マツダ　CX-50　米国向けにワイルドなアウトドア仕様車発売

　米国マツダは現地時間の8月2日、北米専用モデルのクロスオーバーSUV「CX-50」の2023年モデルにアウトドア仕様の装備を揃えた「CX-50 2.5 Turbo Meridian Edition（メリディアン・エディション）」を設定し発売すると発表した。現地での価格は39,950ドル（日本円約531万円）から。

専用装備を施してワイルドな印象に

　メリディアン・エディションは、上位グレードの「2.5 Turbo」がベース。足回りはファルケン製オールテレインタイヤ（225/60/18）にブラックメタリックの18インチアルミホイールを組み合わせ、悪路走破性を向上。このほか、外観ではヘッドランプガーニッシュ、専用フードグラフィック、ブラックのホイールロックおよびラグナット、サイドロッカーパネルなどを装備する。外装色はポリメタルグレーメタリックとジルコンサンドメタリックの2色を用意し、内装色はテラコッタレザーを基調にブラックのアクセントを加えた。

　パワートレインはベースモデル同様、Skyactiv-G 2.5L ターボ4気筒エンジンとマニュアルシフト付6速ATの組み合わせに、AWDを標準装備。ノーマル、スポーツ、オフロード、トーイングの各ドライブモードを備えた「Mi-Drive」を搭載する。トーイングモードでは、マツダ純正のトーイングヒッチを装着することにより、最大3,500ポンド（約1,500kg）の牽引を可能としている。

アウトドア志向のパッケージ２種類も併せて用意

　メリディアン・エディションの設定に伴い、アウトドア志向のオプションパッケージも用意された。

　「APEX Package（アペックス・パッケージ）」は、ルーフマウントのブラッククロスバー、ルーフプラットフォーム、フロント＆リアスプラッシュガードを揃え、積載能力の向上を図れる内容。

　もう一方の「Meridian Choice Package（メリディアン・チョイス・パッケージ）」はメリディアン・エディション以外のグレードで選択できるオプションパッケージで、ルーフマウントブラッククロスバー、ルーフプラットフォーム、フロント＆リアスプラッシュガード、サイドロッカーガーニッシュ、ヘッドライトガーニッシュ、ブラックホイールロック＆ラグナットが用意される。また、メリディアン・エディションとは異なるデザインのマットブラックフードグラフィックもセットになっている。

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