立体駐車場の使い方と入れ方のコツとは

立体駐車場には自走式と機械式と呼ばれる2種類があります。

自走式は自らが空いている駐車スペースに停めるタイプのものです。
機械式は自動車をパレットと呼ばれる駐車スペースに停めることで、
あとは機械がまるでエレベーターのように車を駐車スペースまで運んでくれるタイプのものです。

自走式の場合は特に使い方などはなく、普通の駐車場と変わりません。
商業施設のタワーパーキングや時間貸しの機械式の駐車場は、
係員が常駐している場合が多く、係員の指示に従えば問題なく駐車することができます。

マンションなどの機械式の場合は、
決められた空いたパレットに通常の駐車場と同じように駐車します。

機械式の手順としては、まず同乗者や荷物を先に下ろし、
ドアミラーや場合によってはアンテナをたたみます。

次に駐車装置の前にある鏡を見ながらタイヤをパレットに乗せるように駐車し、
ストッパーを乗り越えて正しい位置につけたら、エンジンを止めパーキングブレーキをかけます。

あとは窓やサンルーフが全て閉まっているか、
荷物は置き忘れていないかを確認し、施錠して車を離れます。

係員のいるような機械式駐車場では、
注射後は係員が車の載ったパレットを操作してくれるので、
自分で操作する必要はないのが一般的です。

機械式の入れ方のコツとしては、パレットにきちんとタイヤを乗せて少しずつ動かすことです。

ここでアクセルを踏みすぎてしまうと、ストッパーでタイヤが浮いてしまったり、
勢いが強すぎて上手く駐車できない可能性があります。

何より事故に繋がる危険性があるので、
必ずスピードは落とし正しい位置に停めることを心掛けましょう。

立体駐車場を利用する時に注意しなくてはいけない点として、
子どもが駐車スペースに入らないようにすることや、誰もいないだろうと高をくくらず、
誰もいないことをきちんと確認しながら車を進めることが大切です。

機械式の立体駐車場では重大事故に繋がるケースもありますので、
十分に気を付けるようにしましょう。

また、パレットに車を入れる際は、まっすぐ入庫することです。
曲がって駐車すると、予期せぬ事故に繋がる恐れがあるので、
必ずまっすぐ駐車スペースに車が収まるように停めるようにしましょう。


今回は立体駐車場の中でも、特に機械式のものについて詳しくご紹介しました。
初めてだとどうしていいか分からない方もいらっしゃいますが、利用していくうちに慣れていきます。

今回ご紹介したことを頭に入れつつ、立体駐車場を利用してみてください。