5秒で駆け抜ける、史上最速のコルベット量産車としている。
E-Rayは「ステルスモード」と称する街乗り用の電気駆動モードも備え、同モード設定時の最高速度は45mph(約72km/h)に達する。
このほか、ブレンボ社製カーボンセラミックブレーキシステム、3種類のサスペンション設定が可能なマグネティックライドコントロール4.0を標準装備。
レーンディパーチャーウォーニング付きレーンキープアシスト、フォワードコリジョンアラート、オートマチックエマージェンシーブレーキングなどといった運転支援システムも備えている。
パフォーマンス重視の洗練されたスタイル

エクステリアデザインは、洗練された躍動感のあるスタイルとパフォーマンスを重視したデザインを採用。現行型コルベットより3.6インチ(約91mm)ワイド化した力強いワイドボディのプロポーションで、軽量アルミホイールは専用の5スポーク・ツイストスターデザインを採用している。
ボディカラーは2024年型の新色であるリップタイドブルー、シーウルフグレー、キャクタイを含む14色のボディカラーを用意。エレクトリックブルーの「E-Ray」専用ボディレングス・ストライプ・パッケージ、4種類のアルミホイール仕上げ、ブラックカラーのエグゾーストチップとブライトバッジ、カーボンファイバー製のグラウンドエフェクトといった装備でパーソナライズすることも可能だ。
また、内装は2024年型コルベットのみに導入されるという、仕上げの大部分に深いグリーンの色調を補完的に配色したアルテミスディップドインテリアを採用。さらにシートやインテリアカラーなど複数のオプションを選択できる。


