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更新日:2020.04.08 / 掲載日:2016.06.24
ホンダ アコード ハイブリッド 新車紹介
ホンダ アコード ハイブリッド 新車紹介
紹介
【マイナーチェンジ】
発表/2016年5月26日
ホンダ・お客様相談センター 0120-112010
文●編集部 写真●ホンダ
■ハイブリッドシステムの大幅改良で実走行での燃費性能を改善
ホンダにとって、アコードという名前には特別な意味とこだわりがある。それは、1970年代当時、北米で施行されていた非常に厳しい環境規制を世界で初めてクリアしたのがホンダのCVCCエンジンであり、初代アコードこそその搭載モデルだったという歴史を持つから。新型アコードに搭載された新ハイブリッドシステムも、環境性能とゆとりのある走りの両立というコンセプトでは、初代以来の一環した思想のもとに開発されている。
■ドライビング/ユーティリティ
今後、電動化をより強力に推し進めていくというホンダ。現在、同社が持つハイブリッドシステムは、車格に合わせて3つ存在(i-DCD、i-MMD、SH-AWD)するが、中型クラスであるアコードには、2モーター・ハイブリッドシステムである「i-MMD」が搭載される。
「i-MMD」は、走行用と発電用のふたつのモーターを備え、エンジンは主に発電機として働きつつも、高速クルーズ時には駆動系に直結されて駆動力を提供するシステム。システムそのものは改良前のアコードハイブリッドから投入されていたが、新型ではさらに改良を加えることで燃費性能は30.0km/Lから31.6km/Lへと進化(ともにJC08 モード)。それと同時にエンジン最高トルクも1kgm改善させ、低燃費とハイパワーを両立させている。また、バッテリーユニットを新設計することで、小型・軽量化を実現し、トランク容量を従来の398Lから424Lへと大幅に増加させたのもニュース。これにより、搭載できるゴルフバッグも従来の3つから4つへと増えた。
「マイナーチェンジの枠を超えた改良」という内容の変化に合わせて、外観もスポーティさとダイナミックさをテーマにリフレッシュ。とくにLED でありながら線で光りを放つインラインタイプのヘッドライトの採用によって、従来モデルとは明確な差別化を実現した。
■インテリア/エクステリア写真[1]
ハイブリッド特有の装備としてスポーツモードを新設。こちらも特有の装備となるステアリングの減速セレクターは、アクセルオフ時の減速度を4段階で変更できるというもの。
ダークブラウンの木目調パネルや黒艶の加飾パネル、金属調の塗装により上質された空間を演出。ボディ中央を外側に張り出させた樽型パッケージで室内幅を広げた。
■インテリア/エクステリア写真[2]
コイル巻線の形状を丸型から角形に変更することで小型化しながら出力・トルクを向上させた。設計だけでなく製造も自社にて行う。
発電のためにアトキンソンサイクルを採用し低燃費運転を実現。高速クルーズ時には車輪を駆動する。
グレード構成は標準モデルのLXと上級グレードのEXという2モデル構成。写真はEXで18インチホイールを履く。ボディカラーは新色のプレミアムディープロッソ・パール。
ホンダ アコード ハイブリッドEX(CVT)
全長×全幅×全高 | 4915×1850×1465mm |
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ホイールベース | 2775mm |
トレッド前/後 | 1585/1590mm |
車両重量 | 1600kg |
エンジン | 直4DOHC+モーター |
総排気量 | 1993cc | エンジン最高出力 | 145ps/6200rpm |
エンジン最大トルク | 17.8kg m/3500-6000rpm |
モーター最高出力 | 184ps/5000-6000rpm |
モーター最大トルク | 32.1kg m/0-2000rpm |
JC08モード燃費 | 30.0km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | ダブルウィッシュボーン |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 235/45R18 |
価格
アコード ハイブリッド | 385万円~410万円(全グレード) |
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