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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.12.07
トヨタMR-SとホンダS2000の燃費や乗り心地等を徹底比較してみた
goo-net編集チーム
今回はトヨタの人気車種のMR-S(MRS)MR-S Vエディションと、
ホンダのS2000(S2000)ベースグレードを徹底比較したいと思います。
共にトヨタとホンダを代表するオープン・カブリオレ・コンバーチブルタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■トヨタ MR-S(MRS)MR-S Vエディション
全長×全幅×全高
3895×1695×1235mm
■ホンダ S2000(S2000)ベースグレード
全長×全幅×全高
4135×1750×1285mm
両車ともに2座オープンスポーツです。
S2000の方が全長240mm、全幅55mm、全高50mm上回っています。
MR-Sは5ナンバー枠に収まるライトウェイトスポーツカーです。
S2000は、ノーズの長い特徴あるスリークなボディラインが特徴です。
タイヤサイズ
■トヨタ MR-S(MRS)MR-S Vエディション
(前)185/55R15
(後)215/45R16
■ホンダ S2000(S2000)ベースグレード
(前)215/45R17 87W
(後)245/40R17 91W
両車ともに前後でサイズの異なるスポーツタイヤを履いています。
MR-Sは前15インチ、後16インチの異径サイズのタイヤを履き、
軽快なミッドシップレイアウトの走りを楽しむためのスポーティな設定です。
S2000は前後17インチでパワフルなエンジン出力を受け止め、
るリアのグリップ性能と回頭性を重視した設定となっています。
ともに剛性感の高いアルミホイールを標準で装備しています。
乗車定員
■トヨタ MR-S(MRS)MR-S Vエディション
2名
■ホンダ S2000(S2000)ベースグレード
2名
両車ともに、2名の乗車定員です。
維持費(燃費)
■トヨタ MR-S(MRS)MR-S Vエディション
10モード/10・15モード燃費:14.8km/リットル
排気量:1794cc
最高出力:140ps(103kW)/6400rpm
最大トルク:17.4kg・m(171N・m)/4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1010kg
■ホンダ S2000(S2000)ベースグレード
10モード/10・15モード燃費:11.0km/リットル
排気量:2156cc
最高出力:242ps(178kW)/7800rpm
最大トルク:22.5kg・m(221N・m)/6500~7500rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
車両重量:1250kg
MR-Sは1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+ミッドシップ、
S2000は2.2L 直列4気筒自然吸気エンジン+FRです。
両車ともスポーツ走行を積極的に楽しむための6速マニュアルシフトを搭載しています。
燃費はMR-Sの方が3.8km/リットル数値的に優れています。
これはMR-Sの方が排気量362cc、車両重量240kgコンパクトな事が主な要因と言えるでしょう。
ともに発売当時の10モード/10・15モード燃費モードによる燃費表示です。
ともにエンジンを高回転まで回してパワーを稼ぐエンジン特性です。
使用燃料はMR-Sが無鉛レギュラーガソリン、S2000は無鉛プレミアムガソリン仕様です。
自動車税はMR-Sが年間39,500円、S2000は年間45,000円です。
※自動車税は2016年11月時点で参照したものとなります。
室内
■トヨタ MR-S(MRS)MR-S Vエディション
室内長×室内幅×室内高
895×1350×1055mm
■ホンダ S2000(S2000)ベースグレード
室内長×室内幅×室内高
800×1350×1055mm
両車ともスポーティなパッケージデザインであり、
2人だけの心地の良いタイト感が演出されています。
MR-Sはミッドシップレイアウトにより、車体の真ん中にシートが位置するため、
前後の見切りの良いやや落ち着いた開放感あるコクピットが特徴です。
最適な重量配分のためシート背面をラゲッジスペースとしてあり、
ジャケットや小物の収納スペースとして便利です。
S2000はスポーツカーらしい無駄のないシンプルなインテリアデザインにより、
トップを閉めた場合はよりタイトさを感じるコクピットです。
両車ともにオープンモデルであり、トップを開けた時の爽快感は、数値には表せない魅力です。
新車価格
■トヨタ MR-S(MRS)MR-S Vエディション
2,289,000円
■ホンダ S2000(S2000)ベースグレード
3,864,000円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
両車とも運動性能を重視したショートホイールベースが特徴で、
軽快なハンドリングと乗り味を実現しています。
■トヨタ MR-S(MRS)MR-S Vエディション
低い重心とミッドシップの特性からも、よりスポーティに味付けされたパッケージです。
最終型の本モデルはボディ剛性、サスペンション剛性を強化し、
スポーツ走行でも安定した挙動を示すやや硬めな乗り心地が特徴です。
身体をしっかりホールドする革スポーツシートを備え、
ストラット式ながら熟成されたサスペンションと相まって、
揺れの少ないスポーティな乗り味を提供しています。
■ホンダ S2000(S2000)ベースグレード
剛性感たっぷりのボディと足周りから、非常にソリッドな乗り味です。
路面の追従性に優れ、
余計な動きを吸収してくれる前後ダブルウィッシュボーン式の専用サスペンションは、
安定感のある運動性能を提供してくれます。
タイトな室内スペースながら、オープンでもクローズでも、
エンジン音を聞きながらピュアスポーツらしい乗り味を堪能できるパッケージと言えるでしょう。
操作性
最小回転半径は、MR-Sが5.0m、S2000が5.4mと、
MR-Sの方が、より小回りがきく事がわかります。
この差はボディサイズとトレッド幅、オーバーハングの違いが主な要因と考えられます。
ともに前後異なるサイズのタイヤを履き、
旋回時の回頭性、運動性能にこだわったスペックと言えるでしょう。
ターゲット層
両車は同じスポーツカテゴリーとして比較されますが、
駆動方式、ボディサイズ、エンジン特性などに違いがあります。
■トヨタ MR-S(MRS)MR-S Vエディション
トヨタのライトウェイトオープンカーの最終モデルです。
愛嬌のあるフロントデザインながら、しっかり成熟された完成度の高さが自慢のパッケージです。
前後サイズの異なるタイヤを備え、スポーツ走行時の回頭性の良さが特徴です。
1.8Lの排気量ながら軽快な回転フィールを持つ自然吸気エンジンと6MTにより、
本格的なスポーツ走行を楽しむ事ができる貴重なオープンモデルです。
革シートを備え、走りも装備もクオリティの高い、
本格的ミッドシップスポーツカーを楽しみたい方々におすすめです。
■ホンダ S2000(S2000)ベースグレード
2世代目にあたる2.2L 4気筒自然吸気エンジンは、
トルク重視になったとはいえ、ホンダ独自のバルブ切り替えVTEC機構を備え、
7700回転のレブリミットまで力強くよどみなく吹け上がるエンジン特性を持つ、
ピュアスポーツカーです。
シャーシー性能にこだわり、クローズドモデル同等以上の剛性の高いボディと、
姿勢変化の少ない4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを持つ足周りが、
圧倒的な運動性能を誇ります。
ドアを開けた瞬間からスポーティでタイトな空間が広がります。
6MT+VTEC自然吸気エンジンで、
エンジン音を聞きながら本格的な走りを楽しみたい方々へおすすめです。
外観
goo-net編集チーム
トヨタ MR-S(MRS)MR-S Vエディション
goo-net編集チーム
ホンダ S2000(S2000)ベースグレード
※参考URL
トヨタ MR-S(MRS)MR-S Vエディション:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/MRS/10030894/index.html
ホンダ S2000(S2000)ベースグレード:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/S2000/10043700/index.html